子の心親知らず

実の母親に家庭を壊された毒親育ちのシングルマザーが親子のあり方を考察するブログ。

過干渉毒親の実態:勝手に片付ける、捨てる

母は私のものや私の娘のものをすぐに勝手に片付ける。

 

2歳の娘のものは当然母親である私が管理している。

 

だけど母はすぐに勝手に片付ける。

 

2歳の子どもは、これは私の、これは誰の、という

所有を確認したい年頃で、勝手に触ったり移動させたりすると

「いや!」と言って怒る。

 

2歳の子でももうそんな感情があるのに

母は40歳の私の持ち物までも、未だに勝手に片付ける。

ひどい時は捨てる。

 

この前、リビングで私がフォトブックのクーポン券をみていて

「これ申し込もう」と思って置いておいたのだけど

 

その時一緒に見ていた雑誌の横にポンと置いていたから

私がちょっと離れた隙に母が片付けてしまっていた。

 

私はそのことをすっかり忘れていて

翌朝フォトブックを申し込もうと思って

クーポン券を探した。

 

あれ?ない。

母に聞いた。

 

「昨日ここら辺に置いてたフォトブックのクーポン券

どこやった?」

 

「知らんよ!!」

 

「え?でも昨日ここで見て確か雑誌の横に置いといたんやけど」

 

「え〜?昨日夜なんか床に落ちとったチラシみたいなんやったら

捨てたわ。」

 

「は?!なんで捨てるん。申し込もうと思って置いといたのに!」

 

「なんや床に落ちてるからいらんのかと思ったんやん。

え〜、ゴミまとめたけどまだ出してないからあるかもしれんけど」

 

母は仏頂面で庭先にまとめていたゴミ袋を開けて

探し始めた。

 

「もう〜どんなやつ?」

 

説明したけど母は

「ない〜ないよ、そんなん」

というばかり。

 

私が自分でゴミ袋の中をちょっと見たら、あった!

 

「なんでゴミにしとん。使おうと思って置いといたんやで」

 

「床に置いてあったらいらんと思うやろ!」

 

「なんでよ。ていうか人のもの聞かずに勝手に捨てるって

ひどいな」

 

「何がや!あんたが片付けへんからやろ!意味わからんわ!」

 

・・・母は、人のものを勝手に捨てておいて、

それを指摘されても絶対に謝らないのだ。

 

そうか、私は母にとって”人”じゃないからか。

 

私の持ち物は母は勝手にいるかいらないか判断して

処分してもいいんだね。

 

私も母の所有物にすぎないから。

そういうことでしょ。

 

母は、私にも意図やルールがあって

物をそこに置いている、ということを理解しようとしない。

 

プリントした離婚調停に使う書類を

見られたくないから裏返しにしてプリンターの上に

一時的に置いていた時も

 

私がちょっとその場を離れた隙に

(10分くらい)

母は「紙が出しっぱなしになっている」と思って

またプリンターの用紙トレイに戻していた。

 

私が手洗いモードで洗おうと思って

寝室の端に置いておいた洋服も、「出しっぱなしにしている」

と思って勝手にタンスにしまってしまう。

 

何日も出しっぱなしなら、片付けられても仕方ないかも

しれないけど、一晩とか、10分とか。

 

私が用事でその場を離れている隙

顔を洗っている隙

 

そんな些細な隙間に母は最優先に私の物を、

片付ける。

 

何度も何度も言った。

 

私にも ”使う””洗う””持っていく”などの

意図があって、わざわざそこに一時的に”置いている”のだと。

 

だから、勝手に片付けたり、場所を移動させたり

捨てたりしないで欲しいと。

 

何度も、何度も、言った。

 

それでもまた次の日、母は当たり前のような顔をして

私の持ち物を触っている。

 

母の目には、娘の物が本来あるべき場所と違う場所に

置いてある=出しっぱなしにしている、忘れている、片付けていない。

 

そういうことになるらしい。

 

捨てていいものは、ゴミ箱に自分で入れるからと。

 

私の持ち物を勝手に触ることに関して

母が私に謝ったことは一度もない。

 

「それ使おうと思って出してるから片付けないで」

 

「そう」

 

不機嫌な顔でしまおうと手にしていた私のものをポンっと

手放し、逃げるようにそこから離れる。

 

母は物持ちで、実家は使っていない物や古いもので溢れている。

 

私のもの片付ける前に片付けないといけないもの

あるでしょうが!

 

先にテメエのもの片付けろや!

 

私はそう独り言を言って怒りを吐き出す。

 

2歳の娘は、物の場所や並びを確認する年頃で、

「いつも同じ場所にある」ことがすごく重要らしい。

 

小さな手で、

「これはここって〜、これはここで〜」と言いながら

嬉しそうにお片づけをしている。

 

それなのに、毒母はそんな孫の持ち物までも

勝手に場所を移動させ、母が気がすむように

片付けてしまう。

 

母の片付けは、使う人が使いやすいかどうか、は

完全に無視されていて

 

とにかく片付いたように見えることが最重要。

 

おもちゃは大きな箱に乱雑に放り込まれて

カラーボックスの上の段にしまわれる。

 

そうすると娘は自分で中のものを取り出せない。

だから欲しい時は大人を呼ぶ。

あるいはそのおもちゃのことを忘れてしまう。

 

母はいつもそう。

 

自分にしか分からないようにみんなが使うものを

しまい込んでしまう。

 

だから家族は使いたい時にいつも母に聞かなければ

いけない。

 

あれどこ?

ここに置いといたあれどこ行った?

 

そして母が指示する、あるいは母が取り出す。

 

みんなに分かるように片付けておいてくれれば

いちいち母に聞かなくても自分で使えるのに、

母が勝手にしまい込んだり場所を本人が片付けた

場所から移動させたりするのは

 

みんなに「お母さんあれどこ?」と聞いて欲しいから

なのかもしれない。

 

自分がいなければ家庭が回らない状態にしたい。

 

これが全ての母の行動に繋がる潜在意識だから。

 

自分の存在価値を高めたいがために

家族の所有物や行動を尊重しないなんて

 

毒でしかない。