子の心親知らず

出産後2年で離婚した毒親育ちのシングルマザーが親子のあり方を考察するブログ。

思いやりのない家

家には住む人の人柄と精神状態がそのまま現れる。

家の中の管理を担当している人の。

 

家族で暮らしている場合は大抵主婦、母親が家の中の

収納やインテリアを決めているだろうから

主婦、母親の人柄と精神状態が家にははっきりと

現れている。

 

今回実家に1年暮らして、自分の親が毒親だと気づいてからの

実家暮らしだったから、今まで洗脳されて気づきもしなかった

ものが全部見えてきてしまった。

 

この家には、思いやりがない。

 

私はずっと母は整理整頓上手だと思い込んでいた。

 

でも自分が家庭を持ち整理整頓の技術や知識を得てから

実家の収納がいかに使う人のことを考えていない

思いやりのない収納であるか、気づいてしまった。

 

まず、家族の持ち物も全て母が勝手に片付ける。

そしてラベリングは一切ない。

 

そこに置いておいたはずのものが母の手によって

一体どこにしまわれたのか、母に聞かなければ

わからない。

 

使いたいたびに毎回

「お母さん、あれどこにしまったん?」

「テーブルに置いておいたあれは?」

と聞かなくてはならない。

 

そして母は家事の手を止め

「あ〜、あれここやん!」と

知らない方が悪いみたいな言い方をしながら

得意げに出してくる。

 

いやそこにしまったのあんたしか知らないからね!

 

私と娘が寝ている寝室の、私と娘のものを

母は何より優先して朝一番に勝手に片付ける。

 

私たちが起きたらすぐに、どんな家事よりも優先して

私の寝室に入り、私と娘が朝ごはんを食べている間に

こそこそいそいそと私と娘の私物を触る。

 

私に片付けている最中に見つかってやめてと言われるのを

恐れてか、襖を半分閉めてこそこそしている様は

何かに取り憑かれているかのようだ。

 

そして私が着替えの服を取りに行く。

今は客間の和室で寝起きしているので

押入れの中に衣類収納ケースをしまって

そこに部屋着などを入れている。

 

押入れの引き戸を開けようとすると

私の外出用のリュックに当たってスムーズに

開かない。

 

押入れの前のスペースに私は外出用の

カバンや子供のコートなどを置いている。

 

でも閉めている押入れにぴったり寄せてしまうと

押入れを開けたい時に当たるから

私は少し間隔を開けてカバンを置いている。

 

それを、母はわざわざ毎朝ぴったり押入れに寄せるのだ。

 

引き戸がカバンに当たってガンッとなって

「もう、また!」と私はイラつきながら

カバンを手前に寄せて、押入れを開ける。

 

そんなことが毎朝繰り返される。

 

母は、ただ端に寄せて置いた方がスッキリ見えるから

寄せるんだろう。

 

寄せたら押入れを開ける時に当たることなど

全く想像できないで。

 

家の全ての収納がこの調子。

 

使い勝手は一切考えられず

単に「片付いているようにみえる」ためだけに

収納されている。

 

洗濯機の上にある作り付けの収納棚。

その一番上にプラスティックのケースがあり

その中に洗濯ネットが入れられている。

 

棚の幅よりケースの幅が若干大きくはみ出していて

安定していない。

 

中のネットを1枚取り出そうとすると

決まって他のネットが引っ張られ、元から不安定な

ケースごと落ちてくる。

 

ニットなどを洗おうとネットを取り出そうとするたび

ケースごと落ちて複数のネットがバラバラと壁と洗濯機の

隙間に落ちるというストレス。

 

子供が遊んでいる端から取り憑かれたように片付け

子供には届かない高さのボックスに無造作に放り込まれた

ぬいぐるみやおもちゃ。

 

横に積み重ねてしまわれている絵本。

2歳の子供が欲しい本を取ろうと引っ張ると

他の本が雪崩のように落ちてきて

子供の足に当たりそう。

 

子供のものはさすがに危ないので

私が片付け直したけど

気づけばまた母が自分流に片付け直している。

 

この繰り返し。

 

私が「こうして積んで置いたらりんごが取ろうとした時に

他の本が落ちてきて足に当たりそうで危ないから

こうしないで。」

 

わざわざ一語一句説明して見ても

「ふん、そう」と仏頂面するだけ。

 

母にとっては全て体裁を整えることだけが大切で

使い勝手がいいかどうかは全く考える必要すら

ないことなのだ。

 

「片付いているようにみえる」

「綺麗なようにみえる」

 

あ〜そうだったのか。

 

母は収納だけでなく、生活人生の全ての事柄を

体裁を整えることだけに注意を払ってきたんだ。

 

母にとっては家族が心地よく機嫌よく暮らせる家を

作ることではなく

完璧な主婦が完璧にものをしまい込んで

片付いた風にみえること、だけが

重要だったのだ。

 

そうすると当然母自身も毎日ものを出すのに

小さなストレスを抱くわけだから

イライラする。

 

不機嫌な顔で家事をすることになる。

 

自分の片付け下手が原因なのに

夢にもそうは思わず

なぜか家事のストレスは私や父のせいになる。

 

断捨離収納研究に余念がない私が

「ものはしまい込むために片付けるんじゃない。

使うために片付けるんだよ。」

と助言しても

母は自分の長年のやり方を否定されていると

受け取るので、改善できない。

 

この家に暮らしてみれば

わかる人にはわかるだろう。

 

この家を作っている人に

いかに思いやりと想像力がないのかを。

 

このストレスがなくなるだけで

私の生活がどれほど快適になるか

家を出る日が楽しみで仕方ない。

 

きっと仕事も育児も数倍はかどるだろう。