子の心親知らず

実の母親に家庭を壊された毒親育ちのシングルマザーが親子のあり方を考察するブログ。

毒親の実態:子供を絶対に信頼しない


子どもを信じること

 

この本は素晴らしいです。

親になる人みんなに読んでほしい。

 

そして毒親というものは、この本のタイトルとまさに真逆。

 

「子どもを信じないということ」

 

というタイトルの本が彼らの頭の中には入っているのかも

知れない。

 

小さな時から成人したあとまで

何があっても絶対に子どもを信じない。

 

子どもに能力があること。

成長したということ。

知識や経験がきちんとあるということ。

自分でちゃんとできるということ。

 

つまり、毒親は子どもに自力で生きる力が

あることを絶対に信じないし

 

成長して自分たちよりも知識や経験が

豊富になっていることは

死んでも信じたくないのです。

 

今日このことを再確認する会話があった。

 

2週間後に親戚と1泊で旅行に行くことになっている。

 

叔母が何かの満期金が出るのでそれを親戚との

旅行に使いたいと言って

叔母と叔母の妹である私の母、父、真ん中の叔母、

そしてたまたま実家にいるので私とりんごも一緒に

行くことになった。

 

タダで旅行に行けるんなら、と私は行くことにしたけど

不愉快な気持ちになるであろうことも分かっている。

 

折しも3月。

私が実家を出る直前の日程なので

これを親との最後の旅行にしようと心に決めた。

 

ホテルは頼まれて私が予約した。

 

最初は真ん中の叔母の夫、おじさんも行くつもりだったから

5人部屋を1つ取っていたけど、飼い犬の預け先が

見つからないということでおじさんは残ることになった。

 

私は

Booking.com で予約したので、人数を減らす変更をしようと

したけど、ウェブでできず、日曜だったからか

電話も日本語サービスがなぜか回線がいっぱいということで

通じなかったので

「人数減ったから変更」と言われてから一日時間が経った。

 

私が電話をかけるところを母も見ていたのに

翌朝起きてすぐの私に

「ホテル変更できるの?おばちゃんにお金のこと

今日言いに行くから早くしといてよ〜もう」

と不機嫌な顔で言ってきた。

 

「え、変更はできるよ、でも昨日電話も通じなかったやん。」

 

それなのになぜか母は今日叔母に言いに行くのだと言い張り

私は朝ごはんもそこそこに変更の手続きをするよう

迫られた。

 

そして一旦キャンセルして取り直すというやり方で

変更した。

 

そして支払いに関しては私のカード払いで登録されているので

おばちゃんには後日引き落とし日までに私の口座に

振り込んでくれたらいいと私は言ったのだけど

 

「ホテルのお金いつ払うの?現地払いでいいの?

おばちゃんに言わなあかんから。」

 

「いやだから予約サイトでカード払いになってるから

その方がポイントもつくし一旦カードで払うよ」

 

「それやったら一旦お母さんのカードで払うことにするから

あとでおばちゃんに〜」

 

「は?なんでわざわざお母さんのカードになるん?

予約したの私でサイトに私のカード登録してるからそれで

いいってば」

 

「引き落とし間に合うの?おばちゃん月末じゃないとお金

入らへんって言うてたで」

 

ブツブツブツ・・・・

 

なんだこのやり取り!

頭悪いんかな。

 

そして今朝は

「姉ちゃん、行くところ全部出しといて、

ルート決めるから。あ、そうやホテルの住所教えて。

車で間に合うようにちゃんと行く順番決めて書き出して

計算してやらなあかんから」

 

とまた仏頂面で言ってきた。

 

「そんなん今時グーグルマップで一発で出てくるよ」

 

「いいの!いつもお母さんたちそうやって事前に

きちんと計画して旅行するんやから!」

 

「ルート決めるんやったら私の方がうまいし。

私お母さんの何十倍も旅慣れてるよ。」

 

「結構です。自分たちでやります!」

 

「て言うか私ここ住んでたから土地勘もあるし

私が決めた方が早いけど」

 

父「いやな。おばちゃんたちも行きたいとこあるんやから

みんなが楽しめるように組まなあかんからや。」

 

「だからそのルート決めるのは私の方がうまいよってこと」

 

父母「・・・・」

 

私はムカついたのでまた朝ごはんの途中だったけど

すぐホテルの住所と名前を紙に書いて

 

「はいここに書きました。私はもう口出ししませんので」

と母の前に置いた。

 

「・・・・・」

無言。紙に手を出そうともしない。

 

母は父がいる前では私にあからさまにキツイ言い方をしない。

 

いつも一方的に娘に反抗されている献身的な母親を演じる。

 

黙って言われるがままになって悲しげな顔の一つでもして。

 

父がいないときは

「なんやその口の聞き方は!母さんあんたに言われたらものすごい

腹たつわ!」とかすっごい顔で言うのに。

 

だから父は理由など一切聞かずに

母と私の意見が食い違ったときは

決まって一方的に私が悪いと決めつける。

 

「母さんは一生懸命やっとるやろ!

良かれと思ってやな。」

 

「父さん母さんにも都合があるんや!」

 

は?

 

私もう40の大人ですけど。

 

大人にも都合があるみたいな言い方なんですの?

 

とっくに成人した娘と妻の意見が合わないとき

理由も聞かずに「娘の反抗」と決めつけるって

ど、毒親すぎる・・・・

 

大人が大人に意見を言うのは

反抗とは言いません。

 

それって支配者の発想。

 

下の者は上の者と違う意見を言ってはいけない

 

上が黒といえば白も黒と言え!

 

そもそもあなたたちは私よりも「上」なのでしょうか?

 

親だから?

年が上だから?

 

すごいな〜

本気でそんな風に思えるなんて、

 

て言うか我が子を信じないって逆にすごいね!

 

自分たちの遺伝子を引き継ぎ、

自分たちが与えた食べ物と教育でここまで大きくなった

我が子を信じないということは

つまり自分たちを信じてないってこと。

 

かわいそう・・・

 

私が独身のとき住んでいた外国に

両親と妹が遊びに来たことがあった。

 

父は初めての海外旅行だった。

 

その国では新幹線は大型連休などでなければ

前もって切符を買わなくても当日買えば余裕で乗れる

のだけど、住んでいる私がそう説明しても

コテコテ心配性の日本人3人は

 

前もって買わないと席なかったらどうするの。

いや前もって買わなあかん。

心配で寝られへん。

 

くらいに3人揃って在住者の意見を否定し

自分たちの日本流のやり方を押し通した。

 

父は私が企画した旅のあれこれ

ほぼ全部文句言ったし。

 

ほんっとに!

本気の本気で今度の旅行を親との最後の旅行にする。

 

二人で喧嘩しながら時間に追われてキチキチ

文句ばっかりのシニア旅でもしてろ!

 

(すみません、腹が立っているので口が悪くなってしまいました・・・)