子の心親知らず

出産後2年で離婚した毒親育ちのシングルマザーが親子のあり方を考察するブログ。

子どもの自立を阻む母の手

私は母の手が憎い。

 

中学生になった私が自分の靴紐を結ぼうとしているのを

遅い、と言うように私の手を払いのけて結んだ母の手。

催眠療法で出てきた光景)

 

小学生の私の髪を結んでいるとき

きつく引っ張られて「お母さん痛い」と

言ったら

「うるさい!ちょっとくらい我慢しろ!」と

怒鳴られた時の髪を引っ張る母の手。

 

大人になった私が

スーパーのレジ袋に買ったものを詰めているとき

遅い、と言うように横から手を伸ばして私から

商品を奪い、素早く袋に入れて行く

コンビニで働いていた母の手。

 

生まれたばかりの孫を母である私からさっと奪い取り

小さなお尻をペシペシ叩いてあやす母の手。

 

初めての沐浴のとき

「男に育児なんかできん!」と

一緒にやろうとした夫を浴室から締め出した

母の手。

 

子のオムツを替えている私の横から

手を伸ばしてきてオムツを引っ張ろうとする母の手。

 

もう自分で食べられる2歳の孫の食事の時

常に食器を支えてたり、一口ごとにティッシュで孫の口を拭ったり

コップを持って飲ませたてあげたりする

余計な母の手。

 

孫がおもちゃを自分で取ろうと手を一生懸命伸ばして

あと少しのところでさっと横から

おもちゃを取って”あげて”しまう、母の手。

 

娘や孫の、達成感と自尊心を打ちくだき

自立できないように”甲斐甲斐しく世話をする”

分厚い母の手が

 

子供を産んでから邪魔で邪魔で

憎くて、何度もこの手を切り落とすイメージをした。

 

母の手が不自由になればいいのにって。

 

この母が、もっと年老いて手足の自由が

きかなくなった時

私は母にずっとされてきたのと同じことを

してあげよう、と心に決めている。