子の心親知らず

実の母親に家庭を壊された毒親育ちのシングルマザーが親子のあり方を考察するブログ。

人生後半のライフワーク表明。家族の問題を扱うプロになる。

出産後から離婚までの

まるで沈みゆくタイタニック号の中で

右往左往する乗客のような混乱した気持ち・・・

 

から解放され、娘とのふたり暮らしは

基本的に平和で安心感がある。

 

だけど、テレビなんかで

家族3人、パパママ子供で遊園地なんかに

行った思い出を描いた子どもの絵なんかを

見ると、どうしても涙が溢れてしまう。

 

ドラマでもドキュメンタリーでも

両親の間に小さな子どもがいて嬉しそうに

笑っている姿なんかを見ると

どうしても涙が出る。

 

私の娘も、こうなれるはずだったのに。

なんで、なれなかったんだろうって。

 

この子の右側にパパと呼ばれる男の人が立って

にっこり笑うことはないんだ、と思うと

娘がかわいそうで、涙が出る。

 

この子が、パパ〜とか

お父さん、とか呼ぶことはないんだと思うと

胸が締め付けられる。

 

もう少し大きくなったら、本当にもうすぐ

りんごは自分にはパパという人がいなくて

他の子にはいることに気づいてしまう。

 

そのときの、りんごの胸の内を

思うと、小さな小さな、愛100%の純粋な心が

きっと傷つくだろうことを思うと

今から泣けて仕方ない。

 

私がいっぱいいっぱい抱きしめて

一緒に笑えば、大丈夫だろうか?

 

時々じいじばあばや親戚に会って

あなたはたくさんの人に愛されてるよ、と

伝えれば、大丈夫だろうか?

 

40歳まで、私のライフワークは外国と語学だった。

今、生活するためにその武器をまだ手放せないけど

一緒に外国で生活し、同じく語学が好きでライフワークだった

元夫のことをどうしても思い出してしまう。

 

私に多くの海外経験を与えてくれた元夫に

感謝する気持ちもある。

 

振り回された感もあるけど

得体のしれない何者かからの

逃避行の要素が多分にあったけれど

 

それでもほとんどの人が経験できない

広い世界を見せてくれた。

 

今はまだそれを使って私は生きる。

 

だけど、これからの人生後半

やっぱり、夫の暴力や暴言、精神障害などが

理由で怖い思いをして泣きながら子供を抱えて

離婚する女性を少しでも減らしたい。

 

愛情不足で大人になりきれないまま

結婚して妻にあたるような男性と

こちらも愛情不足で自分軸で生きることが

できていない女性を

減らしたい。

 

未熟な親に振り回されて涙する子どもを

減らしたい。

 

今心理学の勉強をしている。

その理論とこれまで学んできた知識経験を使って

カウンセラーになる。

 

それが私の人生後半のライフワークの第一歩。

 

そして家族問題を扱うプロになる。

 

うっかり毒親になってしまわないように

今、あるいはこれから子育てをする人を

教育、支援する。

 

子どもの問題行動は、親の責任。

 

子どもや教師のせいにする大人が1人でも減るように。

親自身が自分の育ちの傷を癒せるように。

 

孤独に育児する女性が減るように。

自分から家庭を壊してしまう男性が減るように。

寂しさや悲しみを小さな胸の内に閉じ込めて

無表情に生きる子供が減るように。

 

人生後半の、ライフワーク表明。