子の心親知らず

実の母親に家庭を壊された毒親育ちのシングルマザーが親子のあり方を考察するブログ。

誰を人生に引き入れるかは自分で決められる


自動的に夢がかなっていく ブレイン・プログラミング

 

今読んでいる本↑

 

 こちらの本を書かれた2人による新書です。


話を聞かない男、地図が読めない女

 

この『話を聞かない男、地図が読めない女』は

20代の時にとても興味深く読んだ。

 

これを読んで男と女の脳の構造は全く違うことを

知ったところで、当時の未熟な私は

実際の恋愛関係に活かすことは

できなかったけど、彼にも悪意はないということを

知り、自分の心はいくらか救われた。

 

新書の『ブレインプログラミング』は

引き寄せの法則や潜在意識の信じ込みについて

ある程度理解を深めていて実体験もある今

深くうなづきながら

また新しい気づきを得ながら

読んでいる。

 

その中から少しシェア。

 

人生にだれを引き入れるかは自分で選べる。

 

自分の人生は天に決められているようで

実は自分自身が脚本を書いていて

キャスティングも実は知らず知らず自分で

選別している。

 

この”自分”というのは普段は意識に上らない

潜在意識のこと。

 

どんな人が親で、どんな人と付き合って

どんな人と結婚して、どんな子どもを育てて

どこで何をして生き、どんな風に死んで行くのか。

 

どんな悲しいことが起き、どんな嬉しいことがあるのか。

 

実は自分の心が決めている。

 

ストーリーの大枠を作っている。

 

私たちの潜在意識は大枠を作り、イメージしたものを

現実にするために細かいところを決めて行く。

 

その登場人物についても

自分でキャスティングできる。

 

あなたに不利益を与える人、

ストレスを感じる人は

人生から追い出したらいい。

 

足を引っ張ろうとする人

否定する人

嫉妬してくる人

邪魔する人

ケンカになる人

支配しようとしてくる人

依存する人

変化を恐れている人

向上心のない人

 

これらストレスの原因となる

人を消すには

 

あなたが心の中で

「Aさんは私の人生に必要ない。関わらない。」

と”決める”だけ。

 

今付き合いのある人間関係の中で

誰が今の自分にとって

プラスの存在でマイナスの存在なのか

ノートに書き出し、マイナスだと認定した人について

もう極力関わらないことを決める。

 

この時、家族だとか親戚だとかの血の繋がりは

一切無視していい。

 

古い付き合いだとか上司だからとかの

しがらみも一切気にする必要はなし。

 

マイナスの人を消去すると

入れ替わりにプラスの人が現れる。

 

著者曰く

 

「あなたは最も深く付き合っている5人の平均になる」

 

つまり、あなたが愛情あふれる心優しい人でありたいと

願うなら、意地悪で嫉妬深い人に囲まれていてはいけない。

 

あなたが好きな仕事でお金持ちになりたいと願うなら

好きでもない仕事をしてそこそこの収入で満足している

人の中にいてはいけない。

 

自分がなりたいと思う人物にすでになっている人や

同じ志向を持っている人の中に身を置かなければ

あなたはいつまでもなりたい自分にはなれない。

 

人間は染まりやすい生き物なのだ。

 

10年前の親友が今のあなたにとって

プラスの存在だとは限らない。

 

学生時代同じ方向を見ることができていても

10年も経てば経験も価値観も様変わりし

全く違う場所を志していることがある。

 

その友達は不幸を嘆いてあなたに嫉妬心を

持っているかもしれない。

 

判断基準はあくまで”今”。

 

今の自分にとってどうか。

望む未来に行くことを応援、援助してくれる

仲間になりうるかどうか。

 

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私は数年前に一度人間関係の整理のために

プラスマイナスをつけたことがあるけど

この章を読んで改めて今の人間関係について

ちゃんと自分が判断できていることを確認できた。

 

今の私がマイナスをつけて人生から消す決断をした人物。

 

私の仕事や育児の足を引っ張り、依存ばかりしてくる

元夫。

 

自分と同じ価値観以外の生き方の話を聞くことさえも拒絶し、

常に他人を批判的な目で見ている愛と寛容のない

妹。

 

娘を支配し、子どもを無能扱いして

世話をすることで自分の存在価値を

満たしていることを絶対に認めない、

母親。

 

みんな家族だったけれど

「血の繋がりは関係ない」と

著者も断言している。

 

実の母と妹を人生に参加させないと

決めたので

 

代わりに血の繋がりはないけれど

母のように思える人

妹のように思える人が近いうちに

現れるだろう。

 

英語でも中国語でも

親しい他人を

「兄弟、姉妹」と呼んだりする。

 

「遠くの身内より近くの他人」

 

という言葉もあるし

 

本音を言わせない関係の実の家族よりも

本音を出せて感情の交流のできる他人との

関係の方が、よほど人生にプラスになる。

 

そういえば、子どもの頃私をからかってくる

男の子や、嫉妬を向けてくる女の子のことを

「いなくなってほしいな」と思ったら

すぐに転校が決まっていなくなることが何度か

あった。

 

大人になってからも

「この人消えてほしい」と本心で思ったら

なぜかその人は職場からいなくなった。

 

多分私は宇宙との繋がりが平均より強い方だから

思考が現実化するスピードがちょっと早い気がする。

 

こんなことを誰かに話したら

「呪い〜?怖いって。」と言われたけれど

デスノートに書くまでもない。

 

友人や同僚は簡単だったけど

ただ家族に関しては、かなり強い信じ込みが

働いていたので苦しみながらも

心から消えろ、と思えなかった。

 

でも、友人や同僚よりはるかに人生に

強い影響を与えているのは他でもない家族。

 

自分に苦しみを与える相手なら

血の繋がりなんか関係ないんだって!

 

長年人間の脳構造と人間関係について

研究し世界中でベストセラーを出している

この著者のお二人が言っているのだから

間違いない。

 

誰を人生に登場させるかは

自分で決められる。

 

自分の信じ込みを書き換えるために

目につくところに書いておこうと思う。