子の心親知らず

実の母親に家庭を壊された毒親育ちのシングルマザーが親子のあり方を考察するブログ。

過干渉毒親から離れる方法:完全にわからないところへ行く

3週間ぶりくらいに両親に電話した。

 

仕事が入った週末に子供を預かってもらう話をするためと

子供がじいじばあばとそろそろ会いたそうだったからだ。

 

しかし過干渉親はやはり余計なことを

二言三言入れてくる。

 

子供が今日初めてキックバイクに乗った話をしたら

「5歳くらいになったらまた大きなの買ったらいいからね。」

 

それから

「あなた自転車保険どうなってるの?

自転車保険って普通1年らしいから次は

お父さんお母さんが入ってる自動車保険屋さんで

自転車保険あんたの名義で入ったらいいから。」

 

その場で保険証書を見たら3年だったので、

それを伝えると

 

「そう、よかった。じゃあ3年たったら

お父さんお母さんのとこのに入ればいいわ。」

 

ほんっと余計な話。

 

なんで40過ぎた子持ちの私の自転車保険を

わざわざ両親に入れてもらわなければいけないの?

 

それを、本気で自分はいいことを言っている、

よく気がつくいい母親、いいおばあちゃんだと

本気で思っている感じで喋るからうんざりする。

 

そんなこと大人なら自分でわかってるし

自分で入れるし、余計なことだって

なんで気がつかないんだろう?

 

そして何よりこの人が毒を持った親であることの

証明が

 

子供の未来を縛る。

未来に呪いをかける

 

という点である。

 

5歳になったら大きい自転車にしましょうね。

3年たったらお父さんお母さんの保険に入りましょうね。

小学校のランドセルは梅ちゃんが買わせてって言ってたわよ。

 

 

最後のはこの前言われて身の毛がよだった話だけど

絶縁状態の私の妹が

 

「ランドセルは私に買わせて」

 

って言ってたよ、と言ってきたのだ。

 

はあ?????

 

こ、こ、怖いんですけど〜

 

もしそれを本当に妹が母に言ったのだとしたら

姉とは絶縁しても

姪っ子とは関われる、と思い込んでいる証拠。

 

誰の子だと思ってんの?

 

誰が離婚したばかりの姉にこの世のものと

思えない冷たいメッセージをよこすような

人間から我が子へのプレゼントなど

受け取るものか。

 

ありえない。

 

未成年の間は親あっての子である。

 

ものやお金を渡せば

関係をつなぎとめられるとこの家族は

本気で思っているのか。

 

それで感謝されると思っているのか。

 

そうして姉であり娘である

私という1人の大人の自尊心や楽しみ、

計画を奪ってまだ、本気で

自分はいいことをしている、

善良な人間だと思っているのだろう。

 

私が密かに、親の”わからない”ところへ

行こうと計画していることを察してたら

怖いけど

 

3年先も、5年先も

自分のテリトリーに娘と孫がいる。

自分が先回りして舵取りできる範囲に

この子達は頼りない存在としている。

 

私が教えてあげないと。

私がお金を出してあげないと。

私が調べてあげないと。

 

私が公園でテントを張っている人たちを

みて

 

「最近ああいう簡易テント多いなあ。」

と呟いただけで

 

「ああ、あれお母さんも買ってるで。

プール連れて行った時とかあったほうがいいかなと思って。」

 

呟いた時の私がぼんやり思っていたのは

再婚したパパと、家族3人でテントでキャンプする理想の未来だった。

 

それを「お母さん買ってるで」という一言で

母の中ではテントにはじいじとばあばと私と孫が入ることに

決められているメッセージを伝えてくる。

 

家族でテントを張る楽しみも

ランドセルを選ぶ楽しみも

 

子育ての間に体験できる色々な楽しみを

母は自分が率先してできると思っている。

 

この人のテリトリーにいたら

私は再婚のチャンスは愚か、

子育ての楽しみまで奪われてしまう。

 

母が”わからない”場所へ行こう。

母が先回りできない文化習慣の場所へ行こう。

母の言葉が通じない、嫌味が通じない場所へ行こう。

母の”常識”が全く意味をなさない場所へ行こう。

 

 

こんな善良な仮面をかぶった過干渉の魔女を

母親に持ったら

 

こう思うのも自然なことではないだろうか。

 

私が外国語ができるようになったのも

神様のヘルプに違いない。