子の心親知らず

実の母親に家庭を壊された毒親育ちのシングルマザーが親子のあり方を考察するブログ。

さよならエレジー 

3年A組を見て以降、菅田将暉にハマって

今日は初めて彼が歌っている姿を見た。

 

「さよならエレジー

 

元夫が菅田くんに本当に贔屓目なしに似ているので

(多分AIで似ている度診断したら88%は合致すると思う)

離婚直後はあえて見るのを避けていた。

 

会わなくなって1年半たち、ようやく見ることができた。

 

ふらふらした動き、歌声も本当に似ているから

(そこまで上手くはないけど)

元夫の叫びのような気がして、抑えられていた感情が

溢れ出した。

 

離婚前から今まで元夫を完全に悪魔のようにしか

見ていなかったけど、

 

私は確かにこの人に恋をしていた瞬間があり

愛していたんだと感じた。

 

そして親との戦いや育児に追われて

愛する人と別れたという悲しみに浸ることさえ

忘れていたのだということも。

 

そういえば、6年毎日一緒にいた人と永遠かもしれない

別れをしたのに、多分一度しか泣いていなかった。

 

菅田くんの歌が感情の蓋を外してくれて

思い切り泣くことができた。

 

ただ、別れたあの人のことを想って

泣くことができた。

 

私たちには確かに幸せな時間がたくさんあった。

 

ただ二人自転車で並んでスーパーへ行くだけで

楽しかった日々があった。

 

88%菅田くんに似ているあの人は

いいものをたくさん持って生まれてきたのに

30歳を過ぎても何者にもなれず

 

ルックスや能力を持て余し

精神病と診断されて

薬によって脳を破壊され続けた。

 

ギターも歌も演技も

20代で全て一流に仕上げている菅田くんと

違い

 

あの人は何をやっても続かなかった。

続けるだけの集中力や根気

精神力が総じて全く弱かった。

 

顔立ちは似ていても

目の光が全然違う。

 

彼の生い立ちが、もう少し幸せだったなら。

母親がもっと無償の愛を注いでいたなら。

異母兄弟にいじめられたりしていなかったなら。

五百円だまを握りしめて自分で夕飯を買いに行く

孤独な小学生時代を過ごさなかったなら。

 

あの人にもきっと違った人生があったんだろう。

 

破天荒で無鉄砲で無責任な人だったけれど

私は確かに彼を愛していたし

彼も私を愛していたと思う。

 

あんな危険人物はいなかったことに

しようと存在を抹消することに労力を

使ってきたけれど

 

娘は確かに愛の結晶だ。

 

娘に夫の面影を見つけると

わたしは素直に嬉しい。

 

毒母の巣に帰るまでは

確かに私たちには穏やかな幸福が

存在していたのだから。

 

本当の悪魔は、私の母親だった。

 

元夫に離婚届を書いてもらうとき

私は彼に約束した。

 

まずあなたと離婚して

それから必ず親とも離縁するから。

 

娘が生まれてから

母と夫の間で私と娘の取り合いのような構図に

なっていたので

 

母に取り返されるのは嫌だと思っていた

夫にそう宣言した。

 

私は誰のものでもない。

 

そして1年半の充電期間を経て

私はそれを行動に移そうとしている。

 

元夫からも、親からも

遠く遠く離れた場所で

娘と二人ゼロからの再生。

 

荷造りのためにとっ散らかった

部屋の中で

菅田くんの歌を聞き

波乱に満ちた結婚生活への想いを

浄化できた気がする。

 

ただ そばにいるだけで

ほんと 幸せだったな

 

ただ そばにいる 

ほんと それだけでさ

 

 

元夫も、離婚前後にそんなことを

言っていた。

 

彼は悪くない。

愛し方がわからなかっただけ。

 

ちゃんと愛されてこなかったから。

 

母も、きっと悪くない。

子育てに対して、あまりに考えが浅いだけ。

 

だから私ももう家族の望みを叶えるためではなく

ただ自分の望みを叶えるためだけに動く。

 

本当は、それでよかったんだと。

 

 

さよなら いい子のわたし。

 

さよなら 愛し合ったあの人。

 

さよなら お母さん。

 

わたしは自分らしく

生きていきます。