子の心親知らず

出産後2年で離婚した毒親育ちのシングルマザーが親子のあり方を考察するブログ。

生き金を渡す親・死に金を渡す親

以前の記事でも書いたが

愛ある親のお金の渡し方と毒になる親のお金の渡し方 - 子の心親知らず

 

親が援助するお金は子供を生かすこともあれば

殺すこともある。

 

私の親も元夫の親も、子供が生きるための

お金を渡すことができない人だ。

 

元夫が亡くなったことで

義父が元夫と私に年金を掛けてくれていたことが

わかった。

 

60歳以降、元夫は25万円、私は18万円ももらえる

高額の年金だ。

 

それもありがたいけれど

やっぱり義父は間違っている。

 

息子の将来を憂いた親心。

そんな風に世間は解釈するかもしれないが

 

正確には

息子を信頼できない毒親心。

である。

 

息子夫婦が、60になるまで自分たちで

お金を稼ぐことができず

ぼーっと生きていることを想像しての積立。

 

その証拠に

義父は私が夫婦で自力で稼ぐための

最初の資金の提供は全部拒否した。

 

自分で教室を開きたいから

物件を借りる資金を援助して欲しかったけれど

「うまくいく保証がない」ことを理由に

拒否した。

 

不動産経営をしている義父に

自分たちも将来それで食べていけるように

不動産投資でお金を作りたいから

最初の物件を買うお金を援助してほしいと頼んだら

 

1件購入してくれたが運用は自分と他の兄弟に

やらせ、私たち夫婦にはやらせてくれなかった。

 

私は本を30冊以上読んで不動産投資の勉強をし

きちんと計画を立てていたのに

名前を入れてくれただけで

結局私に触らせてくれなかったので

何のお金にもならなかった。

 

当時数千万の資金なら出せると言っていた義父に

そんなお金があるなら自立するために投資

するべきだと考え、夫が働けなくても夫婦で自活していけるように

計画したのに

 

義父は信頼してくれなかった。

 

子供が何かやるために投資するより

自分が毎月生活費を渡し、自分名義のカードを

使わせ、自分が密かに年金を積み立てておく方が

安全だと信じて

 

説明しても説得しても

結局理解してくれることはなかった。

 

一生、親から生活費をもらって生きたいと

願う人間がどこにいるだろうか?

 

生き物はある時期がくれば

自分の力で生きようとするのが自然の摂理である。

 

親の方が先に老いて死ぬ。

 

だから子供は親が元気なうちに自分の力で

生きるすべを持たなければならない。

 

親はそれを応援するものである。

 

自立への最初の一歩を、一番難しい最初の一歩の

背中を押すためにお金を使うのが

余裕ある親のやるべきことである。

 

例えばそれは開業資金だったり

留学資金だったり、結婚資金など。

 

親から離れて自分の人生を生きるための

自立資金。

 

そのお金は、子供の自分でできる力を

信頼していないと出せない。

 

子供を全く信頼できない毒親

開業も留学も結婚もこの子はきっと失敗するだろうから

そんなことにお金は渡せない。

 

そう考える。

 

そんな夢は持たないで

父さん母さんが元気なうちは生活費渡してあげるから

安心しなさい。

年金も、払っておいたよ。

 

違う。違うよ!!

 

親に自分の老後のお金の面倒を見て欲しい子供が

いるのか?

 

そうじゃない。

 

今。今ここで

今ここから、立ち上がるためのお金が必要なんだ!

 

親から自立するためにお金を使いたいんだ!

 

それなのに、自立するためのお金は渡さず

いつまでも親のそばにいるためのお金を渡す。

 

いつまでも親を超えられず、

罪悪感と劣等感を持ち続け、死んだ魚の目で

親のそばで子が生きることを望む。

 

これが、毒親

 

こういう親にお金を支配されていると

本当の意味で子が死んでしまうこともよくある。

 

元夫の母方の親族はこのタイプが多く

若くして子供が亡くなっている家が多い。

 

元夫の年下のいとこは

料理人をしていたがホテルの職場でいじめがあり

自分の店を出したいと夢を持った。

 

そのための開店資金の援助を親に頼んだが

断られ、職場ではいじめがあるが辞めることも

できないか。と思い悩んで自暴自棄にバイクを

走らせ、事故で亡くなった。

 

30歳だった。

 

亡くなってからその母親は

こんなことならお店のお金出してあげればよかったと

悔やんで泣いていたが、気づくのが遅すぎる。

 

開業してうまく行くかどうかなんて、誰にもわからない。

 

だけどやる前から、どうせ失敗するから無駄金になる、

と決めつけて、子供の希望を潰すなんて

毒以外に何を与えるだろう?

 

元夫の親も同じだ。

 

私は真剣に夫が一生働けなくても親からお金を

もらわずに生きていける方法を考え

そのための一歩の資金を、資産家の父に出して欲しかった。

 

息子の嫁を、少し信頼して欲しかった。

 

うまくやれるかどうかは親の問題ではなく

私たちの問題で、そんな先のことを勝手に

決めないで欲しかった。

 

娘が生まれてからストレスで

元夫がギャンブルと爆買いをするようになり

5ヶ月で1500万使った後も

 

義父は息子にお金を渡し続けた。

私はもうカードも解約して、自由に動けるような

お金は渡さないで欲しいとお願いしたが

 

金出せって脅されるからしょーがねえよ。

金渡さないと死ぬとか言うから、

とかなんとか言って、虎の子を穴に突き落とすことが

できなかった。

 

この1500万は、本当に悲しい悲しい死に金だ。

 

誰も喜ばない、誰のためにもならない

親から子への不信と、夫婦不和と、夫の寂しさを

表したお金だった。

 

義父は、私たちが生きるために求めたお金の代わりに

息子夫婦が破綻し、息子を死へと急がせるお金を

渡してしまった。

 

お金は考え方次第で

生かすことも殺すこともできる。

 

使い道を誤れば

人の命を奪ってしまうこともある。

 

子供にお金をあげるときには

その使い道と渡し方に細心の注意をすべきである。