子の心親知らず

実の母親に家庭を壊された毒親育ちのシングルマザーが親子のあり方を考察するブログ。

精神的に親に振り回されない自分になる方法

先日対面占いに行ってきた。

 

なんとなく、人生をまだ母に邪魔されている気がして

ならないから、誰かに相談したかった。

 

今年がどんな年になるか、易という東洋占術で

占ってもらった。

 

結果は、一言で言えば

 

「汚れたお皿を自分できれいにする年」

 

とのことだった。

 

楽ではないよ。まだもうちょっとしんどいけど

汚れたお皿は自分で洗わないと、新しい物を

載せられないでしょ。

 

と言われた。

 

汚れたもの=母に囚われている自分

 

母という魔女の罠にまんまとかかり

100%信頼して愛されていると思い込んで

親孝行を人生目標に生きてきた38年。

 

母の魔女の顔を見てしまい

恐ろしい呪いをかけられていたことに気づいて

逃れようと苦しんだこの4年。

 

婿を追い出してまで私と孫の実家出戻りを

強く強く望み、孫を近所の小学校に入れようと

勝手に計画していた母から逃れ、

 

海外で職を見つけて

これで本当に自立への一歩を踏み出せた!と

安心したのも束の間

 

私は外的要因によってまた想定より長く

母のそばにいることになった。

 

私が母子で新しい人生を踏み出した場所は、、、

中国だからだ。

 

この疫病までも、まさか母の念が引き起こしたのか?

と思うほど、実家を出た私を引き戻す母の念は強い。

 

私は一体何度出戻りを繰り返しているだろう。

 

まさかこの疫病までも

母が私が中国に行ってしまったことを許せず

住めなくなるように潜在意識で願っていたのだとしたら・・・

 

他人が聞いたら

そんなわけないやろ!!と笑われるだろうし

 

母本人に冗談でも言ったら

「お母さんのこと何やと思ってるんや!」と

本気でキレられそう。

 

でもほんの少しでも

母が私が中国に住めなくなることを願っていたと

したら

 

これほど人を不幸にしてでも

自分の存在価値を高めようとする人間は

近いうちに天罰が下るはず。

 

とまあ、そんな胸のうちを

占い師に部分的に話して

 

結局、

「お母さんのおかげです」も

「お母さんのせいだ!」も

どっちも母に囚われていることに

変わりはないので

 

心の底から

「気にならない」

程度に自分の意識をきれいにする必要がある

とのことだった。

 

人生の選択の全てを

「母は気に入るだろうか?」

と考えていた過去の自分も

 

人生で起きることの全てを

「これも母の潜在意識の願いを私は

また無意識に叶えてしまっているのでは」

と思う今の自分も

 

どちらも自分軸で生きることが

できていない。

 

過去も含めて

私は私の生きたいように生きていただけ。

やりたいことをやってきただけ。

 

母が願ったにせよ

決断し行動したのは、自分。

 

本当に親子分離できている人は

それほど親のことを考える時間もないのだと。

 

どんな仕事を選ぶか

どこに住むか

誰と暮らすか

何を買い、何をするのか

 

そこに ”親” というキーワードが

入り込むことはほとんどないのが

健全らしい。

 

親に囚われている自分を解放する

1つのいい方法。

 

親を、”近くにいるけどどうでもいい”

他人だと思う。

 

わかりやすく言うなら

近所の駄菓子屋のおばちゃん。

 

私の母は仕切り屋で接客業をずっと

やってきた人なのでこの例えがしっくり来る。

 

近所に面倒見はいいが口うるさい

駄菓子屋のおばちゃんがいる。

 

子どもの頃は放課後よく通って

お菓子を食べさせてもらったり

宿題を見てもらったりした。

 

思い出の中の登場人物の一人。

 

成人した私は

このおばちゃんに自分の行動の許可を

得ることもないし

 

意見が違っても

「へえ〜おばちゃんはそういう考えで

生きてきたんだねえ。(私はそう思わないけど)」

で、終わる。

 

そう、この人は

私が駄菓子屋に通っていた

無邪気な子どものままだと

いまだ思い込んでる、

近所のおばちゃんなのだ。

 

おばちゃんは私がたまに帰ってきて

顔を見せるだけで十分に嬉しい。

 

何の遠慮もいらない。

罪悪感は、全然いらない。

 

心の底からそれくらいに割り切れる

訓練をするチャンスを、また神様に

与えられたのかもしれない。

 

物理的に離れても

まだ私の中に残っている罪悪感や

わかって欲しいと言う気持ち

 

そんなものもぜ〜んぶ

きれいさっぱり洗い流してしまわなければ

本当に自分軸で人生の舵をとることは

まだできないのだよ、と。

 

ここ3年ものすごく苦しんで頑張ったから

だいぶ抜け出せたと思っていたけど

「許せない」とか「謝って欲しい」とか

「親のせいだ」とかいう思いが全然

消えていないので

 

完全に

「関係ないわ」

「私は私」「あなたはあなた」

 

近くにいても精神的に支配されない

心にする訓練。

 

親の言動や顔色1つで

自分の感情がブレないようにする訓練が

必要だった。

 

親の洗脳とは本当に根深い。

気づいてからが、大変である・・・。