子の心親知らず

出産後2年で離婚した毒親育ちのシングルマザーが親子のあり方を考察するブログ。

日本で子育てしたくないシングルマザーたち

トータルで10年海外で生活している私は

海外に住む日本人の番組もよく見る。

 

日曜日に放送される「グッと地球便」も

その1つだ。

 

今日はブラジルに暮らすシングルマザーを

やっていた。

 

「日本で子育てしたくないと思い、

夫の故郷であるブラジルに移住するも

夫とはすぐに離婚。離婚後もブラジルに

残り二人の息子を育てるシングルマザー」

 

”日本で子育てしたくない”

 

激しく同意。

 

私はいち教育業に携わる人間として、

教師の友人を多くもつ人間として、

母親として

 

日本の教育はすでに終わっている、

と感じている。

 

赤ちゃんの時からの周囲の環境と

学校教育含め

 

日本で子育てすることには

何の魅力もない。

 

マレーシアで妊婦生活を送り

娘が0〜1歳半の時

東ヨーロッパ、台湾、バリ島で

過ごし、2〜3歳まで日本、

3歳後半で中国に移住した

経験から言って

 

他の国より日本で育児するメリットは

豊富な市販のベビー・幼児食があること

以外に見当たらない。

 

子どもに厳しい不寛容社会、

マニュアル対応の小児科医、

教師をばかにする小学生や

教師間いじめが横行する学校。

 

窮屈なママ友付き合い、

不穏な空気のPTA

禁止事項がずらりと書いてある公園

 

高い家賃を払って狭い家に住み

子供がジャンプするたび階下の住人に

文句を言われないかとビクビクし

 

人口密度の高い空間で

人の目を気にする子育て生活

 

特にシングルマザーにとって

こんなに息苦しい社会は他にない。

 

私が住んだことのある海外のどの家でも

日本より遥かに広く、壁や天井が厚い。

天井も高い。

 

上や下の住人の騒音など聞こえたことが

ないし、気にする必要もない。

 

街の人々は子どもに優しい。

声をかけられたり、抱っこしてもらったり。

 

ベビーカーで階段や坂などに差し掛かると

どこからともなくさっと通りすがりの男性が

助けてくれる。

 

「ご近所の迷惑になるので公園で大きな声を

出すのはやめましょう」などと書いてある

公園など1つもない。

 

離乳食作りは確かに日本より不便だ。

レストランに子ども椅子がないところも

多い。

 

だけどそんなことは、どうにでもなる。

 

自分でどうしようもないのは

周囲の目。

 

レンチンできる幼児食があるかどうかよりも

子連れを見る周囲の目が温かいことが

何より心を救うし

 

子どもの健やかな成長のためには

のびのびと遊べる環境と多くの大人たちの

愛情が必要。

 

そして教育。

 

ヨーロッパの教育もいいと思う。

共産主義の中国の教育については

賛否両論あるだろう。

 

だけど私は今、中国の大学生を

教えていて非常に感動している。

 

彼らには

教師を敬う姿勢がしっかりとあり

勉強に対してもほとんどの学生は

非常に真面目で熱心だ。

 

意見もしっかり持っている。

 

教師としては教えやすいこと

この上ない。

 

日本の大学でも教鞭を取っていた

同僚の教師曰く

 

日本の今の大学生は本当に

教え甲斐がない。授業がつまらない、と。

 

学生の反応がなかったり

指名した時や宿題に対して真面目に

対応してくれなければ

教師側も熱意を失くす。

 

以上のような理由から私も

「日本で子育てしたくない」と強く思い

離婚して一度は日本に住んだものの、

また子連れ海外移住した人間だ。

 

このブラジル在住のママは

ファベラという貧困街に一時は

身をおいたほど、経済的には困窮したことも

あったけれど、周囲の人たちに助けられて

幸せに暮らしていた。

 

移住当時幼かった二人の息子も

立派に成長し、しっかりした優しい青年に

なっていた。

 

日本に帰るつもりは全くない。

ブラジルで死にます。

 

そう断言する彼女には

自分で選択したことに自分で責任を持った

強さ、そして幸福感があふれていた。

 

他にも地球便で以前アルゼンチンだったか

南米に離婚後子連れで移住した女性がいた。

 

彼女も同様に

「日本での子育てに息苦しさと疑問を

感じて」

 

母一人子一人で移住し、日本人学校の教師を

しながら、裕福ではないけれど自由で幸福な

暮らしを実現していた。

 

私もそうありたい。

 

縁ある国は違えど

自分が選んだ場所で、選んだ仕事で

ここに骨を埋めます、という覚悟で

 

何より子どもと自分が健やかに

生きていけること、子どもを

自分の意思をしっかり持った強くて

優しい人間に育てること。

 

子どもの幸福度は、両親が揃っているか

どうかではない。

 

親がどのような考えで子育てをしているか

親自身がやりたいことをやって満足して生きているか

 

親だけでなく教師や周囲の大人たち、社会から

「あなたはあなたのままで素晴らしい」

という肯定的なメッセージを常に受け取っているか

 

人間は素晴らしい、温かい。

世界は助け合いで成り立っている。

生きることはとても楽しいことなんだ。

やりたいことは、何でもできるよ。

 

そんな善のメッセージを常に受け取ることが

できているか

 

そこなんだと思う。