子の心親知らず

出産後2年で離婚した毒親育ちのシングルマザーが親子のあり方を考察するブログ。

親の心得:子どもの味方であると伝え続ける

私と4歳の娘が実家に滞在して

もうすぐ4ヶ月。

 

娘が命令形を使うようになった。

 

それは、母が娘に対して命令形を

使うからだ。

 

母は性格が悪いので

言葉使いも汚い。

 

「自分で片付け〜!」

「一人でおれ!」

「テレビでも見とけ!」

 

などの命令形を子どもに

対してよく使う。

 

私は命令形は

「〜なさい」以外は

絶対使わない、というか

使う習慣がそもそもないので

私と二人で暮らしている時

娘は命令形など使ったことが

なかった。

 

それが実家に滞在してから

「〜しとけ!」などと言う

きつい言い方をじいじばあばや

私に向かって言うことがあり

私は驚いた。

 

驚いたけれどその口調が

母そっくりだったので

ああ、ばあばがこの子に

こういう言い方してるから

覚えてしまったんだな、と

分かって、とても嫌な気持ちになった。

 

母も孫娘に

「ばあばが一人で片付け〜!」

と言われた時にムッとした様子で

「なんやその言い方は」と

言ったので

 

私は

「ばあばがそう言う言い方するから

やんな。だから覚えたんや。」

と言ったけれど母は

 

「ばあばそんな言い方するか〜?」

とまるで自覚がない様子で、

本当に根っから性格が悪いのかしら、と

改めて思った。

 

そして今日もまた

買い物に行く時に父が用事もないのに

一緒に行こうとしたので

私が

「今家族全員で買い物行ったら

あかんのやで。じいじ用事ないんやから

家にいればいいやん。」

そう言ったら娘が

 

「じいじ一人で留守番しとけ〜!」

と言ったのでムッとしたじいじが

「そんな言い方したらあかんやろ」

と娘を叱ったらしく

 

娘が目に涙をいっぱい溜めて

別の部屋で用意していた私のところへ

助けを求めに来た。

 

だから私は

「りんごは何も悪くないよ。

ばあばがそんな言い方するから

真似してるだけやんな。」と

母の前で一回、父の前で一回

言った。

 

そうしたら娘は安心して

「りんごちゃん悪くない。」

と泣き止んだ。

 

その後母に

子どもに命令形使うのやめてくれる?

子どもは周囲の大人の言葉真似するんやから。

 

と、説教しようかとも思ったが

被害者意識の強い母に

「またなんでも母さんのせいにして!」と

拗ねられるのが面倒なのでやめておいた。

 

子どもは賢いので

祖父母からの影響は親に比べて

圧倒的に少ない、と以前本で読んだことが

あったので

 

祖父母からの悪影響があっても

私がしっかりと娘の味方をして

信頼関係を築いていけば

さほど問題にならないと思うからだ。

 

ずっと同居するわけでもないし。

 

それはそうと、

子どもに命令形を使われるとムッと

するなら、自分も命令形を使うべきではない。

 

自分がされて嫌なことは人にしてはいけません。

 

子どもの頃、そう習わなかったのか?

 

大人は子どもに命令形を使ってもいいが

子どもは大人に命令形を使ってはいけません。

 

その理由があるなら納得いくように

説明しろ、と言いたい。

 

子どもより大人の方が偉いからか?

逆です!

子どもは大人より精神性は高い。

 

大人はお金を稼いでいるからか?

じゃあ4歳児に給料をくれる会社を見つけてこい。

 

ちょっと話がそれた。

 

私は、父と母がいつもお互いの味方をして

子どもに対峙することに深く深く傷ついてきた。

 

お母さんが偉い。

お父さんが偉い。

お前が間違っている。

 

お母さんは良かれと思ってだろう。

お前は分からないのか。

 

お母さんは一生懸命やってるだろう。

お前は感謝もないんか。

 

私が離婚騒動の渦中にいた時

父母、妹の誰一人として

私の味方ではなかった。

 

人生の危機の時に

家族が味方をしてくれなかったこと

一生忘れることはできないと思う。

 

確かに家で世話はしてくれた。

お金の援助もしてくれた。

シェルターの役割はしてくれた。

 

だけど、心の面では全く

味方ではなかった。

 

私は里帰り出産時の母の夫に対する

態度があまりにひどいので

それを父に知って欲しかった。

 

そして母を戒めて欲しかった。

同じ男として、婿であった立場として

夫側に立って母に注意して欲しかった。

 

しかし父は、そんなことを訴える

娘や婿の言葉より

父がいる時といない時で180度

態度を変える母のことを信頼し

 

母さんは一生懸命やってるやろ。

なんでそんなこと言うんや。

父さんには分からん。

 

で話を打ち切った。

 

母の真の顔を伝えようとすると

決まって父は

「母さんは一生懸命やっている」

「良かれと思ってやな」

「お前らを傷つけようと思って

言ったことではないんや。それだけは

分かってやれ。」

 

などと100%母の味方をした。

 

それどころか、

母が私にひどいことを言われたと

こっそり訴えていたようで

離婚騒動以来父は私の母に対する言動を

注視するようにさえなった。

 

私が母に言いたいことがあって

「お母さん、」と呼びかけると

必ず父はキッと私を厳しい目で

見る。

 

お母さんを傷つけるようなことを

言ったら許さない。

 

そんな空気を感じるので

私は本来言いたかったことを

堪えてオブラートに包んだりする。

 

先に攻撃をしてきたのが

母であっても。

 

母の言葉に傷ついた私が

言い返そうとした時でも。

 

父は母のきつい言葉はスルーする。

そうやって、この人たちは夫婦関係を

繋いできた。

 

子供が反対意見を持った時も

必ず子供側を敵にして夫婦でタッグを

組めば夫婦喧嘩は避けられる。

 

その陰で、子どもの親に対する信頼は

木っ端微塵に砕け散り、子どもの心が

ズタズタになっていることも

考えずに。

 

子どもの頃

親は神様であり、世界そのものだ。

 

絶対的な信頼がなければ

子どもは生きることさえもできない。

 

思春期以降、外の世界を知り

親の価値観や考えに疑問を

持ち始める。

 

そんな時、頭ごなしに

夫婦でタッグを組んで

子どもの考えや感情を否定したら

子どもは居場所を失う。

 

子どもの言動には

必ず理由がある。

背景がある。

 

例えば今日のうちのように

子供が大人に命令形を使うことが

よくないと思っても

 

「そんな言い方をしてはいけません!」

と頭ごなしに叱るのは間違っていると思う。

 

この子はどこでそんな言い方を

覚えたのか?

どの大人がこの子に対してその

よくない見本の喋り方をしているのか?

 

子どもにこそ悪気はない。

大人の真似をするのが子ども。

 

子どもは大人の説教で成長するのではない。

大人の真似をして成長するのだ。

 

子供が命令形を使うのがよくないと

思うなら、自分も人に対して命令形を

使わない。

 

それ以外に方法はない。

 

私は、どんな時も必ず子どもの気持ちに

寄り添う。

 

痛かったね。

怖かったね。

ばあばの真似したんだね。

これが嫌だったんだね。

 

単に頭ごなしに

「〜するな!」

「いけません」

「泣くな!」などと言うのは

百害あって一利なしだ。

 

夫婦で意見が違うなら

あとでじっくり話し合えばいい。

大人なんだから。

 

夫婦仲を保つために

子どもを否定するなんて

言語道断。

 

だから娘はもうすでに

「じいじばあば大嫌い〜

ママだけ大好き〜」と

しょっちゅう言う。

 

それでいい。

 

相手が誰であっても

何があっても

ママはあなたの味方だよ。

 

そのメッセージは

大人になっても親に対して

ずっと求めているメッセージだ。