子の心親知らず

実の母親に家庭を壊された毒親育ちのシングルマザーが親子のあり方を考察するブログ。

子育ての終わりって何?

親は、成人した子供から子育ての通知表をもらう。

 

成人した我が子にボーガンで殺されるのは、

通知表に書くこともできないほどの

最悪の卒業。

 

子育ての間違いは

育ててきた子供本人の態度や言動から

明確に示される。

 

親や祖父母殺しを実行した人は

同居している場合がほとんどだ。

 

動物界の掟に逆らって

成人した子どもを同居させているから

恨みが増幅する。

 

私は子育ての終了宣言は

必ず親の方からするべきだと思う。

 

20歳前後で。

 

「もうお前も自分のことは自分で

できる年になった。

これからは自分の責任で自分のやりたいように

生きていきなさい。」

 

そう言って、巣立たせるところまでが

親の務めだ。

 

成人式を迎える頃には

きちんと物事の判断ができ、

仕事をすることができ、

周囲とコミュニケーションを取ることができ、

身の回りのことをやることができる。

 

そんな人間に育てることが

子育てだろう。

 

全ての野生動物がそうしているように

餌の取り方を教え、ある程度練習が済んだら

蹴ってでも巣を追い出す。

 

親はいつまでも餌を持ってきてくれないよ、

私の方が先にいなくなるのだから

からしっかりと自分でやっていくんだよ!

 

そうやって寂しさを堪え、

心配な気持ちを隠し、

「お前なら大丈夫だ!

心配ない。お父さんお母さんのことは

気にしなくていいから、いきなさい!」

 

そうやって不安な子どもの背中を

押してあげるのが

親の愛ではないのか。

 

それを自分の不安や孤独感を優先して

いつまでも同居を求めたり

否定したり先回りしたりして成人しても
自活能力のない人間に

育ててきたから、

 

自然の掟に逆らったから、

しっぺ返しを受けることになる。

 

 

いつまでもお金を渡し続けるのが

親の愛ではない。

 

いつまでも自分の巣に

留まらせるのが親の愛ではない。

 

それは自分で餌を取る方法を

うまく教えることできなかった、

あるいはいつまでも自分を捨てて

出ていくことがないよう故意に

教えなかった、親の無能と強欲の

代償金である。

 

成人したら親の巣をでて

自分の巣を構えるのが

生き物として自然なこと。

 

結婚して出ていく娘には

「もうお前の家はここじゃないからね、

そう簡単に戻ってきちゃダメだよ。

ちゃんと努力して、素敵な家庭を

作りなさい。」そう言って送り出す。

 

私の母は結婚する時

「いつでも戻っておいで」と

言った。

 

あの時私はそれを愛だと勘違いした。

 

親の言葉は呪文となる。

 

あれは母自身のために言った言葉だった。

 

最終的には

「あんたと孫だけ戻ってこい」と言った。

私が離婚したいと相談したわけでもないのに

母は離婚して出戻ってくることを望んだ。

 

バシャールの言葉にあった。

 

歳を取って介護が必要となった人は、

生き方を間違えていたのです

 

本来生き物は、親の介護などを

する必要がないし、してはいけない。

 

自分が親の教えを胸に

しっかりと自分の人生を生きていくこと。

 

それだけでいい。

 

それなのに、老後の面倒を

子育ての見返りとして求める

親や祖父母のいかに多いことか。

 

自然界のルールに沿って

正しく子育てをしてきた人は

介護など必要な老後にならないのだと。

 

親が子どもの面倒を見るのはあたりまえ。

義務である。

 

子供が親の面倒を見るのは不自然で

不要なことである。

 

もしも成人した子供が自分と一緒に

住んでいたり

結婚や仕事がうまくいっていないなら

親は子育てに間違いがあったことを

素直に認めて反省し、子どもに

ごめんの一言をかけるべきである。

 

思春期以降

何度親にあの手この手で訴えてきただろう。

 

それは違うんだ!

それが嫌なんだ!

わかってくれよ!

苦しいんだ!

 

何度も何度も子どもの訴えを

無視し、寄り添わず、聞こうとせず

自分たちの正当性だけを主張して

子どもの心を殺してきたのではないか。

 

親殺し事件のニュースを見て

「親や祖母を殺すなんて

なんてひどい息子だ・・・」

とだけ思った人は要注意である。

 

こうした事件を見て

「親不孝もの」

「不出来な息子」

と行為の表面だけを見て

一方的に子供側が悪い、と

決めつけた人は、自分も毒親の可能性が高い。

 

自分も、我が子から殺意を抱かれてるかもよ?

 

 

想像してごらん。

 

この子は、生まれ落ちた瞬間から

悪魔だった?

 

オノを片手に生まれてきた?

 

3歳の頃

ママ〜大好き〜って

抱っこを求める愛らしい子供じゃなかった?

 

全ての子どもは100%ママ大好き

そして両親を100%信頼して育つ。

 

小学生の頃、将来の夢を

可愛らしい字で書いてなかった?

 

夢と希望と愛でいっぱいだった

幼いあの日。

 

それが、狂い始めたのはいつから?

 

12歳?14歳?19歳?

 

必ず訴えていたはずだ。

言葉や態度や、行動、目線で。

 

そこできちんと向き合わなかったから

落第点の通知表を突きつけられる。

 

23歳の若者が、自分の人生を犠牲にして

家族に矢を向けるその絶望。

 

どれほど家族によって心をペシャンコに

され続ければ、そこまでの強い殺意を抱く

ようになるか。

 

絶縁宣言は殺されるよりはマシだ。

 

生きてさえいれば、必ず道は開けるから。

 

子どもの巣立ちを応援できない親なら

子どもの方から蹴ってでも出ていく

しかない。

 

そんな思いさせんなよ、

親の愛は無償の愛とか一回でも言ったこと

あるならさ。