子の心親知らず

出産後2年で離婚した毒親育ちのシングルマザーが親子のあり方を考察するブログ。

毒親に少しでも反省させる方法

毒親との決別と言えば

完全に干渉されない距離を取って

自立した人生を送る、ことが最大の目的だと思う。

 

親のことを考える時間を極力減らす、ほぼゼロにする、

ことも。

 

もしもまだ人生をめちゃくちゃにされていない段階なら

大切な人を奪われていない段階なら

それだけでいいと思う。

 

だけど私の場合

夫を消されてしまった。

 

母が私の結婚生活に嫉妬したあまり、

夫をいじめて、精神状態を悪化させ

産後すぐの大変な時期に私の家庭を

めちゃくちゃにして離婚へ導き

 

精神病だった夫はそれに絶望して

生きる力を無くしてしまった。

 

それが私の人生の節目におきた

現実の真相。

 

私は産後すぐに家庭が修羅場になり

2歳の子どもを連れて夫を永遠に失い

幼い娘はパパを失った。

 

他でもない、ばあばの強欲のために。

 

こうなってから気づいた場合には

ただ、親から離れて自立する、だけでは

もう気が済まない。

 

私はこの毒母に、そして

その妻の100%の味方である

子どもの気持ちを理解しようとする気が

ゼロの思考停止の父に

 

なんとしてでも死ぬ前に

気付かせたい。

 

自分たちがいい親ではなかったということ。

娘たちを傷つけてきたということ。

最後の最後に、自分の未熟な振る舞いのせいで

全部、失った、ということを。

 

今までも何度も手紙を書いてきたが

全く効果がないどころか、逆効果でさえあった。

 

私は怒りと悲しみに任せて

親を責める言葉を正直に書いてきたので

それではかえって「恩を忘れて」という

怒りを抱かせるだけで

全く反省などしないのだった。

 

その道25年のベテラン心理カウンセラーに

毒親への手紙を添削してもらった。

 

前半は、必ず親にしてもらって嬉しかったこと

よかったことを書いて、感謝を伝えなければ

ならないと言われた。

 

最初いい気分にさせないと、人はその手紙を

最後まで読む気さえなくしてしまうし

最初に自分を責める言葉を見ると

そのあとは不愉快な、否定的な気持ちのままで

続きを読んでしまい、冷静に判断できなくなるから

とのことだった。

 

憎しみを伝えたい手紙で

感謝していることを書くのは心がえぐられるよう

だったが、頑張って思い出し、書いた。

 

私の場合は、幼い頃は比較的幸せな記憶が

あるので、思春期以前の、幼い日々の感謝を

書くことはできた。

 

手作りのおやつが嬉しかったとか

レジャーに連れて行ってくれたこととか。

 

そして後半、どこから家庭の空気が変わったか

いつどんなことに傷ついたか

決して親を責めず、常に「私」主語で

Iメッセージで書いていく。

 

私は苦しかった。

私は悲しかった。

私はわかって欲しかった。

 

私は今こうしたい。

私はこれからこうしたい。

 

自分の気持ち、感情、決意だけを

書いていく。

 

今まで私の手紙は

「お母さんは〜」

「あなたは〜」と書いていることが

多かった。

 

お母さんはこう思ってこんなことを

したんでしょう。

あなたはこんなことを言った。

 

カウンセラーさんによれば

毒親は子どもに決め付けられることを

絶対に許せないので

そうした文章があると頭に血が上って

例によって自分の感情優先になる。

 

よって手紙の構成は

 

  1. 具体的なエピソードを入れた感謝
  2. 傷ついたこと、悲しかったこと
  3. 今の思い
  4. これからの決意(決別の意思)

 

となる。

 

つまり簡単にいうと

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今まで育ててくれてありがとう。

楽しい思い出、幸せな記憶もたくさんあります。

だけどあの時、こんなことがあって

私は深く傷つきました。

なんとか立ち直ろうとカウンセラーさんに

相談しました。

 

専門家のアドバイスも受け、

傷を癒し、人生を再生させるためには

生まれ育った親、家族、家から一度

離れることが必要だとわかりました。

 

私はもう大人になり、親とは別の人生を

歩んでいかなければいけません。

それなのに今まで甘えすぎていました。

 

自分の人生を生きていると

自信が持てるようになるまでは

連絡も控えます。実家には帰りません。

 

何年後かわかりませんが

次は大人同士として自立した関係で

会えることを願っています。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

こんな感じで

 

決して親にどうして欲しいとかは

言わない。

 

あくまで自分が何を考えていて

どうすることに決めたのか、それを報告するだけの手紙。

 

返事はもちろん求めない決別の手紙である。

 

死んでも会わない、という絶縁を決意する

関係もあるが

今回は、永遠に会わないということではない、

とチャンスを残した決別の例だ。

 

幼少期の思い出や親がしてくれたことを

きちんと書くことで

親自身も邪念のない愛情いっぱいだった頃を

思い出し

無邪気なあの頃の娘が今こんなことを言っているのは

何故なのか、少しは考える。

 

そして一度完全に離れることが絶対に必要。

 

「完全に」

 

最近私にはそのイメージが浮かんだ。

 

宇宙へ飛んでいくロケットのブースター。

 

大気圏を抜ける前に、飛びたつ力と

なっていたブースターは切り離され、

完全に離脱する。

 

このイメージで

今度この家を出るときには

この家でおきた出来事、それにまつわる感情

ここに残る両親、家族。もの。

 

全てブースターの中に入れて

切り離して飛び立つ。

 

私の部屋は今までなんやかんやと

私のものが残されていたが

今度はこの部屋をゲストルームとして

整えてから出ることにした。

 

民泊の部屋にしようと思えば

きちんと線引きができる気がする。

 

私が旅立った後に

母がこの部屋に入って

手紙と共に私のいまだかつてない

本気に気づくだろう。

 

私は今までも何度も飛行機でこの家から

飛び立ってきたけれど

精神的にはせいぜい新幹線レベルだった。

 

何かあれば数時間で帰れる、というような。

何も持たずに帰っても、私のものがある状態。

 

妹は18歳で家を出るときにすでに

ほぼ痕跡を残していない。

 

学生時代のいらないもので、

母が捨てられずにいるものだけが奥に仕舞い込まれている。

 

今回のコロナ騒動でわかったように

離れた場所にまた帰れるとは限らない。

 

すぐに帰るつもりだった場所に

2度と帰れないということも起こり得るのだ。

 

ロケットで飛び立ったならば

そう簡単には帰れない。

 

命がけだ。

 

中途半端に怖くなって戻ったら

窒息してしまう。

 

完全離脱できていないうちに

毒親の近くにいると窒息に似た

息苦しさがあるので、大袈裟な例えではないだろう。

 

そしてカウンセラーさんが言うには

最低3年、完全に会わない、近況を知らせない、

会話をしないと言う距離を取ると

大抵の親は少し自分の子育てについて

振り返る時間を持つそうだ。

 

そこで気づくか、反省するかは

わからない。

 

自分を省みて、子どもの気持ちに少しでも

歩み寄ろうとする親もいれば

こんなことになったのも全部子供が悪い。

親不孝もの、変わった子だ、と言う
思考のまま進まない親ももちろんいる。

 

自分で決めた期限が来た時の

親と自分の変化を見て

もう一度会うかどうか、その後の関係性を

決めたらいい。

 

私の場合はカウンセラーさんのアドバイスから

今年秋に離れたとして5年。

第一段階として

子供が10歳になって分別がつくようになるまで

会わないことにしようと思う。

 

私が母のせいで夫を失ったという

苦しみ悲しみを癒すのに必要な時間としても

妥当かと思った。

 

両親も70代半ばになり

体調も変わるだろう。

 

私は母が痴呆になる可能性が高いと

見ているので、精神疾患に否定的な

考えの父には、まともな思考ができなくなった

妻の面倒を見ることで統合失調症の夫を

持っていた娘の気持ちが1ミリでもわかると

いいな、なんて期待したりする気持ちも

少しあるけど

 

そんな先のことはわからないので

自分が決めた5年の間に両親や妹に

何があっても、また自分に何があっても

近づかないと覚悟する。

 

今まで離れてもまめにアップしていた

家族SNSもやめて、スカイプも緊急時以外は

しない。

娘がどうしてもの場合は娘とだけおしゃべり

させて、私は自分のことは一切話さない。

 

こちらの生活を見せない。

 

こちらの生活や考えていることを教えない

ことで、干渉や邪魔の隙をなくす。

 

母は私の海外での生活にも嫉妬して

呪いをかけていた可能性が高いので

知らせてはいけないのだと今回改めて

思い知った。

 

両親は妹と旅行に行ったことも

私には教えないのだから

私も知らせる必要はない。

 

年に1、2回、文字が書けるようになった

娘に手紙を書かせてもいい。

それくらいでいい。

 

とにかく親のことは気にせず

自分と娘のことだけ考えて

幸せな人生を築いて行こうと思う。