子の心親知らず

実の母親に家庭を壊された毒親育ちのシングルマザーが親子のあり方を考察するブログ。

子どもに絶縁される親の言動

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偶然こんな記事を見つけた。

 

24歳の娘さんは、出産後自分の出番だと

しゃしゃり出ようとしてきた毒母に

 

「おまえのせいで家庭が壊れた」

 

と一言LINEで告げた後、連絡が取れなくなった。

 

娘が返事をくれないからと

婿にもLINEや手紙を送ったり

 

娘の人生に問題があるかないか

自分の価値観で決めつけてきたことが

相談メールからもわかる、と

鴻上尚史さんは切り捨てる。

 

こんなに冷たくていいんだ・・・

 

たった一言、捨て台詞を吐いて

連絡を断つ。

 

娘の人生を壊そうとしてくる

価値観押しつけババアから

自分を守るためには

これくらい冷酷にならなければならなかった。

 

私は、本当に甘い。

 

相談者の娘さんはまだ24歳で

旦那さん健在の段階で

出産直後の段階で、

きちんと毒母から離れることに成功した。

 

私は、妊娠報告の時から

母が離婚を望んでいることを知っていたのに

産院を決める時の一時帰省の時も

ものすごく不機嫌で夫に不愉快な思いを

させたのに

 

それでも里帰り出産をやめなかった。

 

母を信じることを諦めきれなかった。

 

ここまで全てを奪われるまで。

 

母も夫に勝手にLINEを送り、

その文面は私に隠した。

 

母は自分の独断で

夫を家に入れたり入れなかったりした。

 

ここまでされても母と音信不通には

できなかった私は、

 

ちゃんと愛があった夫を失い、

お金や仕事の心配のない暮らしを失い、

妹を失い、

夫側の親との時間も失い、

娘からパパともう二人の祖父母を奪い、

伯母を奪い、

平穏な暮らしを失った。

 

そして、両親への愛と信頼までも

粉々に砕け散った。

 

私は、40歳になって初めて

自分の親が毒親であることに気づいた。

 

なんとも巧妙に丸め込まれていた。

 

24歳で気づいたなら

こんなにまでボロボロにならずに済んだかもしれない。

 

夫を若くして死なせることも

パパのいない子を育てることも

なかったかもしれない。

 

コロナで不自由な2020年も

何不自由なく笑って暮らしていたかもしれない。

 

ここまでされても

私はまだ感謝から始まる5枚にわたる

長文の手紙で決別しようとしている。

 

だけど毎晩考えてしまう。

 

こんなに時間と労力を割いて

長文で釈明する必要があるかな?

 

気を遣って丁寧に傷つけないように

文を作成する必要があるのかな?

 

私のことを一人前の人間として敬意を

持って扱ったことのない人間を相手に

こんなに礼を尽くす必要がある?

 

一言

「全部おまえのせい」

「おまえが全部壊した」

とかで連絡を断つことが許されるくらいの

ひどいことをされてきたんじゃないのかな?

 

でも逆にもう40を過ぎてしまったからこそ

一言の恨み節で別れを告げることができない。

 

ただ、やっぱり私がなぜ親に会いたくないと

思うようになったのか

曖昧に伝えても奴は絶対に察しようとしないので

 

そこははっきり明確に

「あなたの行動が原因です」

「私のこれからの人生に一番不要なのはあなただ」

と分からせるように文面を変更しようと思った。

 

子どもに絶縁される親の言動とは

 

・自分の価値観で子どもの人生の良し悪しを

決めつける。

・子どもの周囲の人(特に配偶者)に勝手に

連絡を取る。外堀から固めようとしてくる。

・いつも反省すべき謝るべきなのは子ども側であって

自分は全て善意で悪い点が一切ないと思っている。

・親子関係は支配関係であり、対等ではないので

喧嘩するに値しない、子どもが訴えてきたことは

聞き流す。あるいは理解できない。

・子どもが成人して巣立ったことを受け入れられず、

いつまでも自分こそが子どもに必要な人間だと

思い込んでいる。

 

こんな親なら、一刻も早く距離を置いた

方がいい。まだ間に合う人、逃げて!!

 

 

私ももう43だけどまだ43で、

子育て人生も始まったばかりだし

過去を後悔して泣き言ばかり言うのも

いい加減疲れた。

 

アフターコロナ?の時代は

親のことを忘れて今の私が愛と平和を

感じられる人とだけ生きていきたい。