子の心親知らず

実の母親に家庭を壊された毒親育ちのシングルマザーが親子のあり方を考察するブログ。

守るべきは高齢者ではなく、子どもと若者。

若者から高齢者への感染を防ぎたいと本気で思うのなら「社会を分割」すればいい。

「若者たちの社会」と「高齢者たちの社会」に。

なぜなら、社会の維持と構築には少しでも多くの「健全な若者たち」が必要だからです。

日本を含めて、今のように若い人たちのメンタルが悪くなった時代は、少なくとも有史時代ではほとんどなかったのではないでしょうか。

若い人たちというのは、「大人から見れば顔をしかめるほどの無軌道」を楽しむ部分に本分があるわけで、それがこのような異常な状態の中で精神も行動も押さえつけられている。

そんな社会に良い未来が開けるわけがない。

未来の社会のためには若者の「心と力」(できれば健全な心と力)が必要であり、あるいは「それだけが必要で他は不要」だとも言えるはずです。

 

世界中の多くの若者たちのメンタルヘルスの状態はそろそろ限界なのでは。アメリカでは「4人に1人の若者が本気で自死を考えた」と回答 - In Deep

 

私はこの部分に強く共感しました。

 

未来の社会のためには若者の「心と力」(できれば健全な心と力)が必要であり、あるいは「それだけが必要で他は不要」だとも言えるはずです。

 

 まさにこれ。

 

毒親家庭にも共通して言えることですが、

 

子どもや若者の心と力を踏み台にして

強欲に生き延びようとする高齢者が多すぎる!!

 

本来、年長者は次世代の若者に道を譲り、

一歩も二歩も引いて子どもたちの生き様を

見守る存在であるべきです。

 

若い命を守るために自分の命は神に捧げる。

 

老いたら弱って死ぬ。

順番に。

 

死なずとも、現役は引退する。

 

それが生物の論理です。

 

若いエネルギーを吸収して

1日でも長く生きようとする強欲さこそが

社会を破壊しているのではないでしょうか。

 

老いてなお、子どもの役割を奪ってまで

現役でい続けようとすることが

どれほど未来を担う若者たちから

生命力と生きる道を奪っていることでしょう。

 

高齢になれば元来いろいろな病気にかかる

ものです。

 

コロナだけを完全に防いでも

寿命が来たらなんらかの要因で天に召されて行きます。

 

この先10年生きているかどうか分からない

もう十分に経験を重ね、いい思いもたくさんしてきた

お年寄りのために

 

20年後30年後の社会を担う

若者や子どもたちが健康と心を壊されていっている

この現状。

 

特に心の健康が損なわれているのは

本当に重大な問題です。

 

私は統合失調症の夫の結婚生活と

自身が大学生時代に摂食障害になっていた

経験から

 

”どれほど有能で知性が高くとも、

健全な心がなければ何事もなし得ない”

 

ことを痛感しています。

 

子どもたちの心が健全に育つかどうかは

大人たちの対応にかかっています。

 

大人たちの恐怖や不安を子どもたちは

敏感に感じとります。

 

今多くの大人たちが子どもたちに伝えている

メッセージは

 

「他人はバイキンである」

「外は危険である」

「このままでは大変なことになる」

 

といった、絶望、恐怖、不安、パニック、神経質さ

ではないでしょうか。

 

3、4歳の子どもが

新型コロナウイルス」という言葉を覚え

マスクで口と鼻を塞がれ

外出を制限される。

 

親たちは仕事を失ったり

過剰な消毒や移動制限のために

ストレスを増幅させている。

 

今の現役世代の大人も大変です。

 

働き方や住む場所、子どもの学校のことなど

方向転換や選択を迫られている。

 

同じことを繰り返して安定した生活を

送り続けることはもはや奇跡に近い。

 

逆に一番余裕なのは

年金生活を送っている高齢者ではないですか。

 

少なくとも親も含めた私の周りの高齢者を見ていたら

「この人たちは今の状況でもさほど生活に

変化はないのだな。」と思います。

 

とっくの昔にローンを払い終わった

マイホームに住み、

パートの仕事に行ったりはするが

なくなっても生きていけないわけではない。

 

老人会の集まりやカラオケ喫茶などの

楽しみは中断されているものの

朝起きてから夜寝るまでの暮らしは

今までと大して変わっていない。

 

移動できなくなっても別に

困らない。

 

旅行が趣味の人は残念だなあ、と

思うくらいで。

 

人によっては深刻な影響を受けている

人もいると思いますが、

私の両親、親戚、近所の高齢者たちは

大体こんな感じです。

 

それに比べると現役子育て世代の

私たちが受けた影響はとてつもなく大きい。

 

私は去年ものすごい努力をして母子で

海外移住を実行しました。

 

お金もたくさん使ったけど

3歳の子どもをみながら

たった一人でやり遂げた移住手続きや

引越しは蕁麻疹が出るくらい大変なものでした。

 

それがたったの半年で

また実家にロックダウン。

 

住む場所も、仕事も、子どもの幼稚園も

全部計画とは全然違うことになっていて

心理的ストレスは絶望と希望を行ったり来たりの

2018年の状態に近くなってきています。

 

私の友人にも夫の駐在についていくはずが

行けずに一人で出産して二人の子どもをワンオペ育児

している子もいるし、

 

国際結婚カップルでここ3年ほど日本で生活していた

友達は今年の8月に入国制限が解除されたタイミングで

旦那さんの国に引き揚げて行きました。

 

現役世代は今年の異常事態に振り回されている。

進路変更を余儀なくされている。

 

何も悪いことはしていないのに・・・

一生懸命最善を尽くして頑張っているだけなのに・・・

ただ、幸せな家庭を守りたい。

子どもを守りたい。

それだけで奮闘しているのに・・・

 

こんな社会になったことに

子どもや若者には何の責任もありません。

 

むしろ、今の高齢者が支配者に従順に

洗脳されて自分の頭で考えることを

やめてしまった結果が今の状態なのでは

ないでしょうか。

 

高齢者にマスクをつけない若者を

批判する権利などないと思います。

 

子どもの教育の場を奪う権利など

もっとないと思います。

 

遊びも教育ですから

遊び場が封鎖されているのも

立派な虐待と言える。

 

私たちがぼーっとしていたために

こんな社会にしてしまって

ごめんなさい。

 

現役世代に対してそんな気持ちを

持ってもらいたいくらいです。