子の心親知らず

出産後2年で離婚した毒親育ちのシングルマザーが親子のあり方を考察するブログ。

過干渉毒親がもっとも恐れていることは「もうあなたは必要ない」と言われること

先日、母と一緒に娘を保育園に迎えに行った帰り、

車の中でどこのスーパーが好きか、という話になって

娘と私の意見は一致。

 

母は別のスーパーが好きなので

娘が「ばあばは〜スーパー〇〇で降りて〜、

ママとりんごは〇〇に行こっか。」

と言い出した。

 

そこから話がエスカレートして

「ばあばはスーパー〇〇でネンネしといて〜」

となって

 

今運転している母が途中の別のスーパーで降りて

ママが運転して娘と別のスーパーにいく、という

話に娘の中でなった。

 

私は免許はあるが一度も運転していないペーパードライバーで

「でもこないだゴーカート上手に運転できたから

できるか。」などと娘と冗談を言い合っていた。

 

その話はなかなか終わらず

結局3人でスーパーで買い物した後も

家に帰る途中でばあばは降りろ、と娘が

言っていて

 

母は明らかに本気で腹を立て始めた。

 

何度か

「ママは運転できないの」

「ばあばいないとお家帰れないの」

「こればあばの車や!」

「しつこい!」

と言い、

 

娘も意地になって

「スーパー〇〇に行って〜!

ばあば降りて〜!」と泣き叫び出したので

 

母は本当に切れてしまった。

 

車を止め、

「ほな、あんたがここで降り!

こればあばの車や!ばあばこのまま

どっかに消えるわ。りんごのご飯ももう

せえへんわ!」

 

私に怒りをぶつける時と同じ低いトーンの

声で本気でそんなことを言ったので

私も切れた。

 

「大人気ないな、

子ども相手に本気で切れんなや!4歳やで、」

「子供でもしつこいわ!」

「おばあちゃんのくせに。」

 

私が切れたことで娘は泣き出し

私は娘に

「な、冗談やんな。ばあばりんごに一人で

降りてって言われて寂しかったんや。」

とフォローした。

 

その後家に入るなり母は無言で
台所で娘の味噌汁を作り始めた。

 

この一件で、もう本当に、全部わかってしまった。

 

この人は、4歳の孫相手に

子供のために”叱る”のではなく、

母自身の存在価値を低く言われたことで

”怒る”のだ。

 

そして、「もうご飯しない」と言い放った直後に

台所で料理をし始めたのは

私が以前から気づいていた通り

母にとって家族の食事を作ることが最大の

自分の価値であると無意識に強く思っているので

 

存在価値を低められたと思った時こそ

台所に立たずにいられないのだ。

 

だから母は家族に

「今日夕飯いらない」と言われることが

もっとも嫌い。

 

だからあえて私は今回の滞在中

何度も何度も

「おかずいらない」

「夕飯いらない」と言った。

 

驚いたことに

私が何度「いらない」と言っても

母は私の夕飯を用意する。

 

それを食べないことに怒ることは

流石になくなったが、毎日これみよがしに

テーブルに置いてある。

 

私はいじけた幼い子どものように

天邪鬼で「いらない」と言っているのではない。

 

昼食べすぎた日もある。

40過ぎたら1日3食食べる必要ないと

思っているし

おやつを食べたかった日もある。

 

実際母が作ったものを食べると夜胃が痛くなったり

するので。

 

それでも母は無視して毎晩食事をテーブルに置く。

 

これだけでホラー。

 

この前父が自分のシャツを自分でアイロンすると

言ったら

母は「え、なんでやねんもう〜」とふくれた。

 

おかしいでしょ。

大人が自分のことを自分ですると言ったことを

怒るなんて。

 

母はどうやら中身が空っぽのようだ。

 

家族の身の回りの世話を全て自分がやることで

やっと自分の存在が認められると思っているんだろう。

 

おそらく、子どもの頃に親のお手伝いをして

初めて褒めてもらえたり、愛情をもらえたから

その経験が母の自己肯定感の構築の土台になっている。

 

母は4人兄弟の末っ子で

おばあちゃんは仕切り屋の働き者で厳しい人だった

そうだから、常に忙しくしているおばあちゃんに

自分の方を向いてもらうにはお手伝いをする以外に

なかったのかもしれない。

 

実際伯母からもそんな話を何度も聞いた。

 

ただ存在しているだけでは愛情をもらえない。

お手伝いをして初めて愛情はもらえる。

 

そして母自身、自分がそんなふうに思っている

ことにすら気づかずに家族の仕事を奪い、

子どもの自立を阻害し

夫と子どもの自尊心や達成感を奪いながら

生きてきた。

 

老いてなお、それは変わることができない。

 

脳も体も鈍くなっているのに

自分より若い私や孫の手からやることを

奪おうと伸びてくる手。

 

何か先にできることはないか

いち早く見つけるために正面に座って

じーっと娘の顔を見る媚びた目。

 

母の地雷は

間違いなく

 

「あなたは必要ない」

 

というメッセージ。

 

仕事でも家庭でも

そのメッセージを受け取った瞬間

それが相手にとって当たり前のことで

あったとしても

母は容赦無くぶちぎれる。

 

「自分でできるから」

「私がやるよ」

「あなたはいい。」

「ご飯いらない」

「来なくていい」

「何も送らないで」

 

これらの言葉を悪気なく放った時

母は一瞬で不機嫌になる。

 

この人は、本当に相手の立場に立って

考えることができない人なのだ。

 

自分を認めて欲しい。

自分がいないと世界は回らない。

私はすごいでしょう。

みんな私が必要でしょ。

 

子どもの頃に信じ込んだ

自己肯定の方法の間違いに

いつまでも気づかず放置して

次世代にぶつけていくことは

不幸を連鎖させる大罪。

 

親からもらえなかった愛情を

子どもに求めてはいけない。

 

子どもは親ではない。

 

立場を逆転させることは

もっとも子どもを傷つける。

 

70にもなってまだ自分の間違いに

気付こうとせず、子どもだけでは

飽き足らず孫まで傷つける母に

今度こそはっきり耳に届くように

伝える。

 

「もうあなたは必要ない」