子の心親知らず

出産後2年で離婚した毒親育ちのシングルマザーが親子のあり方を考察するブログ。

「ひとり親家庭の子どもは問題を起こす」という偏見

タイトルの

ひとり親家庭の子どもは問題を起こす」

という偏見。

 

ドラマや人の話などでそういうことを

思う人がいることは知っていたけれど

 

今日直属の上司?が

まさにそのような偏見を持っている人だと

知った。

 

私を採用した主任はこの2年別の場所に研修で不在で、

その代わりに主任の仕事をするようになった女性。

 

彼女も2歳の子供がいるが

子どもは祖父母に預けっぱなしで

管理職の仕事に没頭している。

 

今日会議があって

私は1つの要求を伝えた。

 

それは、

学生にもし特別な事情や問題が

起きて、それが学業に影響していることを

管理職の先生たちが知っている場合、

私たちにもその情報をシェアして欲しい

ということ。

 

というのも、前学期に出席率が足りずに

期末試験を受ける資格を得られなかった

学生が1人いて、

 

その子が授業を休みがちなことについて

私がこのままだと不合格になるかもと

心配し出した頃には補導員や幹部教師たちの

間ではその生徒は問題児として議題になっていた

ことを

 

学期の最後の方でやっと知ったという

ことがあったからだ。

 

問題児として議題になっているような

ことがあれば、その子の事情などを

シェアしてくれれば、私ももう少し

注意してみてあげられたかもしれないと

思ったので、今学期からなるべく

シェアして欲しいと伝えた。

 

そうしたら、その新主任は

「問題のある生徒についてですが、

Aさんはひとり親家庭で、情緒が不安定です。

授業も休みがちで夏休みの間も自殺未遂が

あったので私たちはお母さんとも相談して、、、

 

それからBさんも親が離婚していてお母さん

だけです。それで最初は授業態度もよかったですが

最近はゲームばかりしているようで、

だんだん悪くなりました。、、、、

 

Cさんも親は1人しかいないです。

彼もお酒を飲んで別の学生と喧嘩したことが

あります。、、、」

 

あまりに

ひとり親家庭です」

「それで問題がある」

 

というような言い方をしたので

 

「最近親が離婚したんですか?」

と聞いてみたら

 

「いいえ、多分最近ではない」

 

というので

 

「じゃあもう大学生なので親がどうとか

関係ないと思います。勉強のやる気がなくなった

のは大学に失望したとか、将来に希望が持てないとか

ゲームにハマったとか、そういう理由だと

思いますけど。」

 

と私は言った。

 

大学生の成績や態度が悪いことなどを

全部「ひとり親家庭の子だから」

と結びつけているような言い方で

 

(私もひとり親なので

わざと言ってるんですか?)

と言いたくなったくらいだった。

 

親の離婚や死別で直接的に

精神面や学業面に影響が出るのは

小中学生くらいだと思う。

 

まして小学生の時に離婚したことが

大学生になって影響が出るかといえば

まあ100%ないとは言えないけれど

それだけじゃないと思う。

 

今の世の中

若者が将来に希望を持つことは

非常に難しい。

 

それに、最初はやる気のあった生徒が

途中でやる気がなくなって成績が

下がったとすれば

その原因は大学自体にもあるのではないか。

 

例えば要求が厳しすぎるとか

教師の質に失望したとか

想像より学生生活がつまらないとか。

 

まして学生たちはみんな寮に住んでいて

親とは一緒に住んでいない。

 

離れている親からそれほど影響を受けるとも

考えにくい。

 

ひとり親だから金銭面に余裕がないなどの

問題はある子もいるかもしれないが

 

学校側にも少なからず

いや、かなり大きな部分で

原因と責任があると私は考える。

 

それに、精神面に問題が出るのは

ひとり親家庭の子だけではない。

 

私は両親揃っているが

大学生の時に摂食障害を発症した。

 

授業も休むことが多く

結局1年留年した。

 

日本の場合は大学生が授業に来なくても

教師が干渉してくることはない。

 

ただ、出席不足で単位を落とすだけ。

 

精神的に問題が出た時に

学校があれこれ干渉してくるのは

逆効果になりかねない。

 

そういう時はやはり専門家の介入が

あった方がいいし、休息が必要

だったりする。

 

休学や退学などの問題になれば

当然学費を払っている親が出てくるが

そういう時に子供をさらに追い詰める

態度をとる親は、当然ひとり親だけではない。

 

私が摂食障害になったのは

毒母が原因。

 

でもうちはひとり親家庭ではない。

 

元夫が統合失調症を発症したのも

大学生の時。

 

でも彼の家も両親揃っている。

 

両親揃って毒親である方が

ひとり親でも健全な精神を持っている人に

育てられるより

よほどひどい悪影響を受ける。

 

つもりに積もった

家庭の問題や親からの悪影響は

籠から出たばかりの大学時代に

精神面の問題となって

表に現れることも多いようだ。

 

それを学校の管理職の人間が

「親が1人だから」

「あそこは離婚しているから」

と前置きしてしまう。

 

教育者も、管理職以上になると

なぜかこんな偏見を持つ人が

増える傾向がある。

 

ひとり親でも子供との時間を

優先できる仕事を選び、

きちんと子供と向き合って育てている

人と

 

両親揃っていても

仕事優先で幼い子供を祖父母や保育者に

預けっぱなしでほとんど自分で

育てていない人と

 

子供が成長した時に

どっちが問題が出るでしょうね?

 

その女性主任は

一見人当たりがいいが

心は笑っていない感じで

なんかいまいち信用できないという

印象があった。

 

管理職になる前

子供が0歳の時は職場に連れてきている

こともあったが

 

管理職になって以降

子連れ出勤OKの職場に子供を連れて

きたことはない。

 

 

その主任は一度飲み会の席で

私の娘が可愛いドレスを着ていて

みんなに可愛い可愛いと言われていた時

 

「もうこの子を見たくないわ。

うちは男の子だから見てもこんな服

買ってあげられないから。」と

冗談っぽく言ったことがある。

 

前にも「女の子はやっぱり可愛いですね」

と私に言ったこともあり

 

本当は女の子が欲しかったのかな、と

なんとなく感じた。

 

主任の仕事はものすごく忙しいので

帰宅も早くないし、週末も仕事があることも

多い。

 

ほぼ母親不在で育っているその人の若干2歳の

子どもは、よく病気になると言っていた。

 

学校のイベントなどで子連れで来ている教師が

多い日などに私が「連れてこないんですか?」と

聞いたら

「今熱を出していて」

「湿疹が出ていて」

とか病気だということが多い。

 

幼い子供が病気になる時

母親にそばにいて欲しいという

メッセージであることも多いという。

 

自分が熱を出していても

仕事に出かけてしまう母親。

 

きっと、小さな心は寂しがっている

だろう。

 

私は娘が病気の時にそばにいなかった

ことはない。

まあ、熱を出したことも5歳までで

3回しかないけど。

 

そんな育児をしている仕事人間の

人に

ひとり親だから問題があるなんて

言う筋合いないわ!

 

と思った会議。

 

ひとり親になった人ほど

こんな本読んで必死に勉強しているんですよ。