子の心親知らず

実の母親に家庭を壊された毒親育ちのシングルマザーが親子のあり方を考察するブログ。

コロナ劇場ではっきりした自分が本当に大事にしているもの

この2年に及ぶコロナ劇場で

自分が本当に大事にしているものがはっきりしたと思う。

 

それまで自分でさえも気づいていない人が多かった

潜在意識レベルで大事にしているもの。

 

それがあまりにはっきりと表に出てきてしまったから

人々が分断してしまっているんだと思う。

 

家族の間でも、恋人同士でも

今まで特に聞きもしなかった、

知ろうとしなかった、または敢えて

見ないようにしていた

 

心の奥の奥でその人が信じていること。

大事にしているもの。

譲れない価値観。

 

リモートワークできるなら田舎に住もうと

決断した人もいれば

それでも満員電車通勤をやめない人もいる。

 

ワクで多くの人が命を落とし、重大な副反応情報が

少なからず目にできるにもかかわらず

周囲の目、世間体を気にして並ぶ人に、

必死にその危険を知らせようとしている

”知ってしまった”目覚めた人たち。

 

テレビを盲信する人

テレビを捨てた人

 

医療信者

自然療法派

 

仕事優先

家族優先

 

今まで隠していた人も

目を背けていた人も

 

もう、ぜんぶバレちゃった。

お互い、分かっちゃった。

 

あなたが、どっちなのかってことが。

 

命と人生がかかっているから

知ってしまった以上は一緒にはいられない。

 

どう話してもわかりあえないなら

一緒にはいられない。

 

夫婦を、親子を、家族をやっていたけど

仮面だったわ。

心は繋がっていなかった。

 

メッキは剥がれた。

蓋は取り除かれた。

 

私が住んでいる地域では

隣の市で感染者が数人出たことから

今週頭から約2年ぶりに学校休校になった。

 

娘の幼稚園は休み。

私はリモートワークになった。

 

同じ子持ちで同じ仕事でも、

逆に勤務時間中は一歩も敷地外に

出ないことを条件に、大学に閉じ込められている

教師もいる。

 

2歳の子のママでもある副院長は

祖父母の家に子どもを預け

週末も居住地から出てはいけないという

ルールに従い

もう3週間も子供に会えていないと言った。

 

毎晩テレビ電話をするけど

息子はママにあまり嬉しそうにしないのだそうだ。

 

一方で私は在宅勤務になり

子供と24時間一緒にいる。

 

それはそれで全く仕事に集中できず、

当然ストレスも大きいのだけど

まだ5歳の娘はママといられることが

嬉しそうだ。

 

コロナ劇場が始まって以降

私は子供といる時間がすごく多い。

 

というか、コロナ前から子供と常に

一緒にいる。

 

仕事をしているシングルマザーで

これほど常に子供といられる人は

珍しいのではないかと思う。

 

シッターに預けたことは

夫もいた子どもが1歳の頃に

2回ほどだけ。

 

祖父母に泊まりで預けたのは

シングルになってから2晩だけ。

 

それ以外ずーっと6年間

一緒にいる。

 

副院長は、コロナの前から

育児より仕事を優先していた。

 

半年ほどの育休のあとは

朝8時半から夜6時まで仕事して

子どもは祖父母がみていた。

週末も仕事が入ることも多く、

子どもは毎週祖父母宅にいるみたいだった。

 

だからこそ、出世できたのだろう。

 

本当は女の子が欲しかったそうだけど

男の子で、あまり可愛いと思っていない

ようだった。

 

子どもが小さくても

育児より仕事を優先したい。

子供と過ごすよりも、出世をして

お金を稼ぐ方が大事。

 

そんなふうに考えている人と

 

私のように

子どもが小さい間、特に

6歳までの幼児期は

絶対に母親がそばにいる必要がある。

仕事のスタイルは子供と長く一緒に

いられるものを選ぶ。

お金を稼いでたくさん習い事をさせるよりも

子どもとより多くの時間を過ごすことが

大事。

 

そう考えている人。

 

この考え方、価値観、知識の違いが

コロナ禍での暮らしの変化に

顕著に現れたのではないかと思っている。

 

私は例え海外住みのシングルマザーでも

育児が最優先の考えだから

子どもと一緒にいるワーキングスタイルになった。

 

副院長は例え夫婦祖父母揃っていようとも

仕事が最優先の考えだから

子どもから離れるワーキングスタイルになった。

 

それぞれに小さな不満はあれど

願いは叶っている、ということだよね。

 

人生本気の願いは叶う。

宇宙は良くも悪くも潜在意識の望みは

叶えてしまう。

 

それがはっきり表に出ただけのこと。

 

今、価値観が合う人

一緒にいて居心地がいい人は

本物なんだろう。

 

逆に離れていく人は

本当には私のことを大事に思っていなかった人で

本当にはわかりあえない人だった。

 

幼児期に母親からの愛情が不足していたら

10代になって必ず問題が出る。

 

もう、必ずと言っていい。

遅い人は、20代で出る。

 

私は、19歳だった。

19で摂食障害になり

42で姉妹絶縁、母を捨てる決意をした。

 

夫は、5歳の時にはすでに表情をなくし(写真もある)

10代はクレイジーな行動が目立ち、

24歳で統合失調症を発症した。

そして38で親より先に他界した。

 

幼児にとって

知育より習い事より勉強より

大事な大事なもの。

 

それは

「心と体を育てること」

 

心は親との触れ合いで育つ。

自分はこの世界に存在していいのだ、

歓迎されているのだという根本的な

自己肯定は、この時期の親の愛情によって

作られる。

 

体は、自由遊びの中で育つ。

幼児は好きにさせておけば

勝手に体を使っていろんなことに挑戦する。

 

体操のように、教える必要なんてない。

特に何かのプロ選手にしたいなどの願望がないなら。

 

私はそれを妊娠期に知ったから

そして激しく共感したから

そこはブレない信念として、育児をしている。

 

  • 必要以上にしつけをしない
  • 肯定する
  • 出来るだけ自由に遊ばせる
  • 外遊びを積極的にさせる
  • 一緒に遊ぶ
  • 一緒にご飯を食べる
  • 仕事している姿を見せる
  • あなたが大好き、一番大事だと伝える
  • 出来るだけ笑顔でいる

 

在宅ワークで子どもが家にいると

自分時間もないし仕事も進まなくて

イライラする。疲れる。

 

だから休みたいときは

「ちょっと休ませて。」と子供に言う。

無理はしない。

 

今無理したら

私の母のように

将来自己犠牲意識のあまりに

子どもの自立と幸せを邪魔する

魔女になってしまうから。

 

「私はやりたいことやらないで

あなたを一生懸命育てたのに

この私を置いて好きに生きるなんて許せない」

 

そんな、おんぶお化けになって

娘の人生をぶち壊したくないから

 

今、幼い娘相手に正直に

疲れた、休みたい、今は遊べない、と言う。

 

今、好きなドラマも見るし

やりたくないことはなるべくやらない。

 

それが、子供に不要な罪悪感を持たせない

ことになると、よく分かっているから。