子の心親知らず

実の母親に家庭を壊された毒親育ちのシングルマザーが親子のあり方を考察するブログ。

七夕デートで過去世の記憶を話した話〜千年の恋〜

七夕デート。

 

午後、初めて2人でカラオケに行った。

2人きり、密室。薄暗い照明(照)

 

今日、自分の過去と前世の話をすると

決めていた。

 

彼は4時間のパックを予約していた。

本当は夜、子どもが幼稚園でお泊まりが

あると聞いていたので夜は一緒に

ビールを飲もうと思っていたけど

 

お泊まりがなくなったので

私は3時間半で帰らないといけない状況だった。

 

最初の2時間は歌った。

2人きりで歌うのは初めてだったけど

不思議と恥ずかしくはなかった。

 

学校で一緒に歌の練習したこともあるし

卒業パーティーで歌ったし。

 

2時間経過して、私は

彼に「ちょっと休憩しよ。

話があるの。私の物語。」と言った。

 

ビールを飲んで

ひまわりのタネを食べながら

私は隣に座る彼の顔をあまり見ないで

正面のモニターをみながら話し始めた。

 

歌を止めたら照明も勝手に明るくなったので

彼に照明は薄暗いままにしてもらった。

 

彼は日本語で話してもいいと言ったけれど

私は中国語で話したかったから

全部中国語で話した。

 

まずは娘の話から始めた。

 

娘が100%の日本人ではないこと

それから娘の父親の話。

 

結婚生活の間ずっと海外で

暮らしていたこと。

 

夫がもう亡くなっていること。

1歳から私は1人で子どもを育てていること。

 

シングルになって実家を出てから

娘と二人暮らしをしていたときに

中華料理屋を見かけただけで

涙が流れて

中国に行かなきゃ!と強く

思ったこと。

 

3歳の子どもを連れて

1人で海外へ行くのはすごく大変だったけど

強い思いで来たこと。

 

ロックダウンで日本に閉じ込められた10カ月を

経て戻れることになった時に

一番に

「みんな先生が戻るのを楽しみに待っています」と

メッセージをくれたのが彼で

嬉しかったこと。

 

この頃オンライン授業でみんなで作った

アニメの吹き替え作品のデュエットの主題歌を

彼がカラオケに入れたので

2人で歌った。

 

戻って最初の授業の後で

彼が私を食事に誘ってくれて

とても嬉しかったこと。

 

彼はとても勇気がいったけど

誘ってよかったと言った。

 

そして過去世の話。

 

まず前世を信じるかと聞いたら

時々信じる、と言った。

 

時々?と聞くと彼は

縁を信じているから

この縁は前世が関係あるかなあと

思わずにはいられない時があるのだと言った。

 

そして私はまず7回以上2人で食事をしたことが

ある人とは、過去世からの縁らしいと言った。

 

彼は

「へえ〜そうなの」と興味深そうに聞いていた。

 

そして前世っていうのは1回だけじゃなくて

何度も、何万回も人間は生まれ変わっていて

私は魂の記憶が読める人に見てもらったことがあると

話した。

 

そして今世が初日本人で

それまでは何度も中国人をやっていて

殷の時代に今いるここら辺にちょうどいて

その時私は将軍だった。

そして老後は別の場所に移って、とか

そんな話をした。

 

ここからが本題なのだけど

あなたと2人で食事をしていて

あなたの目をみた瞬間に

突然前世の記憶を思い出したのだと

話した。

 

信じる?と笑いながら聞いたら

え、本当に?と少し笑った。

 

どんな記憶?と聞くので

 

私は姫だけど周囲に敵が多くて

不幸せな姫だった。

あなたは守衛をやっていた。

 

身分が違うから2人は話すことも

許されなかったけれど

相思相愛だったことを話した。

 

守衛のところは自分でも「ぽいな」と

思ったらしく、クスッと笑った。

 

相思相愛の部分で

彼が少し緊張した感じがした。

 

それで今世では互いの言語を学んで

会話ができる状態でまた出会った。

 

私たちの縁は深いのよ、と話した。

 

うん、確かに。と

彼は言った。

 

一番言いたかった過去世からの

縁であることは言えた。

 

カラオケでも彼は何曲も

そんな歌を入れていた。

 

千年の恋

一生守る

前世で出会っていた2人

 

そんな名前や歌詞のある歌。

 

それから私は

子どもを産んですぐにシングルマザーになって

一度女としての人生は諦めた。

これからは母親としての人生しかないのだと

思った。

 

だけど中国に来てから

タクシーの運転手とかだけど

男の人が女として私のことを褒めてくれたりして

心が復活したと話した。

 

彼が私を女性扱いしてくれたのが

一番私を元気にしてくれたと伝えたかったのに

なんだか恥ずかしくて言えなかった。

 

ここではいろんな人が私に男性を

紹介しようかと言ってくれると言ったら

 

彼は

それはいいことだね、と言った。

 

そして離婚している自分の母親の話をした。

 

子どもの頃は離れて暮らす母と電話している

時に、後ろから男の声が聞こえると

とても嫌な気持ちになったけど

今は母親にも女性としての人生があると

理解できると言った。

 

そして改めて

先生は紹介についてどう思う?

彼氏が欲しいかと聞いた。

 

私は欲しいよ、と答えた。

 

その時隣に座っていた彼は

こちらをまっすぐ見ていたような気がする

けど、私は彼の顔を見ることが

できなかった。

 

 

男性が女性に与える一番重要なものって

何だと思う?

 

安心感と安全感だよ。

 

それが子どもを産んでからの私には

ずっと欠けていたの。

 

それを、あなたは与えてくれている。

 

 

一昨日からずっとこのセリフを言おうと

考えていたのに、

結局言えなかった。

 

彼は

先生は特別な人だと言った。

 

日本人とこんなに深い話が

できるまでになるなんて

思っていなかった。

 

それまでいた日本人の先生とは

それほど交流がなかったし

ネットで友達を探したこともあったけど

続かなかった。

 

だから先生が初めてだと。

 

私は、

今の私はほとんどの時間が

母親としての時間だから

あなたと2人でいる時間は

ママじゃない私でいられる。

 

私にとってとても貴重で大切な

時間なの、と言った。

 

それから私は

「恋愛したことあるの?」と聞いた。

 

2年前か、私が日本に閉じ込められていた頃

4カ月だけ先輩と恋愛関係だったと言った。

 

初めて聞いた話だった。

 

前に、大学に入学するときは

彼女を作ろうとワクワクしていたけど

クラスメイトを見てその気持ちがなくなったとか

言って笑っていたし

 

クラスの男はKさん以外はみんな

彼女がずっといないとか

よくそんな話もしていた。

 

でもたった4カ月で

しかもほとんど会うこともなく

意見のすれ違いで別れたと話した。

 

高校では恋愛はなかったけど

中学のときはモテたんだと言った。

 

中学のときは今と性格が少し違って

いつも面白いことを言って笑わせるような

人間だったから

自分と同じテーブルで食事をした女の子は

みんな僕のことを好きになったりした。

 

一度に三人の女の子に好かれていたことも

あったらしい。

 

中学生で恋愛か、早いね。

と言ったら

 

他の友達は親がみんな厳しくて

恋愛なんて許されなかったけど

うちは親が厳しくなかったから

 

小6で親が離婚して

親は自分のことでいっぱいいっぱい

だったから、自分は割と自由だったんだと

彼は話した。

 

でも中学生の恋愛なんて

一緒に食事するとかそれくらいだったと。

 

彼の恋話を聞いて

やっぱりモテる人ではあるみたいだけど

あってもキスまでの経験しかなさそうだなと

思った。

 

彼はきっと、ずっと私の元夫の存在が

気になっていたはずだ。

 

自分の親も離婚しているからこそ

どんな理由で別れたのかとか

今も連絡をとっているのかとか

子どもとの距離や

私がまた恋愛や再婚をする気があるのかとか

 

彼は、私が新しい恋愛をするなら

娘さんがどう思うか、その人と娘さんが

合うかどうかも重要だよね、と言った。

 

そう子どもの立場で言ったので

 

私は

娘がどう思うかは2番目だよ。

一番は、私がどう思うかなの。

ママが幸せかどうかが一番大事なの。

ママが嬉しいなら、子どもも嬉しいのよ。

子どもが小さければ小さいほど

そう思うものなの。

 

そう、大人の立場で言った。

 

私の娘は

どんなにねがっても永遠に

パパに会うことはできない。

 

パパを覚えていない。

写真を見せたとき、

「このおじさん誰?」って言うから

「あなたのパパよ」と教えてあげたんだと

話したときは

 

何だか切ない空気になってしまった。

 

2人きりの空間で

こんな話をして

彼はどう思っただろう。

 

帰り際の彼は

特にいつもと変わった様子はない

ように思えた。

 

夜にタロット動画にちょうど

「今この瞬間のあの人の気持ち」という

テーマのが上がっていたので見てみたら

 

・何か衝撃を受けている。

・それは嬉しい衝撃

・そのことによって彼は今までなかった

自信がついたようだ。

・今までは私を女神、高嶺の花のように思い、

自分なんかでは無理だろうと遠慮していたのが

たった今知ったことによってこれからは

対等な関係として進展できる自信を得ている。

・自分こそがあなたの1番のパートナーかもしれないと

思っている。自分ならあなたを守れると何かたった今

自信を持っている。

と出た。

 

またぴったりな感じで当たっているような

気がする。

 

そんなふうに受け止めてくれていたら

いいな。

 

とにかく

私は七夕の一粒万倍日に

結構勇気を出した。

 

言おうとしていたことの

3分の2くらいは言えたと思う。

 

今年は愛の奇跡が起こる年だと

言われている。

 

今日の私の勇気が

彼の恋愛スイッチを押しますように。

 

七夕デートの記録と願い。

忘備録のため細かに書きました。

長文お許しください。