子の心親知らず

実の母親に家庭を壊された毒親育ちのシングルマザーが親子のあり方を考察するブログ。

母に似た人に対する潜在的嫌悪感とシングルマザーであることが心細くなる瞬間

私がシングルマザーであることが心細くなる瞬間は

1人で子どもを連れて海外旅行をしている時でも

子どもが熱を出した時でもなく

 

他人夫婦と喧嘩になった時だ。

 

シングルになってから私に対して

怒りをぶつけた相手は決まって

夫婦で、私と知り合いの女性側だ。

 

男性側が私の同僚や知人で、

女性がその男性の妻あるいは彼女と

いった関係。

 

このブログに何度か登場している

魔界人親子の女。

 

初対面から笑顔なしの警戒心全開。

私が男性の方に近くの花屋を教えて欲しいと

言ってたら男性が連れて行ってあげると

言ったのでそうしてもらったら彼女が

勝手にブチギレ。

(単なる嫉妬)

 

その後もあれこれあって毎回嫌な気持ちになる

ので、アパートから出て行って欲しいなあ、と

思っていたら

半年ほど前から週末婚状態になって

ほとんど一緒に住んでいないと彼から

報告を受けた。

 

どおりで最近近所で見ないと思ったら。

よかったよかった。

 

ところが先月新しく来た外国人教師の中国人妻が

見た目も態度も魔界人の女にそっくり!

 

こちらも男性の方が新しく私の同僚になる人。

それなのに妻の方が大学の外国人担当の人と

連絡をとり、私にもその紹介で家のことで

わからないことを教えて欲しいとコンタクトを

取ってきた。

 

男性が中国語ができないならまだわかるけれど

彼は中国語ペラペラで読み書きもできる。

 

私の家に来た時も彼の3歩も前に出ていて

出しゃばりの世話好きの女だと感じた。

 

メッセージの最初の交換の際にも

妻です、とは名乗らずに彼の名前で連絡してきて

会った時も自己紹介がなかった。

 

私はこういう人を見ると

母を連想してしまう。

 

誰かが私に投げた質問に

母が勝手に答える。

 

私のことなのに、3歩前に出て

事を処理しようとする。

 

自分と子どもの分離ができていない人。

 

これが夫婦でもいる。

 

自分と夫が一体になってしまって

境界線を引けない人。

 

母は父のことも自分ごとのように

生活のことは代わりに答えたり

処理したりしていることもあったけれど

仕事のことだけは絶対に口出ししなかった。

 

父が国家公務員で機密事項が多いというのも

あったと思うけれど。

 

そこは昭和の女らしく、色々思うことは

あっても下がって待つことのできる人であった。

 

中国人妻には、そんな謙虚さは微塵もない。

 

夫の職場の同僚と夫より先に自分が連絡し

会う時も紹介さえなく自分が質問して

片付けてしまう。

 

夫の方は微笑みを浮かべて突っ立っている

だけだった。

 

私は最初から

なんで妻がずっと連絡してくるんだろう。

彼が自分でやればいいのに。

私たちは彼の同僚になるのだから

彼が連絡するべきでは?と思っていたので

 

同僚に彼のアカウントを紹介してもらい

直接連絡をとった。

 

中国語の読み書きできますか?

できるとのことだったので

それなら奥さんを通す必要ないですね。

これから私たちはあなたに直接連絡しますね。

 

と伝えると同時に

外国人教師のグループチャットに

彼を追加しようとしたら

一足先に別の教師が彼を追加したけれど

そのアイコンが妻のものと同じだったので

 

私は「妻です」と名乗らず連絡してくる

この女が職場のグループにまで

入ったと思い、彼を追加してから

 

「あなたは間違って同僚のグループに入った

ようなので、すみませんが退出してくださいね。」

と送ったら、ブチギレた。

 

職場のグループになんか入ってない。

 

そう言うけれど私が連絡している彼本人の

アイコンとは違って彼女のアイコンと同じものが

グループに入っていたので

「入ってますよ」と言ったら

 

なんと彼が家庭用と仕事用2つのアカウントを

持っていて、外事担当と交換したのが仕事用で

別のアメリカ人と交換したのが家庭用で

家庭用のアイコンは妻と同じだから

これは僕ので妻のではない、と言ってきた。

 

ややこしいわ!

 

それで妻の方は

私にそんな誤解をされたことに腹を立て

誤解だったようです、ごめんなさいね。と

送ろうとしたらすでに連絡先削除されてた。

 

はや!

 

知り合ったばかりの人に

誤解から気に入らない事を言われて

誤解を解く時間も残さずに

すぐに削除したりするのは

短気でプライドの高い人だ。

 

私は夫の同僚になる人であり

職場の先輩になる人だけど

そういった夫の立場を考えない。

 

彼の方も、

妻は僕の仕事や住居のことに口出しするつもりは

最初からない。100%あなたの誤解が

彼女を怒らせた。

 

と言ってきて

私は3度も謝った。

確かに言い方が直接的すぎたのは

反省すべき点でもあるし。

 

アイコンが同じで

私たちに先に連絡をしていたのは

妻だから、ありえない話でもなくて

誤解は致し方ないだろうと思う部分は

あっても、相手が怒ったらすぐ謝るのが

私の流儀なので、謝らない相手とは違って

すぐ謝った。

 

大丈夫。

気にしません。この件はもう終わりで。

と夫側は言ったけれど

 

私も傷ついた。

 

彼らは夫婦で並んで携帯を見ながら

私が彼に送ったメッセージも妻は見て

2人で私に応戦している。

 

知り合ったばかりのどんな人か

知りもしない相手と妻とであれば

例え妻に非があったとしても

擁護するし、彼が守りたいのは

いち同僚の私なんかではなく

当然嫁だから。

 

この女がどんなに短気で

知らない人相手に怒りをぶつける

ヒステリーであったとしても

夫は彼女を守る。味方する。

 

一方で私には味方がいない。

 

それは向こうも悪いよね。

君の言うことは正論だ。

気にしなければいい。

 

そんな事を言ってくれる

絶対の味方が隣にいない。

 

友人や同僚でこんな風に

味方してくれる人はいるけど

彼女たちにとっても私は

世界で一番大切な存在ではない。

 

夫婦VS私 と言う構図で

意見の相違や衝突が起きた時

相手の夫は必ず妻を守るので

私はとても心細くて惨めな気持ちになる。

 

この世界に、誰よりも私を理解して

誰よりも私を守ってくれる人は

もういないんだな、と思って

 

なんでも褒めてくれ、車がきたら

体でカバーしてくれた夫を思い出す。

 

私はただの女で嘘のつけない善良な人間

であるだけなのに

まるでライオンのように、鎧をつけた

将軍と対峙でもしているかのように

夫婦が団結して攻撃してきた時

 

これが私がシングルである事を

一番心細く思う瞬間だ。