子の心親知らず

実の母親に家庭を壊された毒親育ちのシングルマザーが親子のあり方を考察するブログ。

狼に羊のふりはできない~世の中にはバカと気違いの2種類しかいないというお話

(この記事は過去に書いたものを転載しています)

 

2017年3月11日

 

前述の手相占いの方は、ご自身も妹さんも自閉症であり、

中でも高機能自閉症アスペルガー)ということだ。

 

ご両親も精神障害を持っていたようで、壮絶な幼少期だったと

おっしゃる。

しかし50歳前後になられている今、ご自身のことを自閉症だと

認め、なおかつその能力を世の中の役に立つ方に活かすことが

できている。

 

その彼女が、私の夫のことを、自閉症ですね、と言った。

 

彼女は医師ではないが、精神障害に関してはマニュアル通りに

判断する医師よりも、こういった能力者の方のほうが分かると

思うので私は信頼する。

 

ご自身もアスペルガーなので、私と会話が盛り上がる人は

同じなんですよ、同じ匂いがします、とおっしゃった。

 

手相占いは20分なのだが、夫は1時間以上話し込んでいた。

お互いに、おもしろかった~と言っていた。

 

終わったあとも、ガイドさん夫婦と私も交えてみんなで

話していたのだけれど、その際に占い師の方が

哲学者の名前を言って、「ああ、それは~ですね。」と

即答した夫に、

「こんなことすぐ返せるのは普通じゃないんですよ。

一般の方はたいてい、”はあ。”というような返事になります。

こういう会話がぽんぽんっと私とできる方は気違いなんです(笑)」

 

彼女が言うには、世の中にはバカと気違いの2種類の人間しかいない。

 

※気違いという言葉で気を悪くされる方はこれ以上読まないことを

おすすめします。

 

バカというのは、お上が決めたルール、この世界の常識というものに

疑問すら持たず、”当たり前です”という概念でおとなしく人混みに

溶け込んで穏やかに暮らしている、いわゆる”普通の”人々のことを指す。

彼らは変化を嫌い、まあまあの現状維持を好む。

 

一方気違いというのは、学校生活にどうしても馴染めない、

先生の言うことが聞けない、常識とか当たり前が通用しなくて

自分のしたいように動いてしまう。

空気が読めない、”浮いている”人々。

一所に留まることができず、そのつもりがなくても革命を起こしてしまう。

 

現在の世の中はバカが8割、気違い2割なので

”常識””普通”という概念は集合意識が作っているものでもあるため

今はバカの概念が”普通”ということになっている。

 

しかし近い将来バカと気違いの割合が半々になるでしょう、ということだった。

 

現にもうすでに、今まで羊(バカ)の皮をかぶっていた狼(気違い)たちが

正体を現し始めている。

 

「ありの~ままの~♪」という歌が爆発的ヒットしたのが証明しているように

素直に正直に、自分らしく個性を活かして生きていいんだ!と

多くの人が気づき始めている。

 

そして、学校に行くつもりが温泉に入りたくなったので

そのまま電車で温泉に行ったり、有名人の息子である同級生の靴を、

いくらするんだろう?という好奇心で盗んで高校を退学になった

夫は、もちろん気違いで

 

高校生までは優等生だったのに大学に入ったとたん

学校に行くつもりが無性にパンが食べたくなったので

駅前でパンを買い込んで家にとんぼ返りし、就活しなきゃ、とも

思わずになんとなくやりたいこと見つけるためにフリーターになった

私もまた、気違いのグループの人間ということだった。

 

占い師の方曰く、「似た者夫婦ですね」・・・・

夫のほうが気違いレベルはずっと高いのだけれど

私も夫も、なんとか羊さんの群れに紛れ込みたい、

羊さんのふりができるはずだともがいていたために

苦しかった。

 

夫は、「目立ちたくない」という思いが最近まで強く

それでもどうしてもなんか目立ってしまうので、不安だった。

 

私は完全に羊さんである両親の洗脳に支配されていたために

家庭とはこうでなきゃ、夫は、妻は、親は、仕事は、こうでなければならない、と

親に認めてもらいたい一心でなんとか自分を、自分達夫婦を羊グループに

入れようと必死だった。

 

子どもが生まれてからのこの1年の混乱の原因は、

こんな風にお互いに”合わない”役割を無理やりにやろうとしていたために

起きていた。

 

占い師の方は言った。

 

狼が羊の群れに羊の皮かぶって入ってきたら羊さんどう思うと

思います?あれ?なんか匂いが違うな、爪が出てるな、むむ?

こいつ羊じゃない!怖いよ~!となりますよ。

 

フリしてるから怖いんですよ。

どうせバレるんだから最初から

「俺は狼だぞ~おお~!」とやってれば

「ああ、こういう人なんだ。」と思うだけなんですよ。

 

だから夫も私も気違い寄りに+15くらいのところにいるのが

一番心地よいのではないか、ということだった。

 

気違いの方々というのは行く末が二つに分かれており

1つは卓越した才能を活かして”世の中の役に立つ”天才になること。

もう一つは単に頭のおかしい危険人物として、病院送りになること。

 

どちらになるかは、本人の運も努力もあるし、周囲の協力もある。

 

成功例でいえば、統合失調症と言われている芸術家の草間彌生さん、

歌手の玉置浩二さん。アップル創業者のスティーブジョブスや、

世界トップの大富豪ビルゲイツは、アスペルガーと言われている。

 

だから私たち夫婦も、やりようによっては大富豪になれる可能性だって

ある、遠慮はいらない、占い師の方はそうおっしゃってくださった。

 

 

 夫がアスペルガーの特徴に当てはまっているかについての検証は

次の記事にて。