(この記事は過去に書いたものを転載しています)
2018年1月26日
新婚の頃
夫の不可解な言動を目の当たりにして
怖くて苦しくて
「私はなぜ統合失調症の人と結婚しなくちゃいけなかった
んだろう?世の中にはそうじゃない、普通に働いている人の
方が圧倒的に多いのに、なんでよりによって?」
私が統合失調症の夫をもつに至った理由が
知りたかった。
一体何の課題があるのか。
2014年に出会ったシータヒーラーさんには
「あなたがヒーラーになるため」
と言われた。
ヒーラーの素質がある、と言われたのは
初めてではなかったけれど
まだ私にはピンと来なかった。
その前にお会いした木村藤子先生には
顔を見るなり妊娠もしていないのに
「あなた子育て失敗するよ」と言われた。
実際に子供を産んでから
夫が喧嘩のたびにその言葉を持ち出すせいも
あり、呪いのように引っかかるようになった。
夫と別居してから3度ほど通った
過去世で女教皇だった時の絵が浮かんで来た。
正しさを強く振りかざし
民を跪かせている厳しい顔。
その顔は、どこか母親に似ていた。
子供の心よりお金が大事。
ネグレクト、浮気、DVというあからさまな
毒親である夫の親と出会い
夫がなぜ精神を病んだのかを知ろうと
学びを進めるにつれ
愛情たっぷりに育ててもらったと
思い込んでいた自分の親が
子供の心より自分の心と世間体が大事。
過干渉と事なかれ主義という毒親コンビであった
ことに気づくことになった。
私の魂は
過去世で大声で正しさを主張し
人々を裁いていた結果
晩年孤独になったことを後悔し
「正しいことは控えめに」
「みんな違ってみんないい」
そんな柔らかさを学ぶために
女教皇のような母を親として選んだ。
それなのに知らず知らず自分もまた
女教皇のようになり
夫や夫の家族を裁いていたのでないだろうか。
柔らかくなければ、人を傷つける。
木村先生、いや神様はそんな私の心が透けて
見えたから、あんなことをおっしゃったのではないか。
常識、当然、ねばならない、べき。
これらの言葉で頭がいっぱいの母に洗脳されていた
私に
そんな言葉は必要ないんだよ。
もっと自由に、心の望むままに生きていい。
そう気づかせるために
私が生まれ育った家族から見れば
「非常識、おかしい、ありえない」
そんな家族と結婚によって出会ったのではないだろうか。
夫との結婚生活は
驚きと発見の連続だった。
たくさんの怖いこと、苦しいことがあったけれど
神経細胞がパチパチパチと繋がって増殖するように
どんどん世界が広がっていき、面白いものでもあった。
夫が統合失調症でなければ
ここまで潜在意識のことを学べなかっただろうし
夫がアダルトチルドレンでなければ
自分もアダルトチルドレンであることになど
気づきもしなかった。
まさに夫婦は鏡。
結局私は夫を救おうと学んで来たことで
自分と自分の親を見つめることになった。
私自身が親になるまでに
これを学ぶ必要があったのだと思う。
これ以上連鎖させないために。
私は気づいた。
だから私はもう
子育て失敗しない。
私、失敗しないので。
神様
この結婚で学ぶべきこと
だいたい受け取れたでしょうか?