子の心親知らず

実の母親に家庭を壊された毒親育ちのシングルマザーが親子のあり方を考察するブログ。

シングルマザーの気持ち

悲しみは時間と共に癒えるけれど憎しみは時間が経っても消えない

年が変わって、また再確認していることがある。 それは、「悲しみは時間と共に癒えるけれど憎しみは時間が経っても消えない」ということだ。 辛いことや悲しいことがあった時、人はよく言う。 「時間が解決してくれるから」 確かに、私もそう思ってこの6年間…

愛した人を看取りたかったという思い

ドラマ「この素晴らしき世界」第6話で、私と似た境遇の話をやっていた。 tver.jp 〜ネタバレあり〜 離婚した夫が病気でもう死にそうな状態になっていて、元妻が5歳の子どもを母に預けて付き添いに行ったという話。 ドラマの中の元夫はアル中が原因で肝臓を…

私は夫の死を受け入れていないのかもしれない

また、夫が実は生きていたという夢をみた。 これで3回目かな。 ___________________________ 夫がふらっと帰ってきて 全く元気だった頃と同じ姿で 私たちの前にいる。 パパの記憶がなく戸惑う娘。 「え、なんだ元気だったの?」…

育児や介護だけしていると心が折れる理由

育児や介護に追われているとき。 人は心が落ち込んで、涙が溢れてきたりする。 仕事や夫婦生活、恋愛や人付き合い 趣味など育児介護以外のことと バランスよくやれているときは 時間が足りなくてイライラすることは あっても ひどく落ち込んだり涙が溢れてき…

恋愛のない人生も恋多き人生もそれぞれの苦悩がある

一生にただ一人としか恋愛しない人もいれば たくさん恋愛したり、結婚を複数回する人もいる。 また、生涯誰とも愛し合わない人もいる。 どの場合も、それぞれの苦悩があると思う。 私は、比較的恋多き人生だと思う。 19歳で初めて彼氏ができて以降 34歳で結…

自分と子どものために愛する人の死に関わった人への憎しみを手放す

またドラマの話で申し訳ありません。 tver.jp 私の今期一番気に入ったドラマ 「星降る夜に」 第7話では雪宮先生が手術を担当して 亡くなってしまった妊婦の夫(ムロツヨシ)が 大暴れ。 このドラマでは現時点で2人の出産時に妻を亡くした 男性がいる。 出産…

終わった恋の心の傷跡は、僕にあずけて

朝方、夢をみた。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 亡き夫のお父さんが 不意に私の家に来た。 私はその姿を一目見るなり 「一度もお伺いせず本当に 申し訳ありません」と悲痛な声で 言った。 お義父さんは 「本当にお前はよ〜」と言った。 …

パートナーを亡くした人がその後初めてした恋が、どうか実りますように。

昨日、Youtubeでドラマ「私に恋したイケメンすぎるお坊さん」 第7話を見ていて、 「清宮さんの奥さんがもう亡くなってるってこと 順子さん知らないんですよね」 というセリフを聞いた瞬間に 涙が溢れてしまった。 ドラマの台詞というのは 見ている人自身の…

母に似た人に対する潜在的嫌悪感とシングルマザーであることが心細くなる瞬間

私がシングルマザーであることが心細くなる瞬間は 1人で子どもを連れて海外旅行をしている時でも 子どもが熱を出した時でもなく 他人夫婦と喧嘩になった時だ。 シングルになってから私に対して 怒りをぶつけた相手は決まって 夫婦で、私と知り合いの女性側だ…

パパがいないこと、子どもの気持ちを尊重すること

娘は5歳ごろから 「パパが欲しい」と言うようになった。 絵本やアニメの世界は”普通”ではない 家庭には残酷なもので バーバパパファミリーにも ペッパーピッグファミリーにも 中心的存在としてパパがいる。 子どものためにいろいろ頑張ってくれるパパ 力もち…

ひとり親家庭の子どもは口数が少なくなる?

一般的に4歳ごろから子どもたちは とてもおしゃべりになる。 それまでに蓄積されてきた言葉たちを つなげて文にして自分の頭に浮かんだことを 表現できるようになり 言葉が止めどなく溢れ出す。 だけど、 それはもちろん聞いてくれる人が そばにいるからだ。…

シングルマザー、毒親育ちとしてコロナ対策があって逆によかったと思うこと

news.yahoo.co.jp 一般的に、コロナ禍はひとり親家庭に深刻な影響を与えているとして 報じられる。 ただでさえ経済的に厳しい中で 勤めるお店などの経営悪化などで 収入が減ったり失業したり。 子どもが休校になっても 預かってくれる人がいなくて 途方にく…

お盆 別れてから亡くなった夫と義母への供養の気持ち

お盆ですね。 中国でもお盆で、昨日が 中元節というお盆行事を行う日だった。 中国人の友達が、だから今日は義母の家へ 行って先祖のお参りをすると言ったので ふと、思い立った。 私の家にも小さな手元供養のセットがある。 6歳になった娘に先祖供養、そし…

母子家庭の父の日 5回目

6月には父の日がある。 母子家庭になって以来、自分の父親に対しても 完全スルーしている。 私の生活の中から 「父の日」は消えて、もう存在していない。 けれど世間では父の日が存在していて 娘は幼稚園の美術クラスで父の日の作品を 作成して持って帰って…

シングルマザーの子どもが見ない方がいいYoutubeチャンネル

もう何度も娘と喧嘩しているYoutubeのこと。 私が自分の時間を作るために見てて欲しい。 でも見ると娘はないものねだりを始める。 私には与えられないものを欲しいと言って 私を傷つける。 見せたい。 見せたくない。 見てて欲しい。 見て欲しくない。 その…

夫婦別居から今までの心境の変化 試練の先にある幸福

2018年3月に離婚してから丸4年が経った。 2017年3月から別居を始めて5年。 この5年間の私の心境の変化をまとめてみたい。 【別居中】子ども1歳 混乱、パニック 命の危険を感じる、サバイバルスイッチオン状態 どうしてこうなったのかという戸惑い 深い悲しみ…

誕生日をシンママ2人に祝われたい欲張りな61歳男性

例のアメリカ人男性が誕生日で 前日職場ですれ違った時に 「明日僕の誕生日なんだ!」 「夜家族とディナーに行くんだけど その後家でケーキを君と娘に シェアしたいから来て。」 と言われた。 彼は婚約したばかりの彼女とその娘のことを ずっと前から 「My F…

子どもに大人の気持ちをわかってもらおうとするな

日曜日。 私はすごく落ち込んでいた。 朝起きるなり、子どもが 「どうして中国に来たの?ずっとじいじとばあばの お家にいたかった。じいじばあばに会いたい。 A君に会いたい。Bちゃんに会いたい。」 と言ってきて 「ママこっちにお仕事あるからね。 日本に…

保険金請求書で親族の死を確認する悲しさ

これは娘の運命なのか、 私の運命なのか 子の父方の家系の運命なのか・・・ 私は、元夫、子どもの実の父親の 早すぎる死を 子どもが受取人の相続の請求書と それに必要な戸籍謄本の文字で 確認した。 戸籍に記載されている 「死亡」の2文字。 保険会社のレタ…

自分の幸せをシングルマザー相手にアピールしてくるバツイチ男性の心理とは

何度か記事に出している同僚のアメリカ人男性。 コロナ禍で同僚男性との間にあったこと - 子の心親知らず 彼が交際しているシングルマザーの女性に プロポーズしてOKをもらった、と 私にチャットで報告してきた。 しかも、プロポーズシーンの写真10枚も 添付…

疲労困憊の子どもと2人きりの冬休み

子どもと2人きりで旅先で過ごすこと 1ヶ月。 疲労困憊。 麦粒腫もなかなか完治しないし 口内炎もできたし 小麦の麺を食べると下痢嘔吐。 全てを1人でやって 全責任を1人で背負いつつ 子どもと遊ぶことに 疲れ果て もう倒れる寸前、かも。 休みの方が100倍疲…

シングルマザーとしてやっていくことに自信をなくしてます

私たちの冬休みは2ヶ月もあって その間、基本娘と2人きりで過ごしている。 去年の冬休みは1つ下の女の子がいる 知人家族のお家に10日も泊めていただいて 一緒に過ごしたので さほど孤独は感じなかった。 夏休みはその家族とは会っていないけど 他の知人友人…

愛する人をなくして思い出すこと

tver.jp 『妻、小学生になる。』 愛する人を亡くした人は 見ずにいられないテーマのドラマ。 夫を亡くしてから ドラマや他人の物語への感情移入がさらに 強烈になった。 歳を重ねて、経験を積んで 共感、理解できる物語が増えて 涙なしには見られないものが…

家族構成と住環境の変化が子どもに与える影響:怖がりになった5歳の娘

娘はもうすぐ6歳の誕生日を迎える。 もう6年か・・・ 人生史上最強の混乱期を、よくここまで やってこられたと自分を褒めてもいいよね。 育児って仕事と違ってすぐに結果が出ないし 誰にも褒められもしなければ認められることも なかなかない。 夫がいれば、…

取り返しのつかない悲劇を生まないために、喧嘩の時ほど「人の道」を忘れないように。

中国ドラマ「星に誓う恋」(原題:恋恋不忘) www.youtube.com 未婚のシングルマザーが5年ぶりに子どもの父親である 富豪と偶然再会してからの波乱の愛情物語。 初めの方は演技もストーリーもなんか不自然だなあ、と 思っていたけど、懐かしのジェリーイェン…

母子家庭であることで難しく感じること(連休編)

母子家庭であることで難しいな、残念だな、と感じること。 (連休編) 秋の連休。 日本もようやく行動制限が緩和されて 10月の旅行の予約がすごいことになってると ニュースで見たけれど 私たちが暮らす中国でも9月の3連休と 10月の国慶節の連休がある。 コ…

ひとり親家族が生きやすい世の中って?

2019年に、今の学校にきた時 いろんな活動に子どもを連れてきてもOKだったので 「来て正解だった〜。まさにシングルマザーの最適な仕事!」 と嬉しくて仕方なかった。 ところが2020年にコロナ騒動が始まり 人流や他人との接触を避ける流れが生まれる中で 職…

過去を断捨離した効果がすぐに現れた!

前回の記事で、「過去」を燃やして 断捨離したと書いた。 夫の命日に過去を断捨離。 - 子の心親知らず そうしたら、翌日気になっている男性にご飯に誘われた! 2人きりではなく、数人でだけど。 でも翌日! これまでも何度かグループで、 2回ほどは2人で一…

夫の命日に過去を断捨離。

昨日は夫の命日だった。 2年目。 まだ2年か。 夫が旅立つ前1年半会っていなかったし もう離婚も成立していたので 息を引き取る瞬間にも立ち会っていないし 葬式にも法事にも一切関わっていない。 死から半年も経ってから 義父から送られてきた戸籍の 「死亡…

「ひとり親家庭の子どもは問題を起こす」という偏見

タイトルの 「ひとり親家庭の子どもは問題を起こす」 という偏見。 ドラマや人の話などでそういうことを 思う人がいることは知っていたけれど 今日直属の上司?が まさにそのような偏見を持っている人だと 知った。 私を採用した主任はこの2年別の場所に研修…