子の心親知らず

実の母親に家庭を壊された毒親育ちのシングルマザーが親子のあり方を考察するブログ。

申し込みたい病

(この記事は過去に書いたものを転載しています)

 

2016年6月7日

 

夫は、申し込みたい病だ。

また、「病」とかつけたらすぐ人のこと病気扱いすると言って
怒るけど。

じゃあ、癖、かな?

検定試験、講座、学校、何でもお金を払って申し込むのが大好き。

ただ、申し込んだ時点がやる気がピーク。

そこから、勉強しない。
当日、行かない。
やらない。

やらないでお金だけ払ったものは、いくつあるだろう。

父も、趣味を始めると言って何か楽器を買ったりしても
1度触ったくらいで、やらないから、母も文句を言っている。

男ってみんなこうなの?

もしかしたらそういう傾向が強いのは、男性の方なのかも。
熱しやすく冷めやすいというか。

女性は周囲をみていても、自分にしても、一度始めたら
長く続けることが多いし、試験当日行かないなんて
急病でもない限り、有り得ない。

何でも、ただじゃないし。

このことを夫に指摘するとプライドだけは天より高い彼は
「やらないことにばっかりフォーカスしないでくれる?」
と言う。

そしてまた、新しいやりたいこと(申し込みたいこと)を
見つけて、一応相談してくるけれど
「ほんとにやるの?やるんだったら申し込めばいいけど。
申し込んだらやりなよ。」


そんな風に言うと、「何なの。人がやる気になってるのに
否定ばっかりして」と怒る。

いやいや、今までの自分の行動振り返ってみなよ。
やるって言ってあ、そうなん。がんばって!と応援させといて
すぐやらなくなって、私はがっかりして、ていうの、
何回繰り返したと思ってるの?

そうすると
「過去は過去でしょ!すぐ過去の話ばっかりする!

人は変わるの!」と言う。

それならば、行動で証明してほしい。

人の信頼を得たいならば、

それだけの行動をするしかないのだ。

嫁がいつも自分のやる気を否定する、と言うけれど
違う。


やる気はいつだって応援してきた。
やってほしい。そして続けてほしい。結果が出るまで。

申し込みだけしてやらない、というのをやめてくれ、と
言っているのであって、何もするな、行動をやめてくれと
言っているのではない。

確かに私も、できたことよりも、

できていないことにフォーカスする、
やった経験よりも、やらなかった経験を

記憶しているかもしれない。

それだけ、夫に期待しているから。

でもね、あれから40年、の先輩主婦たちは言う。

旦那に期待なんかしちゃだめ。
するだけ無駄。

う~ん・・・・
勝手に期待して、勝手にがっかりして何年も繰り返して
結果そういう結論になるんだろうな。

結婚生活って何なんだろう。

仕事バリバリで稼ぎがよくて、家事も育児も積極的に
やってくれて、ルックスもよくておしゃれで妻のことを
ずっと女として大事にしてくれて交友関係も広くて
会話もおもしろくて、アクティブでとかいう、


イケてるダンナ、イケダンは
ドラマの中、少女漫画の中、或は雑誌『VERY』の中に
しか存在しない人物なのだろうか。

最近、ドラマの中にもイケダンは登場しないね。
イケてるのは、不倫相手だけ。
いつだって恋愛相手はイケてるけど、結婚相手はダメ男。

なぜだろう。
それでも独身の時は、結婚に憧れてしまう。

本当に謎だ。