子の心親知らず

実の母親に家庭を壊された毒親育ちのシングルマザーが親子のあり方を考察するブログ。

夫に用事を頼むときの言い方

(この記事は過去に書いたものを転載しています)
 
2016年7月15日
 
日頃よく、夫に家事を頼む時などに
なにゆえ1から10まで言わなきゃわかんないんだろう、
とイラつくことがよくある。

例えば「洗濯物干しておいてくれる?」
もし相手が母親や妹なら、
その一言だけで完璧にできるのだが
相手が夫であればそれでは言葉が足りない。

1.洗濯物は今洗濯機の中にあって、横にかごが置いてあるから
  それに入れて干場に持って行って。
2.今干してある乾いている洗濯物は取り込んでから
  新しいの干してね。
3.触って乾いていないやつがあったらそれは
  そのまま干しておいてね。
4.できるだけパンパンってやってしわ伸ばして干してね。

・・・まあこんなかんじ。

これを言わないと、
まだ乾いてないから干しておいたタオルとかも
そのへんの床にぽいっと放ってしまう。
 
或はもう乾いているやつを取り込まずに新しいのを干そう
として、「ねえ!干す場所足りないよ!」
と呼ばれることになる。

赤ちゃんがいると外出前の準備が多くて慌ただしいのだが
私が自分の用意の後で娘を着替えさせたり床を片づけたり
エコバッグを入れたりあれこれバタバタやっている中で、
 
夫はさっさと自分の用意だけ済ませて、
玄関に出て突っ立って待っている。

遅いなあ、みたいな顔して。

いやいやいや!先に靴履いて玄関に出てぼーっと待ってないで
手伝ってよ!
もう靴履いちゃってたら、ちょっとこれお願い、
とかも言えないじゃん!

私が準備する間娘を抱っこしててほしい時もある。

でも言わないと、何もしてくれないのだ。
恐らく何していいか分からないんだろう。

これが相手が女性だったら、
間違いなく自分でやることささっと見つけて
隙なく手伝ってくれるけど、男性にはそうはいかないらしい。

だからやってほしいことがあったら
はっきり具体的に頼むこと。

玄関の棚からエコバッグ1枚出しといてくれる?

エコバッグ出しといて。
じゃダメなの。

どこから何枚出すか、そこまで言わないと。

私かばん取ってくるから娘抱っこしてて!とか

これも、なぜ今彼が娘を抱っこする必要があるのか、
理由も言わないといけない。

理由を察したりは、できないので。

こういうの、
いちいちほんとに1から10まで言わなきゃできない
なんて、うちの夫だけなのかな?って最初は思っていた。

統失だから?発達障害

だけど、どうやらそうじゃないらしい。

男性というのは、だいたいみんなこうみたいなのだ。

男は、「察する」ということが苦手。
特に異星人である女が何を求めているかなど、
皆目見当もつかない。

なので母親や姉妹や女友達に対するのと
同じような言い方をしては、できなかったり、
間違えられたりしてイラつくことになる。

この間テレビでフジモンユッキーナ
スタッフが家でごはん食べるから、
肉を買ってきてと頼まれたけど
その指示が、「そんないっぱいじゃなくていい」だった。

だからフジモンは少しだけ買ってきた。
そうしたらどう考えても人数からして足りない量だったから
ユッキーナが「少な!これじゃ足りないでしょ!」
と文句言った。

フジモンからすれば
「だっていっぱいじゃなくていいって言ったやんか!」

「いや、いつもすっごい量買ってくるから、
そんないっぱいじゃなくていいって
言ったんだよ。でもこれはどう見ても少なすぎでしょ!」

そしたらフジモン
「もう~分からんわ~そんなん言われても~。
これから豚何グラム、牛何グラムとか書いて~」と言った。

ユッキーナ「グラムとか分からんし~(ガックシ)」

どこも同じなんだなあ、と思った。


男には、本当に分からないらしい。


統失だからとかじゃないよ。
精神を病んでいる人なら、脳に障害がある人だったら
尚更難しいのかもしれないけれど、健康健常な男性でも、
こうなのです。

でも、ちゃんと細かく具体的にお願いすれば、
たいてい間違えずにちゃんとできる。

そういうものらしい。

こちらのベストセラー本には、上手な頼み方が書いてある。
私も繰り返し読んで、練習中。
まだ全然できない。
できるようになりたい。