子の心親知らず

実の母親に家庭を壊された毒親育ちのシングルマザーが親子のあり方を考察するブログ。

お金は愛である

(この記事は過去に書いたものを転載しています)

 

2017年4月25日

 

不登校カウンセリング:2週間で解決した方法とは?の山根貴子さんの

メルマガに、「お金は愛だからね」と書いてあった。

 

ここ最近の自分の状況にドンピシャだったので、

は!そうだったのか!と腑に落ちた。

 

夫婦仲が悪くなると旦那さんは家にお金を入れなくなる、と言うのは

よく聞く話だけれど、それは旦那さんの中にある奥さんをはじめとする

家族への愛情タンクがすっからかんになるから、出せなくなるんだね。

 

自分に愛をくれない人に、お金という愛を渡してたまるか!

という気持ちになる。

これは男も女もそうだ。

 

離婚裁判では財産分与などのお金の話がメイン。

 

愛を失った人同士がお金を奪い合うことは、

自分の心を深く傷つける。

 

みんな本当は

金よこせ〜じゃなくて、愛をくれ〜って叫んでるんだよね。

 

そりゃあ傷つくわ。

 

夫は別居して離婚の話などするようになってから

もともと私の口座に入っていたお金まで、自分の口座に

移させた。

 

夫婦共同名義で海外に作っていた貯金も、一人で解約しに行って

1円も私にはくれていない。

 

例えあげたくてもギャンブルの負け金の支払いがとんでも無いことに

なっているから何も残らないけど。

 

夫婦の愛がギクシャクし始めたら、途端にお金が消えちゃった。

 

お金って、人が喜んだり感謝したりして払うものなんだよね。

 

だから人を喜ばせたり助けたりしている人のところには

どんどんお金という形で愛が入ってくる。

 

ギャンブルなんて、誰も喜ばないし感謝しないから

そんなもの収入になるわけないんだよ。

 

ギャンブルのお金って、自分さえ儲かれば!と強欲になっていたり、

自分を見失って賭け事している人同士で奪い合っているお金であり、

誰も幸せになっていない。

 

やっている本人は勝った瞬間は喜んでいるかもしれないけど

そばにいる家族は勝っても負けても、誰も喜んでいない。

 

ただ、一刻も早くやめてほしいな、と思っているだけ。

 

パチンコでもスポーツへの賭け事でも、トータルでは

損するようになっている。

 

宇宙の法則から言って当然のことだ。

 

夫は、愛情タンクが空っぽになったから

実際のお金も空っぽにしてやろう、という気持ちになったの

かもしれない。

 

だけど厳しい言い方をすれば、

アスペルガー専門のカウンセラーで下記の本の著者が

書いていたけど、

 

 

発達障害や精神病はギャンブルをやめなかったり、

家族に暴言暴力をしたり、家族の生活を危機に陥らせる理由には
ならない。

 

パートナーが発達障害精神障害があるからといって

どんなひどいことでも耐えなければならないことはない。

 

 

ただそばにいて耐えることが愛だと勘違いして

共倒れになる必要などない。

 

相手の精神が不安定になっているのは自分にも原因があるかもと

暴力に耐えたり、借金を肩代わりする必要などないのだ。

 

ご自身がアスペルガーで両親が精神障害者だったという

人気手相占い師の方は、キレる相手からはとりあえず逃げることが

大事だとおっしゃった。

 

キレてモノや人に暴力したりする時点で医学的に診断されていようと
なかろうと、その人は立派な病気です。

 

精神が健康な人って、キレないんですよ。

 

腹が立つことがあっても、大声で怒鳴ったり手を出したり

モノを蹴ったりってしないんですよ。

もっと静かに怒るんですよ。

 

 

精神を病んでしまっている人は、「話せばわかる」は

通用しないから、自分の身を守るためには「逃げる」「物理的に距離を置く」

それしかないのだと。

 

物理的に距離を置いて、自分の身の安全は確保した上で

心配や怒りではなく、愛のエネルギーを送ること。

 

私は自暴自棄になって暴れてギャンブルにハマってしまった夫から

自分と娘を守るために物理的に距離をとった。

 

離れた場所から、今までは怒りや心配のエネルギーを送ってしまっていた。

 

でも、彼はかつて私にたくさんのお金や幸せな時間をくれた人。

生涯を共にしようと誓った人。

本当は悪い人じゃないことは、知っている。

 

腹の立つことも多いけれど、

離れたところからせめて愛のエネルギーを送ろうと思った。

 

彼が癒されますように。

目が覚めますように。

 

今自分が出すエネルギーによって、未来も変わる。

 

今できることは、できるだけ「今」をいい気分で過ごすことだけ。