(この記事は過去に書いたものを転載しています)
2017年11月8日
父が来てからも2時間くらい、私たちは話していた。
もう別居中何してたとかの話ではなく、
どうしてこんなことになっているかについての、
互いの主張。
夫のあまりに理不尽で、意味不明の言葉に
私もヒートアップし、大声になった。
父はさすがに近所の目が気になったとあとで言っていた。
離婚問題が発生してから私の中の一番凶暴な部分が生まれて
初めて顔を出している。
10年くらい前、私はヤクザもののVシネマにはまっていた。
仁義の世界をかっこいいと感じていた。
その頃にインプットされた言葉かな?
てめえ!とか。
金いらねーっつってんだろ!とか。
父からすれば、優等生で真面目っ子だった娘が
ヤンキーみたいな言葉使いになってさぞ驚いたことだろう。
なんか、頭が沸騰して、自分で歯止めがきかない。
今の夫と話していると、私はいつもこうなる。
近くに何か武器になるようなものがあれば、頭を思い切り
殴りたい、という衝動すらある。
ペラペラ、理屈の通らない自己弁護ばかり
同じ話、過去の話と未来の絵に描いた餅の話ばかり繰り返す
夫を、黙らせるために。
私を愛している尊敬していると言いながら
私の本気を完全に無視する夫を、黙らせるために。
だから父は
「もうあかんあかん。こんな調子で一緒におれるわけない。」と
離婚に賛成したのだ。
私たちにはまだ2歳にならない小さな子供がいて、
その子の目の前であっても私は今の夫と話すと頭が沸騰する。
何するか分からないのは、私も同じ。
そんな時、娘が泣いていても私にはかまう余裕などなくなっている。
だから、私たちは離れていなければならない。
じゃあどうして、口を聞くたびにこんな大げんかするような
状態になったのか。
私たちは昔からよくおしゃべりしたし、いつでもどこでも一緒で
仲良しだったはずだ。
なのにどうして、こんなに争っているのだろう?
その原因について、夫が全く理解していないし、
認められないようなので、夫がこの記事を読むことも想定して
自分の思考をもう一度整理するためにもここに至るまでの
経緯を思い出してみようと思う。