タイトルはドラマ「最高の離婚」
の名言の一つです。
久しぶりに買った雑誌「VERY」の
クリス・ウェブ佳子さんの連載にあった。
やっぱりドラマの脚本家ってすごいですね。
登場人物のセリフの中に多くの人がはっとしたり
激しく同意したりする名言が散りばめられていて。
ドラマで心が救われるって本当にある。
今見ている韓国ドラマの「結婚契約」も。
毎話号泣。
今日はそれで泣きすぎて完全放心状態。脱力。
仕事する気になれないので部屋の片付けを
してました・・・。
そろそろ実家の私の部屋をゲストハウス並に
すっきりさせることを実行していかないと
いざビザが取れてからでは時間ないなあ、と
いうことで。
ものを捨てて、取捨選択して
掃除したら、心も浄化されるし。
前置きが長くなりました。
早すぎる別れには惜しみが残る。
これ、私にとっては夫の死です。
離婚も、早すぎたのかもしれない。
娘は2歳だったのだから。
でも、あの時はそれしか生きる道がないと
思った。
だから仕方なかったと思う。
でも、それからたった1年半後に
夫が38歳の若さで死んでしまうなんて
それはやっぱり早すぎた。
もっと生きて、離婚になったことや
妻子のことを考えて反省もして欲しかったし
娘が10代になってから再会して
「父ちゃんバカだったんだよ〜」
って言うかもな、って言ってたのに。
死はそんな可能性の全てを奪って
いろいろな後悔や惜しみを残した。
そして
遅すぎる別れには憎しみが残る。
これは、私にとっては母親との別れです。
40歳にもなってから
母が私に執着して自立を妨げるその思いの強さに
やっと気づいた。
問題は十代の頃から起きていたのに
いろんなズレや気持ち悪さがたくさん
あったのに
私は母を悪く思うことができずにきた。
40歳になって
自分も母になって
家庭を壊されて
取り返しのつかないことをされて
人生の邪魔を明確にされてから
やっと、母の本心を見つめる勇気が出て
この家から完全に離れる覚悟ができるなんて
遅すぎたから、憎しみが溢れている。
20歳くらいになったら
自分の人生を歩き始めないと。
私は娘に対して
そしてこれから出会う大切な人に対して
早すぎたり遅すぎたりしないよう
心を正していたいと思う。
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