子の心親知らず

出産後2年で離婚した毒親育ちのシングルマザーが親子のあり方を考察するブログ。

人間には3種類いる。男、女、そして母親。ドラマ「Mother」を観た感想。

坂元裕二という脚本家が書いた、

『Mother』というドラマを見た。

 

主演が松雪泰子さんで、私はあまり好きじゃないので

今まで見ていなかったのだけど

 

坂元裕二さんがドキュメンタリーで出ていて

この作品に興味を持った。

 

「Mother」

 

今の私の、テーマだし。

 

色々な、母親たちの物語。

 

実の子を虐待する母。

他人の子を養子縁組で育てた母。

実の子を捨てた母。

虐待されていた子を誘拐して母になろうと

決めた母。

お腹の子に病気があることがわかって

婚約破棄して1人で産むことを決めた母。

 

いろんな事情を抱えた

母親たち。

 

この物語は、母親なら、母親になろうとしたことが

ある人なら誰でも、涙なしには見られない。

 

私は後半はもう号泣だった。

 

世界は母性で成り立っている。

 

母は大地。地球。

 

みんな母から生まれて

どんな人にも、心の中には

「お母さん」がいる。

 

おじいさんが記者に向かって言うセリフがある。

 

「人間には、3種類いるんだよ。

男と、女と、母親だ。

これは、俺たちにはわからんよ。」

 

確かに、母親というのは

女とは違って、別の生き物なのかもしれない。

別の生き物、というより

別の形態か。

 

悟空がスーパーサイヤ人になったような

感じかな。

 

妻に母を求めていた男は

本当の母になった妻の、

想像をはるかに超えた変化に

驚き、戸惑い、ついていけず

逃げ出してしまうんだろう。

 

母親の底力というのは

それこそ大地もひっくり返すほどなんじゃないか。

 

女は母親になったとき

「命に換えても守るべきもの」

を知る。

 

この地球上の全ての生物の大元は

母。

 

母親は地球。

 

世の中はもっともっと母親に

優しくないといけないし

子育てを支援、応援、保護しないと

いけないと思う。

 

虐待する母は、世の中に追い詰められた母だ。

 

子供が可愛くないんじゃない。

子供が可愛くないわけがない。

 

子供がいることで世間から迷惑がられたり

仕事が見つからなかったり

友人知人に仲間外れにされたり。

 

夫と離別や死別でたった1人で

子供を命がけで育てなければならなくなったのに

さらに他人や他の家族から冷たくされたり

きついことを言われたり。

 

人生で一番頑張っているのに

誰にも褒められたり労われたりすることも

なかったり。

 

そうやって根本が間違っている

世の中から子供を愛していただけのはずの

母親が追い詰められていく。

 

ただ必死で子供を守ろうとしている

だけの母親が、犯罪者になったり

悪い女になったりする。

 

母親を大事にしないことは

自分を大事にしないことで同じで

母なる地球を大事にしないことと同じだ。

 

子供にとって一番辛いことは

お母さんが悲しんでいること。

お母さんが苦しいこと。

 

お母さんを苦しめる人は

お父さんでもおばあちゃんでも子供にとって

敵になる。

 

母親にとって一番辛いことは

我が子の成長をそばで見られないこと。

 

このドラマを最後まで見ると

そんなことがよ〜くわかる。

 

芦田愛菜ちゃんは本当に天才。

坂元裕二さんは、男なのにこんなに母性が

わかるなんて、やっぱり天才。

 

子供に、壮絶な夫婦喧嘩を見せてはいけない。

もしも暴力や暴言があるなら、もう1日も我慢してはいけない。

子供の手を引いて、逃げよう。

 

おばあちゃんと仲が悪いなら

一緒にいてストレスがたまるなら

経済的な理由で実家に居候するのはやめよう。

 

子供は、母親が幸せかどうか

楽しいかどうかを、とても敏感に感じとるから。

 

母親が幸せじゃなかったら

子供は自分を責めてしまうから。

 

悪い波動の中に身を置いていると

水の中に墨汁を垂らした時のように

どんどんどんどん黒くなる。

 

金は天下の回りもの。

愛情も天下の回りもの。

 

お金は世の中をぐるぐる回っているから

自分のところだけすっからかんになることは

ないし

 

愛情も生き物の間をぐるぐる回っているから

家族の誰かから愛情をもらえなくても

誰かを愛せなくなっても

また別の誰かから愛情を回ってくるし

回せる。

 

そんななんとでもなるものよりも

母親がなんとしてでも守らなければならないものは

我が子の命と心だ。

 

夫の死を願っていた日々

母を憎しみの目で睨んだ日々。

 

自分が手を出さなくて本当に良かった。

我慢して相手を加害者にしなくて、

本当に良かった。

 

どっちにしても、我が子と離れ離れに

なったかもしれない。

 

逃げて、正解だった。

 

経済的に苦しい時期があっても

心の中が家族に対する憎しみで

いっぱいより、はるかにいい。

 

母親なら、どんなことがあっても

未成年の我が子の手を離しちゃいけない。

 

どんなことがあっても

大人になった我が子でも

信じてあげないといけない。

 

そんなことを しみじみ思った

ドラマでした。

 

私はhuluで観ています。