子の心親知らず

実の母親に家庭を壊された毒親育ちのシングルマザーが親子のあり方を考察するブログ。

人間関係の衝突は”反応しないこと”で避けられる

最近ブチギレられたパターンを検証してみる。

 

1、学生の希望を叶えてあげようと思って
知人にあるお願いをした。

 

子どもの習い事の送迎のために時間の都合が
つかないと言うので、私も知り合いでもある
奥さんにその日だけ送迎を頼めないかと

言ったら、キレられた。

 

2、卒業生に頼まれてある教師の

連絡先を追加した。

その教師の勤める学校が新しい外国人教師を探していると

聞いていたので、私は行くつもりがない、さらに

教師の知り合いの日本人も少ないので力になれない

かもしれない、と言ったらブチギレられた。

 

3、新しく来た外国人教師の中国人嫁が

住まいのことで聞きたいことがあるから

教えてあげて欲しいと知人に頼まれて

連絡先を追加した。

 

彼女は夫の代わりに私たちに連絡をしてきて

さらに外国人教師のグループチャットにまで

入ったように見えたので(それは夫とアイコンが

同じだったので私の勘違いだったが)

本人と連絡するので退出してくれますか、と

言ったらブチギレられた。

 

なんか、共通点がある。

 

1つは、全部私が誰かから頼まれて良かれと

思ってコンタクトを取った時に起きているということ。

 

2つ目は、相手は中国人女性、または中国人女性の

言いなりになっている外国人男性。

 

3つ目。2番を除いて夫婦ともに知り合いになった人。

 

ここに存在する相手のキレポイントは

 

「夫婦関係が他人の介入によって壊されることへの

尋常でない警戒心」と

「頼まれたことができない、あるいは頼みを

聞いてもらえない可能性を否定したいと言う

自尊心」

 

ではないかと思う。

 

前者に関しては

私がシングルマザーになってから

他人から向けられるようになった警戒心だ。

 

私にパートナーがいるときは

このような攻撃的な気持ちを感じたことがない。

 

ふと

シングルマザーであるというだけで

夫や彼氏のいる初対面の女性から必要以上に

警戒されていることに気がついた。

 

シングルマザーは人のものを奪うほどに

男に飢えていると思われているのだろうか。

 

そもそも、その相手に全然興味なんかないのに。

 

私こそキレていい態度ではないかと思う。

シンママをバカにするにも程がある。

 

後者に関しては

もしかしたら中国人または中国に染まった人に

特に顕著に見られる傾向かもしれない。

 

中国人と接して感じるのは

自尊心が異常に高くて、

特に「人の力になれる自分」

「人に助けてもらえる自分」であることを

誇りとし、それが否定されようとするとき

過剰反応が出る気がする。

 

日本人の美徳としては

「人様に迷惑をかけない」ことが

非常に大きいと思うけれど

 

中国人の美徳は

「助け合う」ことを非常に

重視していると思う。

 

助けを求めて断られたら

それは相手から

「あなたには助ける価値がない」

という意思表示になるために

傷つく。

 

相手が助けを求めてきた時に

自分がそれができない状況だと

「相手に無能だと思われる」という

恐怖心が沸き、自尊心が傷つくために

 

「できないとは言っていない」

「あなたの勘違いだ」などと

怒涛の言い訳が始まる。

 

シングルマザーだから男を取られるという

のも、助け合うことに対する考え方の違いも

どちらも思い込みに過ぎないし

誤解が大きいと思う。

 

本当の問題は

このようなすれ違いや衝突が起きた時に

相手の真意を納得いくまで確かめようと

する誠意がないこと、

 

”誤解かもしれない”と自分を疑って

相手を信じる姿勢がないこと

 

相手や自分に反省や謝罪のチャンスを

与えないこと

 

つまり、

「自分が攻撃された!拒否された!」

とすぐさま過剰反応して

相手の真意を見ることなく

扉を閉めてしまうことにある。

 

人間なんて思い込みの塊で

コミュニケーションは誤解の連続

なのだから、1往復のやりとりで

シャットダウンしては何も発展しない。

 

言い合いになった時でも

相手の真意はどこにあるのだろう。

なぜこのような反応をするのだろうと

冷静に考えてみれば

多くの場合は相手に悪意があるわけではないと

分かると思う。

 

上の3件の私の例では

2件は相手が誤解を解く隙も与えないまま

扉を閉めてしまった。

 

1件は、会ったこともないのに

過剰反応した相手が「今まで無駄に生きてきたんだね!」

とまで暴言を吐いたので、こちらからシャットダウンした。

 

このような例を見ても

夫婦間で気軽に頼みごともできない人が

多いのだなあ、ということが分かるし

 

壊れそうな夫婦関係を守るためなら

知り合ったばかりの他人に暴言を吐くことが

できる心の余裕のない人が多いことも分かる。

 

夫婦が本当に運命の相手で

心から愛し合っていれば

他人にも愛を与えることができるはずだし

 

悪意を持って壊そうとしてきてる人なら

まだしも、むしろ善意で接触している

普通の人に衝動的に牙を向いたりしないだろう。

 

このような人たちは

別に私が原因にならなくても

必ずどこかで似たような衝突が起きているはずだし

 

夫婦が自分の問題として向き合うまで

他人との衝突が続くと思う。

 

本物の愛は周囲にも愛が伝わる。

近くにいる他人まで温かい気持ちにさせるのが

本物の愛。

 

警戒心丸出しで神経を尖らせないと

維持できないなんて

そんなの愛とは呼べない。

 

人間関係の悩みは

悟りでも開かない限り一生続くんだろう。

 

だから和尚さんもおっしゃっている。

 

「反応しないこと」

 

人間関係の摩擦は過剰な反応から

起きているんだなあ。

 

PCRなんかしなければコロナが

存在しないのと同じで

 

反応しなければ摩擦もないと

いうことだ。

 

私もこのような過剰反応する人に

まだ遭遇してしまうということは

まだまだ修行が必要だな。。。