子の心親知らず

実の母親に家庭を壊された毒親育ちのシングルマザーが親子のあり方を考察するブログ。

女性の幸福と世界の平和は男の子の育て方にかかっている

世界の犯罪者は圧倒的に男性が多い。

だから、女性の幸福と世界の平和は

男の子をどう育てるかにかかっている。

 

わたし自身男の子2人を育てる母親として

そのことを意識しながら子育てをしています。

 

 

インスタで、このような投稿をされている方がいた。

 

私もそう思っている。

 

実際に犯罪者の男女比率はこんな感じ。

 

犯罪者の男女別比率はどのくらいか弁護士河原崎弘法律事務所HP)

 

8割は男性。

性犯罪においては、もっと多いだろう。

 

なぜ男性が犯罪を犯す割合が高いのか?

 

これについては遺伝子の原因が1つ考えられる。

 

男性は遺伝子に「闘う」ことがインプットされている。

 

古代では国を問わず男が狩をして食べ物を取ってきた。

獲物を巡る争い、家族や家を守るための外敵との争い。

子孫を残すための同性との争い。

 

その全てに勝ち上がってきた遺伝子が

現代の男性の中にある。

 

男は戦うことが好きだというのに

説明は要らないと思う。

 

戦国時代や戦争中は

男たちが戦場へ行き、そして

人を殺すことが英雄だと褒め称えられた。

 

男たちは古代から今も

ずっと戦っている。

 

それゆえ

相手を敵と認識した場合の

キレ具合が、女性とは違う。

 

力が強いうえに

衝動的にカッとなりやすい遺伝子を持ち

自分と自分の大事なものを守るために

敵を排除する傾向のある男たちに

 

戦うべき時とそうでない時を教え

女子どもは敵ではなく守るべき存在だと

細胞に叩き込むのは

小さな頃からの家庭環境にかかっている。

 

攻撃性と集中力や瞬発力

そして体の大きさや力の強さを

正しく使えるようにするには

健全な精神の発達が欠かせない。

 

強い肉体に健全な精神が宿っていれば

男はヒーローになれる。

 

強い肉体に不健全な精神が宿れば

男は犯罪者になる。

 

精神が健全に育つかどうかは

家庭環境にかかっている。

 

親のあり方に、かかっている。

 

私の夫は、その攻撃性を妻と子どもに向けた。

 

だから家族を守れず

自分さえも守れなかった。

 

攻撃する相手を間違えたら

人生は終わってしまう。

 

だから男の子の親は

その攻撃性をどう使うかを教え込んで

いかなければいけない。

 

女の子の親なら

自分の守り方を教え込んでいかなければ

ならない。

 

先日、子どもの体操教室で残念な男の子に会った。

 

娘が友達と遊んでいて

小さなウサギのぬいぐるみがなくなったと

私に訴えてきた。

 

それは私が気に入って旅先で購入したリング付きのもので

私が鞄につけていたのを、娘の友達が外して遊び場に

持っていき、マットを積み上げた上に置いていたら

離れている隙に他の子がそこで遊び始めて

置いていたぬいぐるみがなくなったと言う。

 

そこで私もその場所へ行き

遊んでいた子どもたち2人に

「ウサギのぬいぐるみ見なかった?ここに置いてたって

言ってるんだけど。」と言うと

 

その男の子が

「見たけど今はここにないよ。

遊ぶために上にあったもの全部下に払い落としたから」

と言った。

 

でも床には落ちていないので

「隙間に落ちてるかもしれないから

ちょっと探させて」と言うと

 

「落ちてない!今遊んでいるんだから

触らないで!」と拒否してきた。

 

3回くらいお願いしたが

「ないよ!!僕たち隠してない!

また買えばいいじゃん!」と言ってきた。

 

「この近くには売ってないものなんだよ。

大事なものなの。」と言ったら

 

「じゃあまた買ったところに行って

買えばいいじゃん。僕取ってない!!」と言う。

 

そして両手を広げて

「体触ってみなよ。」と言ってきて

私は驚いた。

 

「え?おばちゃん君のこと疑ってないよ。

ここ探したいだけ」と言ったけど

私がマットを触るのを断固拒否する。

 

教室のオーナーがやってきて

その子たちをあっさり退かし、

マットを少しずらすとやはり隙間に

落ちていた。

 

よかった。と思ったのも束の間

そこへ男の子の母親がやってきて

 

「何回もみなかったか聞いて

あなたうちの子疑ったんですか?」と

言ってきた。

 

私はただ娘が置いたと言う場所付近を

探したかっただけ。

探すことをその子に拒絶されて困っていただけ。

 

なのに、私が付近をウロウロしていたので

男の子は自分が取ったと疑われていると思い込み、

母親に言ったらしい。

 

なんて身勝手で、思いやりのない

子どもなんだろうと思った。

 

隠してない、取ってないなら

その場所を少し退いて探させればいい。

探すことを拒否しておいて

自分が疑われていると思い込むとは。

 

さらに、その子は自分が遊ぶために

他の子が上に置いていたものを

払い退けて下に落としたと言った。

 

現にまた娘が別のぬいぐるみを上に

置いたらすぐさま邪険に手で払って

下に落とした。

 

そして、私にも

「また買えばいいじゃん」と言ってきた。

 

男の子は娘より1つ大きく、8歳だそうだ。

体は娘よりずいぶん大きい。

 

この子は、人が大事にしているものを

理解しようとせず

自分にとって邪魔なら払い退ける。

 

自分が大事にしているものを

邪険に扱われたらどんな気持ちがするのか

想像できない。

 

なくなったものを探させもしないで

また買えばいいじゃん、とすぐに言う。

 

危険な思考だと思った。

 

世の中には代わりのきかないものがある。

 

ものを大事にできないこの子は

きっと生き物も人間も大事にできない。

 

自己保身のためにすぐさま他人を

敵とみなす。

 

男の子も、育て方がよければ

6歳くらいになれば小さい子や

女の子に優しくする、譲ることが

できる。

 

娘が仲良しでよく遊んでいる

6歳の男の子は

娘にお菓子を分けて、半分に割ったら

大きい方をくれたりする。

 

小さい子はすぐにものを投げたりするのは

よくみられることだけれど

小学生にもなれば教えれば理解できる。

 

「人のものを投げたり床に叩きつけたり

してはいけない」

この子の親は、そんなことも教えてこなかったのだろう。

 

何よりその母親は

事の経緯を確認することもせずいきなり

うちの子を疑ったのか、と私を疑ってきた。

 

男の子の育て方を失敗している

いい例だと思う。

 

どこかで気付いて

修正できればいいけれど。

 

私の子どもは女の子だけど

友達にも男の子のママが多い。

 

女の子の場合は

それなりに普通に真っ当な

人間に育つ割合が高いと思うけれど

 

男の子は結構極端だと思う。

 

変態になるか

オタクになるか

犯罪者になるか

それとも成功者になるか

いい男になるか

 

健全に心を育ててもらえる

男の子が多くなることを願う。

 

親になる人が、なんとなく子育てしないで

きちんと謙虚に学んで反省して

軌道修正しながら子育てをしていけますように。

 

そして、内面のいい男が1人でも増えて欲しい。

 

女性の幸福と世界平和は

男の子の育て方にかかっているのだから。