子の心親知らず

実の母親に家庭を壊された毒親育ちのシングルマザーが親子のあり方を考察するブログ。

女は妊娠中と産後2年くらいの間にされたことを忘れない。

Eテレでイギリスの離婚ドキュメンタリーをやっていた。

 

国が変わっても人間皆同じ。

 

かなりのクズ男だった。

 

夫は今回でバツ2になる。

 

離婚原因は妻の出産後すぐの夫の浮気。

 

2人は子供が生まれるまではラブラブだった。

だけど長男が生まれてから、夫は現実逃避に

出会い系サイトを見るようになり

そこで出会った女性と浮気。

 

妻にバレてからも何度も同じ女性と会ったという。

夫と浮気相手はしばらくして別れたが

夫婦は結局離婚することに。

 

しかし離婚協議中になんと第二子の妊娠が発覚。

夫は「俺の子じゃない。妻が別居中に男と遊んで

できた子に違いない。」と主張。

その時すでに夫には交際している女性がいた。(先の浮気相手とは別)

 

離婚協議中でしかも新しいパートナーがいる中での

妻の妊娠。

夫はきっと俺の子じゃないし関わるつもりはない、と

言った。

 

ところが離婚成立して長男と面会交流を月1行っていく中で

成長していく下の子への思いが芽生えてくる夫。

 

下の女の子との面会はまだ乳児だったこともあり

当初元妻立会いの元で少ない頻度で行う取り決めだった。

 

いつの間にか元夫は

「俺はこの子の父親なのにこの子のことを何も

知らない。もっと会わせろ。」と言い出す。

 

番組は離婚から8年、

子どもとの泊まりでの面会を求める元夫と

渋る元妻との間で行われた面会交流調停の

様子を記録していた。

 

すでに元夫には新しい妻がおり

その女はバツ3。

 

再婚後すぐに夫が出会い系サイトを使って

浮気した時、浮気が原因で離婚した元妻に

相談したというツワモノ。

 

この浮気ばかりのクズ男とバツ3の神経図太すぎる

今の妻が同席しての面会交流調停。

 

元夫婦の子供のことで話し合うのに

新しい妻が同席って・・・

それがまずありえないけど

2人揃ってなんかすごい偉そうで元妻を

バカにしていて第三者としてみても

腹が立ってしょーがなかった。

 

悔しさと惨めさで涙を流しながら

唇を噛み締めて話を聞く元妻。

隣には娘を憐れむ母親。

 

こんな屈辱的なことってある?

 

そもそも離婚原因は夫にあり

元妻は懸命に2人の子供を育てているだけなのに

 

さっさと新しい女と暮らしている元夫は

妊娠発覚時に「俺の子じゃない」と言ったことは

棚に上げ、「俺は父親だぞ。子供たちだって

会いたがってるに決まっている。」と・・・

 

今の妻は、元妻がまだ夫に気があり

面会の迎えに行くときの服装が露出が多くて

誘っているとかなんとか言う始末・・・

 

子の父親と新しい妻。

並んで自分を責め立てるのを涙を浮かべながらも

必死に負けまいと戦う元妻の姿。

 

出産後すぐに離婚劇になった私には

この女性の気持ちが痛いほどわかる。

 

私は浮気が原因じゃないけど

女は妊娠中と産後2年くらいの間にされた

仕打ちは一生忘れない。

 

女の人生で最も

愛と共感と助けを必要としているこの時期に

裏切ったり冷たくしたりした人間のことは

一生許せない。

 

この元妻は、妊娠した時に俺の子じゃないと

言われたことが忘れられず

どうしても下の子を自分抜きに父親のところへ

行かせることにイエスと言えない。

 

そりゃあそうだよ!

今更どのツラ下げて偉そうに

俺は父親だ?DNA鑑定までさせて。

 

しかも、父親のところでは別の女が

母親づらして子供たちの相手をするのだ。

 

2週間に一度の週末、元夫は決まって新しい妻を連れて

元妻の家に子供たちを迎えに来る。

 

幼い長男を抱えて離婚協議中での

妊娠、出産。

夫は浮気三昧。

たった1人で一番大変な時期を乗り切った元妻に

下の子が5歳になった今更のこの仕打ち。

 

どこの国にもクズ男はいる。

そしてクズ男には不思議と女ができる。

まあほぼほぼクズ女だったりして。

 

私は浮気されて別れたわけじゃないから

され妻の気持ちはよくわからないけど

離婚ブログの多くはやっぱり浮気が原因で

そこには「クズ男」という言葉が

飛び交っているからそうなんだろうと思う。

 

妻の産後に俺の方が大変だとか寂しいアピールの行動を

する夫はみんなクズ男です。

 

私も原因こそ違えど

出産後すぐの一番愛と助けが必要な時期に

人生一番の修羅場だったから

 

この時に誰がどんな言動をしたか

絶対忘れないと思う。

 

子供を産んだばかりの母親のことを

純粋に助けなかった人間のことは

許さない。人の道に外れているから。

 

この時期の母親を自分可愛さの言動で

ボロボロに傷つけた人間のことは

許さない。

 

許さない、と決めている時期があってもいい

と思う。

 

それもどん底から子連れで立ち上がるために

必要な原動力になるから。