子の心親知らず

実の母親に家庭を壊された毒親育ちのシングルマザーが親子のあり方を考察するブログ。

まだ母の念を感じるけど、もう絶対に戻ってはいけないと確信した夢

私の人生史上最大の強い決意を密かに抱えて

実家を出てからまもなく1ヶ月。

 

こっちの生活を取り戻すのに必死で
親のことをほぼ忘れていた。

 

だけど恋愛ドラマを観て元夫のことを

思い出すと同時に

 

娘が懸命に築き上げてきたものを

無表情でぶっ壊した母のことを

やっぱり許さない、という

思いも改めて湧いてくる。

 

母の一方的な様子伺いのLINEは無視した。

 

決別の手紙は保留中。

 

先日、今月誕生日の娘に送ると別れ際に

言っていたお金が振り込まれていた。

 

振り込み人:ジイジバアバ

 

とわざわざ書き換えてあった。

 

それが、うざっ、と思ってしまった。

 

そのお金のお礼の連絡もまだしていない。

 

そんなふうに、母は念を送ってくる。

 

だけど、あの人は素直じゃないから

直接的に

「連絡よこしなさいよ〜。

何してるの〜?」などとしつこく

自分からメッセージを送ってくることはしない。

 

あの人は自己肯定感が低いために

とんでもなくプライドが高いので

被支配者相手に自分から積極的に要求することが

できないのだ。

 

いつも優しさのふりをして

私の方から連絡してくるよう仕向ける。

 

だから私が引っかからずに連絡をしなければ

無視されることを恐れてそれ以上しつこくできない。

 

なんだ、わざわざ長い手紙で連絡しない理由を

ご丁寧に説明してあげなくても

無視すればそれに耐えられない母は

遠方にいる娘に対してお金を送るくらいしか

アクションができないのだった。

 

時間とエネルギーを使って

長文の手紙で説明しようとしていたところが

私の優しすぎるところで、甘い部分でもある。

 

このままフェイドアウトできるか

娘の誕生日のお金はお礼は言わないと

いけないな。

 

などと考えながら眠りにつき

 

夢を見た。

 

私は今回コロナ禍の中

4歳の子どもを抱えて一人過酷な

海外入国の道を歩いた。

 

5度のPCR検査

2度の血液検査(娘は1回)

娘と二人2週間のホテル隔離

隔離中も娘にヘッドフォンつけて

動画を見せながらオンラインで仕事

 

関係者複数にあれこれ連絡を取りながら

10ヶ月放置していたために止まっていた

あれこれを再開し(携帯や家のWifiもアカウント

削除されてた)

10ヶ月分の家のホコリを一人掃除し

賞味期限が切れた食品を処分し

 

娘にも辛い思いをさせて

その精神面のフォローとか

 

いろんなリスクを抱え

多額のお金を使い

緊張と疲労が通常の渡航の5倍はあった。

 

やっとの思いで、たどり着いた

外国の我が家。

 

私と娘の家。

 

私が管理できる家。

 

待ってたよ、と言ってくれる

人たちがいる

仕事がある、友達がいる

同僚がいる、私が生きていることを

実感できる場所

 

やっと溜まった疲れが取れてきたかなあ、と

感じ始めた今日この頃

 

見た夢は

 

母が電話をしてきて

「インフルエンザワクチン日本で打たないと

いけないからあなたも帰ってこないと。」

とか非常に切羽詰まった様子で言われ

 

なぜか私はまた娘と日本へ戻る。

 

そして実家に戻ってから

インフルエンザワクチンを打って

その後また今回辿った同じ行程+もう一回追加

された血液検査をして海外に戻らないといけない。

 

となるとわずか2ヶ月の間に私と娘は

10回以上のPCR検査

4度の血液検査

1ヶ月を超える隔離

長すぎるフライト

 

なんかしんどすぎて

考えただけで死にそうだと思って

これでは戻れない

 

ていうか、私なんでまた実家にいるの?

なんでまた母の仏頂面を見てるの?

 

え、なんで私を呼び戻したの?

どれだけ大変な思いして行ったか

知ってるよね?

 

今からまたあんなことして戻るの?

 

あ、違う。

もう海外に戻さないために私を呼んだんだ

このおばさん

 

ああ、死にそう・・・

しんどい・・・

 

その顔やめろよ

 

全部お前のせい

お前が私の人生めちゃくちゃにしてるだろーが!!

 

その執着まみれの面見せんなー!!!

 

って、本当に、コロしてしまう。

 

そんな、夢だった・・・・

 

そして目覚めて確信したことは

 

どんな誘い文句を言われても

どんな手を使われても

もう絶対にヘラヘラと実家に戻ったりしては

いけない、ということだった。

 

出産のために実家に戻って離婚になった。

 

冬休み羽休めさせてもらおうと実家に戻って

1年近く自分の家に帰れなくなって、

こんな大変な思いをして戻ってきた。

 

実家に帰ったことを、後悔してばかり。

 

あの家の主である母は

私の幸せを願っているわけじゃない。

 

自分の管理下に置いておきたいだけで

自分がいつまでも世話をする側、助けてあげる側で

いたいために私が辛い人生を送ることを望んでいる

のだから

 

そんな残酷すぎる非人道的な願いを

叶えてあげるために自分の全てを犠牲にして

ノコノコと実家に帰っていた私に

 

もう、本当にさよならするんだ。

 

お母さん、もうその手は通用しないよ。

全部、気づいちゃった。

もう、お母さんを信じてなんでも喋っていた

可愛い長女はいない。

 

今までにない

強い決意と親に対して初めて持つ冷酷さを

自分の中に感じる。

 

ここまで来るのが

本当にしんどかったから

ようやく簡単に戻らない覚悟ができた。

 

そう言った意味では

このクレイジーな2020年が私に与えてくれた

大きな収穫と言える。