子の心親知らず

実の母親に家庭を壊された毒親育ちのシングルマザーが親子のあり方を考察するブログ。

親の願いと子の願いが真逆の場合どちらの引き寄せが勝つのか

関係性の強い2人が

真逆のことを願っていた場合

 

どちらの引き寄せが叶えられるのか

 

私は引き寄せについて学び始めてから

ずっとそれが疑問だ。

 

一度誰かに聞いてみたいと思いつつ

いざセラピーなどを受けているときは

つい忘れてしまい、今に至っている。

 

例えば私は

母から離れたい、自立したい

私の生活の細かいことについて

知られたくないと思っている。

 

特にお金のことや仕事のこと

今後はもう恋愛や結婚についても

絶対に知られたくない。

 

逆に母は私に対し

そばにいて欲しい

自立して欲しくない

特にお金の心配はいつまでもしていたい

仕事やお金で困って助けを求めて欲しい

もう彼氏や再婚など期待せず

やっぱり親しかいないとわかって欲しい

 

そう強く思っているのがよく分かる。

 

母親の子供に対する思いの強さは

良くも悪くも世界最強であり

 

願いが逆だったとして

子の方は果たしてそれに勝てるのだろうか

 

物理的に抵抗したとしても

エネルギー的に

宇宙的に、という話。

 

世の母親とは大抵そんなものかも

しれないけれど

 

私の母も

私が知られたくないことに限って

なぜか知ってしまう。

 

満身創痍で離婚後すぐに

2歳の子供を連れて実家を出た後

 

私はパートタイムの仕事を見つけ

子供が保育園に行っている間

働き始めた。

 

仕事が決まったことは

母にも伝えていた。

 

しかし4ヶ月後

私はその職場を辞め

在宅ワークに絞っていた。

 

職場を辞めて本当にすぐのことだ。

 

まだ保育園に連絡もしていなかった。

 

ある日、私は在宅ワークの空きが

できたので、疲れを癒しに自転車で

20分ほどの温泉に行った。

 

そしてその日に限って

娘が熱を出した。

 

保育園から電話があった時

私は温泉に入っていたので

出ることができなかった。

 

上がって休憩室で電話を

開くと

まず母からのメッセージが

目に入ってきた。

 

「りんごが熱を出したそうです。

すぐ迎えにきてくださいと園から

こちらにも連絡ありましたので

見たらすぐ園に折り返してください。」

 

保育園からの着信履歴が2回あった。

 

すぐに園と母に連絡した。

 

なんでよりによって今日なの。

毎日家で仕事してて電話に出られる状態なのに

たまの骨休めに温泉に行ったその瞬間に

園から連絡があるなんて

 

私は納得いかない気持ちと

母の心配を全開に出した声色に

ダメージを受け、

温泉で癒された疲れの100倍疲れて

自転車を走らせていた。

 

園についた頃には娘は熱も下がって

キョトンと元気そうだった。

 

だけど念のため、連れて帰った。

 

母から電話があり

無事に迎えに行って娘はなんでもないことを

報告したけれど

 

恐ろしいことを母は言った。

 

「あんた仕事辞めたの?

園の先生が仕事場に電話したら

もう辞められましたって言われて

連絡もつかないので心配して

こっちに連絡したって言ってたよ。

どういうこと?」

 

目の前が真っ暗になった。

 

私が仕事をやめたことを

まさか保育園から母に伝えられて

しまうなんて。

 

私は未成年じゃない。

実家暮らしじゃない。

40過ぎたいい大人が

子供を持つ母である私が

そんな屈辱を受けたことが

信じられなくて、悔しかった。

 

翌日、園にも文句を言った。

 

私が2回電話に出なかったぐらいで

車で2時間もかかる場所に

住んでる母に連絡するのやめて

欲しいんですが。

孫が熱出して娘と連絡がつかないなんて

言って慌てて高速ぶっ飛ばして来たりしたら

危ないじゃないですか。

 

それに、仕事やめたことまで

なんで伝える必要があったんでしょうか。

 

精一杯控えめに遠慮して

話した気がする。

 

モンスターペアレントには

なりたくなかったから。

 

こんな、ものすごく気分悪い形で

母に仕事をやめたことを知られ

母の望み通り、自立できない人間として

心配をさせてあげてしまったことが

悔しくて悔しくてたまらなかった。

 

そして、私のカード未払いの督促の

葉書や通知は、なぜかいつも私より

先に母が知る。

 

海外に出た後

日本の住所は実家にしていて

私がメールやアプリの連絡を見逃すと

実家に封書や葉書が行ってしまう。

 

時には電話も。

 

今は日常で日本の口座は

使っていないので、

まれに、うっかりして

残高不足で支払いが遅れたことがあり

そんな時に私はなぜかカード会社ではなく

母から連絡をもらうのだ。

 

母は、実家に届く私宛の

封書を勝手に開封して中を見ている。

 

出た〜過干渉毒親の典型行動のひとつ!

 

LINEで

「あなた宛にカード会社から封書が

来ていますが、見た方がいいですか?」とか

まず聞けよ!

こっちは大人だぞ!

 

見た後で

「〇〇円支払ってください!と督促

来てます。払っておいた方がいいですか?」と

連絡してくる。

 

わかります?

いや支払い遅れた上に連絡見逃してる

私が悪いんですけど、

 

この言い方。

 

しっかり金額まで確認して

びっくりマークもつけて。

そして

「お母さんが払っておきましょうか?」という

成人して仕事している人間の自尊心を

ないことにしている馬鹿にした言い方!

 

 

大学生の時ならまだしも

もう子持ちになった40過ぎの娘に

対して。

 

母は、この考えと習慣をやめることが

できない。

 

自分がいつまでも優位でいるために

やめることができない。

 

こんなふうに

お金と仕事の心配をして

助けてあげましょうか、と

上から言いたいがために

お金持ちの男を私から引き離した。

 

母にとっては

金に困らない結婚生活は

許せないものだったのだ。

 

母にとっては

婿の命よりも

娘と孫の幸せよりも

自分が娘にとって必要な存在であり続ける

ことを示すことの方が、大切だった。

 

日本で離婚後実家を出た時に

家を借りた当初、家財道具一式

揃えたり、在宅ワークに必要な

セミナーなどを受けた費用だったり

カードの出費が嵩んだ。

 

まだそれを払い続けていて

それさえ終われば、私と

実家をつなぐものは何もなくなる。

 

私が日本にいたくない理由の

1つでもある。

 

母の、

いつまでも娘のお金の心配をして

工面してあげ続ける親でありたいと

願う気持ちに勝つには

真正面から戦ってはいけないことは

もうよくわかっている。

 

闘うことも

気にすることも

願いが叶わないやり方だから。

 

そんなことは考えず

気にせず

私は私らしく大人としてできることをして

生きていけばいいだけ。

 

今まではどっかで親の望みを叶えてあげようと

潜在意識が思ってしまっていたから

自分の実力を発揮せずにお金の心配を

させてあげてしまっていた。

 

ただ、誰にも遠慮しない。

親はないものとして自分の願いを

自身の潜在意識に落とし込み

あとは手放して気楽に楽しく暮らしていく。

 

今わかるのは、それだけだ。