子の心親知らず

実の母親に家庭を壊された毒親育ちのシングルマザーが親子のあり方を考察するブログ。

母とのバトル再燃ではっきりした「私の中でこの家族は完全に終わった」のだということ。

2022年年明け早々に母とバトル再燃したけど

多分1年以上ぶりにこういう話をしたけど

それで、はっきり分かった。

 

私の中では、もうこの家族は完全に終わっていた。

 

この5年間

苦しんで苦しんで苦しみ抜いて

向き合って向き合って向き合い尽くして

傷ついて傷ついて傷つき尽くして

 

大量の本を読んで

たくさんの専門家に相談して

学んで学んで学び尽くして

 

もう、完全に整理がついていた。

 

やっとの思いで、娘と前に進むために

私は心の整理をつけ

過去の家族との戦いに終止符を打った。

 

今はもう

謝って欲しいとも

理解して欲しいとも

思っていない。

 

前の記事で謝ることについて

書いたけれど

毒母とやり取りするとものすごく

気力を消耗して頭がカーッとなるので

なんか勘違いしてた。

 

私が最初に母に言った

「お母さんにも謝って欲しいです」

というのは、

息子に次いで妻も亡くした

義父に、謝って欲しいという意味だった。

 

私にではなく。

 

義父に

「私が息子さんに優しくできなかったせいで

娘らは離婚になって、それでこんな結果になって

申し訳ありません。」と。

 

まああり得ないけど。

 

母は自分が義父に謝らなければならないことが

あるとは夢にも想像できないだろうから

普通に私に形式的に謝ってきたんだろう。

 

5年。

いや母のことで苦しんできたのは

数十年。

 

やっと私は踏ん切りがついて

母を諦めた。

 

母の恐ろしく自己中心的な潜在意識。

都合の悪いことはすぐに忘れたり

聞こえなかったりする政治家並みの

ずるさ。

周囲から固める周到性。

 

私の家庭を壊して

夫、夫家族、さらには妹まで

その関係を壊しておいて

再婚の希望さえも秒で否定しておいて

「あなたのことを大切に思っています」

と言ってのけるクレイジーさ。

 

あなたにはお母さんさえいればいいんだから。

 

そう思っている、自分の潜在意識を

認めようとしない。

 

今回のやり取りで

「知らず知らずに傷つけてしまっていたようで

ごめんなさい。」

「気づかないで」

「無意識に」

「そうとも知らずに」

 

そんな言葉を多用していた。

 

何をばかな。

 

私はこの数年間、

面と向かって、あるいは文章で

何度も何度も訴えてきた。

 

はっきりとお母さんの何が

自分たちを傷つけているのか

どんな言葉、どんな態度が

悲しくてショックだったか

何を間違っているのか

 

涙を流しながら

心から血を流しながら

懸命に分かってもらおうと

話してきた。

 

それを

「何も知らないで」

と今の今、言う。

 

あれほど真剣な私の話を

何一つ真剣に受け止めてはいなかった。

 

こんな虚しいことがあるだろうか。

 

毒親は、子どもの話を真剣に聞かない。

対等な生き物として見ていないから

聞こえない。

 

毒親カウンセラーさんが

「子どもさんのことをよくて家畜、

あるいは椅子くらいにしか思ってないんですよ。」

と言ったことを思い出す。

 

家畜がなんか口をパクパクさせていても

お腹空いてんの、くらいにしか思わないですよね。

 

椅子がなんか喋りだしたら

は?意味わかんねえ。ですよね。

 

そんな反応なんですよ。

 

2020年に実家を出てからは

もうこの不毛なやりとりはしないと

決めて、娘のために何度もテレビ電話は

してきたけれど、私がじっくり話すことは

なかった。

 

今回は、義母の早すぎる死がショックで

それを他人事みたいに何一つ自分の暮らしは

影響を受けないまま連絡してくる母が

許せないという思いが湧いてきて

話を振り返してしまった。

 

でも、ただどっと疲れて

虚しくなっただけ。

 

もう彼らに求めることは何もない。

期待もしないで欲しい。

 

ただ、離れて

私は新しい人生を生きる。

 

もうあの家には帰らない。

 

さようなら、お母さん。

 

お父さんのことは100%憎めないけど

私の話を聞かず母を100%信じる時点で

会話の余地はないから

残念だけど、さようなら。

伯母も、同じ理由で。

妹は、もう存在すら見えない。

 

生まれ育った家族と別れることになっても

生きる道はいくらでもあるし

繋がれる人たちがいる。

 

それだけは、確か。