子の心親知らず

実の母親に家庭を壊された毒親育ちのシングルマザーが親子のあり方を考察するブログ。

他人同士が助け合える社会に

金曜日午後、日本に衝撃が走った。

 

私は金曜日午前中に娘の卒園式があり

先生と子どもたちが涙の別れをしていて

想像より感動的な式で少し涙を流して

帰ってきたところで

 

昼食を終えて

ソファに横になり

いつものようにYoutubeでタロット動画

でも見ようかなと思って開いたら

信じられないニュース画像が飛び込んできて

 

卒園式の感動が吹っ飛んでしまった。

 

嘘、信じられない。

フェイクニュースかな?

これ本当に日本で起きたこと?

日本ってこんな社会になっちゃったの?

 

続けて元総理が亡くなられたニュースを

目にしてから

なぜだか涙が出てきた。

 

不思議なことに

別に安倍さんの支持者でもないし

特に関心があったわけでもないし

日本に住民票を置いてさえいないのに

 

やはり私は日本人だった。

 

祖国の総理大臣を務められた方が

このような信じられない形で

亡くなったことが

やはり他の多くの日本の皆さんと同様に

ショックで、悲しかった。

 

今も、涙ながらに書いている。

 

そして、犯人の家庭環境についての

報道もみた。

 

不健全な家庭で育った人が

みんな犯罪者になるわけでもないし

精神を病むわけでもないけれど

 

健全で円満な家庭で育った人が

犯罪者になったり精神を病む確率よりは

圧倒的に高いのは確かだと思う。

 

父親がダメなら母親が

母親もダメなら祖父母が

祖父母もダメなら他の親族が

 

そんなふうに親族の中に

救ってくれるようなマトモな人が

いればいいけれど

大抵は親族ごと断絶する以外に

方法がなかったりするんじゃないかと

思う。

 

親族の縁って意外と薄くて脆くて

生きているけど実質身寄り無し状態

の人はすごく多いと思う。

 

それでも人は1人では生きられない。

1人では心を立て直すことができない。

 

だからこそ、家族のことで苦しむ人を

他人が助けられる社会にならないと

いや、そんな社会を取り戻さないと

 

家族への怒りや悲しみを消化できずに

関係ない他人に不健全な形でぶつけてしまう人が

減らない。

 

家族からの愛情不足が自分の生きづらさだと

気づかぬままに

孤独な40歳になってしまう人が

1人でも減るように

 

不満や怒りの矛先を向ける相手を

間違えて取り返しのつかないことを

してしまう前に

 

家族だけじゃなく

他人同士が惜しみなく愛を与えられる

社会になってほしい。

 

他人への怒りや憎しみいっぱいで

生まれてくる子どもはいない。

 

6歳以下の子どもたちを見ていれば

わかる。

 

みんな愛100%の存在。

 

その心を、凍らせてしまうのは

絶望を与えてしまうのは

大人たちで、その集団が作っている社会なのだから。