人間の争いは嫉妬から起こっている。
トッケビが胸に剣が刺さったまま
不死身になったのは若き王の嫉妬のせいだ。
リンク
「嫉妬」
この感情こそが人間同士の争いの根源。
異性間の嫉妬は分かりやすいけれど
それよりも怖いのが同性同士の嫉妬だ。
女は、自分より愛情に恵まれて幸せに生きている女に
嫉妬する。
男は、自分より社会的に認められている男に
嫉妬する。
女は愛情や人間関係を重視し
男は地位名誉権力、能力を重視する。
だからいい男に愛されて楽に生きている女を
見ると、幸せな恋愛ができていない寂しい女は
嫉妬する。
能力を社会的に認められて稼ぎのいい男に
自分の能力の発揮場所をまだ見つけられていなくて
稼ぎの少ない男は嫉妬する。
嫉妬は、自分もそうなりたい。
なれるはずなのに。という思いの裏返し。
Twitterで炎上しているのを見ても
コメント欄は嫉妬で溢れている。
海外在住者の日本への文句ツイートに
批判や嫌味コメントを書く人は
本当は海外に行ってみたいのに
行けない自分への劣等感がある。
そして誰より自分が一番日本に不満を
持っている。
シングルマザーの言葉を批判する人は
自分が妻子を幸せにできなかった側の
男性の場合がある。
自分が責められているような気になるから
必死に反論するんだろう。
あるいは結婚したいけどできなくて
一度でも結婚した人に嫉妬している
独身の人たち。
世の争いはほとんど嫉妬心から
きている。
神様は人間に大切なことを気づかせるために
嫉妬心というややこしい感情を与えた。
他人に嫉妬する自分の心を深掘りすることで
自分の本当の望みが見えてくる。
嫉妬している相手の姿は
自分が本当はなりたくてなりたくて
仕方ない姿。
だけどそうなれないと思い込んでいる。
本当になれないかな?
自分でそう決め付けているだけでは?
方法はあるんじゃないの?
私は摂食障害で引きこもっていた
大学生のある時
テレビに映るGloveの歌う姿を見て
私も本当はこうなりたいのに、と
思っていたことがある。
歌手になりたいとは思っていなかったけど
人前で歌ったり踊ったりして
スポットライトを浴びてみたい願望はあった。
それから摂食障害を克服して
舞台は違えど市民会館の演劇ホールで
お芝居に出たり、日本語学校のイベントで
ダンスをしたり、NHkのど自慢の予選に
出たりもした。
それで私の舞台に上がる願望は満たされた。
もうずっと前からそんな人を見て
羨ましいと思う気持ちは消えた。
ほら。私にもできるじゃん。
プロの歌手に嫉妬しなくても
演劇部で舞台に立っている人を見て
嫉妬するのは、自分もそうなれるはずだと
思っている自分がいるから。
結婚している人に嫉妬して嫌味コメントを
書いてしまうなら
結婚できるように努力したほうがいい。
海外在住者がムカつくなら
自分も海外に住める方法を探してみればいい。
新月の願いを紙に書いて
毎日アファメーションすればいい。
嫉妬は自分の隠れた願望。
それ以上でもそれ以下でもない。
まずはそこに気づくこと。
認めること。
そこからスタート。
私は実の母親に最大の嫉妬を向けられていた
ことに気がついてから
他人の嫉妬がすぐにわかるようになった。
今までその相手の敵意や不満げな表情が
嫉妬からくるものだと気づかないことも
多かった。
だから自分が悪いのかと自分を責めたり
悲しくなったりしたこともあったけど
嫉妬は全部相手の問題。
ただ。
嫉妬心は生き霊になるほどの強い念を
持つことがあるから
自分を守ることは必要だ。
私がツインレイの彼に
私と2人で会ったこと他の人に
言わないでね、といつも言うのも
周囲にいる彼に好意を寄せているらしい
2人の女性に嫉妬させないためだ。
恋愛関係も公開には時期を見る必要がある。
相手を見る必要がある。
以前の私はそこがあまりにも不注意だった
ために、実の母親に結婚までも壊されて
しまった。
嫉妬はタロットでは狐や蛇の姿で
現れる。
嫉妬に狂った人は時に
狐のように狡猾に
蛇のように音もなく
いつの間にか背後に迫っていて
確実に対象を破壊しようとしてくる。
狙われてから自分を守るのは
なかなか難しいし、心底疲弊する。
だからなるべく嫉妬されないように
幸せの公開は時期と相手を見て。
40にしてようやく覚えた
処世術・・・。
でも、そういう時代ももうすぐ
終わるだろう。
本当に常々思うけど
今はもう人間同士で争っている場合じゃない。
ましてや同じ国の同胞同士で嫌味を言い合ってる
場合じゃない。
地球の危機を一丸となって
乗り越えるべき時。
地球の次元上昇に振り落とされないように
自分の魂の純度を高める時。
いまだ嫉妬心から他人を攻撃してしまっている人は
確実に振り落とされる。
もう、自分の本当の願望に
正直に生きないと生き残れない時代になっている。