子の心親知らず

実の母親に家庭を壊された毒親育ちのシングルマザーが親子のあり方を考察するブログ。

過干渉家族が新米ママを追い詰める

産後1年、ホルモンバランスが大きく変化し、ふくらんでいた子宮、

めいいっぱい開いていた骨盤が元に戻ろうと体も変化し、そんな中で

初めての育児に24時間休む暇もなくなり、小さな小さなか弱い命を守るために

常に緊張状態にある、そんな状態にある新米ママを、周囲の大人たちが、

特に夫や祖父母といった一番頼りになるはずの家族が、

さらに追い詰める事態になっている。

 

情緒不安定で緊張状態で、ちょっとしたことでイライラしたり、

感情が爆発してしまう。

特にこの時期のママは、”過干渉”にとりわけ敏感になっている。

 

我が子を自分の手で守りたい母性本能から、我が子に手を伸ばす人間は

それが父親である夫であろうと、育児経験者である自分の母親であろうと、

警戒してしまう。

 

それがホルモンの変化、母親となった生き物の本能であることを無視し、
自分の正当性ばかりを主張する夫や祖父母が、理性では自分の感情を

コントロールできない状態にあるママを、追い詰める。

 

私の母は、過干渉マザーだ。

推奨されている「見守り」育児とは反対に、先回り、代わりにやる、

自分のペース、考えを押し付ける、そんな母親。

 

だから私は自立すべき時期にうまく自立ができずに、

まもなく40になろうという今もまだ、うまく生きられずに苦しんでいる。

 

過干渉マザーは、子どもの人生を崩壊させる。

 

子どもが自立するのは自然のことであるのに、

それが母親を悲しませる、傷つける罪であるかのように子どもに思わせる。

 

自分から離れようとする我が子に向かってあからさまに傷ついた顔をみせたり、

落ち込んで重い空気を出したり、手を回して邪魔したり。

 

過干渉マザーは、子どもが自分から離れてやることは、

どんなことでも喜ばない。

 

子どもは自分が自分らしく元気に生きることで、

お母さんはきっと喜んでくれると信じ、「こんなことできたよ!」

と褒めてもらいたくて、認めてもらいたくて、

お母さんの笑顔が見たくて、報告する。

 

だけど、母は自分の思い通りのことを子どもがしていない場合は、

どんなことでも絶対に手放しで喜ぶことはない。

 

母は、私が住み込みバイトの面接に行く日の朝、

わざわざ寝起きの私の部屋に来て喧嘩をふっかけてきた。

そして私の気持ちを沈ませて、面接を失敗させるつもりだったんだと思う。

(もちろん潜在意識で)

 

海外就職した時も、「そんな外国で仕事なんかうまくいくはずない。」

と不機嫌な顔をみせた。

 

結婚して、私の夫が精神病で自分の手助けが必要だと実家に

お世話になっていた時は、意気揚々とご機嫌に世話を焼いていた。

 

ところが夫が元気になり、自分の意見など言うようになると、

途端に母は不機嫌になり、冷たくなった。

 

私が夫のことで愚痴の電話を入れていた頃は、母は共感を示し、

励ましてくれたけれど、私が愚痴を言わなくなり、

母に電話もしなくなったら逆に母が夫の悪口を私に言うようになった。

 

あんたの旦那は仕事もせんし、わけわからんことばっかり言って

あんた大変やなあ。お母さんやったらとっくに離婚してるわ。

 

私が夫に慣れて、大変だと思わなくなったら、母が

「あんたの旦那は特別に大変なんだよ。」というメッセージを

送ってくるようになった。

 

私が妊娠した時、これはさすがに喜んでくれるだろうと思っていたのに、

母の第一声は、「え~、あんたその年やったら妊娠高血圧とか

糖尿なる確率高いんやから気を付けなさいよ。」

「(婿)は仕事どうするつもりなんや・・・」

 

だった。

 

「おめでとう」の前に、この言葉だった。

 

それから出産前後は、

里帰り出産の理想と現実~里帰りの理由~ - 子の心親知らず

からの一連の記事に書いたとおり、悲惨なものだった。

 

母は今も、心配は正義だと信じている。

心配するってことは信頼してないってことだよ。

と私が言っても理解ができない様子。

 

私が「放っておいて」と言ってもズカズカ踏み込んで来る。

「もういい!」と言っても畳みかける。

 

父や妹には、今機嫌悪いみたいだからそっとしとこう、と

できるのに、私のことはそっとしておいてくれない。

 

だから私は感情が爆発して、けんかになる。

 

母とは、思春期以降、ずっとこの調子。

 

母は今更変わらない。

距離とればいいだけ。

 

そう思い始めていたけれど、最近夫まで、過干渉になってきた。

 

元から統合失調症的気質として、自分と他人との境界がない、

という特徴があるが、私のブログ、SNSの投稿をいちいち頼んでもいないのに

チェックしてダメ出ししてくる。

 

私の友達に自分の仕事を頼めないかと言ってくる。

 

この家族ブログのことは、オフラインでの知り合いには誰一人として

伝えていないのに、夫は私も面識のある知人に勝手にこのブログのことを

話し、私がいろいろ書き過ぎだと相談していた。

 

そもそもこのブログのことを私は夫に伝えてなかったし、

その前の前の

アメブロの時も、私はただ自分の気持ちの吐き出し口、

整理するための

ツールとして始めたもので、

 

私が自分の気持ちや学んだことを

シェアすることで

同じような立場にある人が共感して救われたりすればいいなあ、

と思ってやっているだけで、私の苦悩の原因になっている

夫本人に読んでもらいたいなんて

少しも思っていなかったのに、

 

夫は私が削除しても削除しても、

いつの間にか私の

パソコンやipadを勝手に見たりしてこのブログを見つけ、

勝手に怒ったりしている。

 

自分は私にしんどいことを全部垂れ流して聞かせるのに、

それを受け止める私には

吐き出し口を与えない。

 

私には聞こえない声が、聞こえるんだ、しんどいんだ・・・と

打ち明けられ、それを聞いた私が「へえ~そうなんだ」で

聞き流せると思っているのか。

 

大切な家族にそんな意味不明なことを言われて

だから死にたいんだ・・・・とか言われて

平常心でいられると思っているんだろうか。

 

そんなこと、友達に言えないし親に相談しても親はさらに心配して

余計しんどくなるだけだから、ブログとかで吐き出すしかなかった。

 

そう何度訴えても、受け入れず、

俺が言うこと聞き流せばいいじゃん、って・・・・

 

聞き流していいようなことなら、言わないで!

 

そう言っても情報を垂れ流すことしかできない夫の口が

止まることはない。

 

受け止める側の苦しみなんて、思いやる余裕はない。

 

自分が離れている間の、私の育児のやり方についても

あることないこと批判してくる。

 

見守り育児しようねって言ってるのに

子どもと会った時は、子どもが手にしたものを

「危ない!」とか言って異常な速さで奪い取る。

 

それが本当は危ないものじゃなくても、なぜか

異様に手が早くて、みている私にも、子供にも緊張が走る。

 

これじゃあ、私が嫌で嫌でたまらない手の早い母と同じ・・・・

いや同じどころかそれを上回るスピードで

私は怖くて仕方ない。

 

今の夫とは、ゆったりまったりした気分で過ごすことができない。

 

過干渉な人は、家族を追い詰める。

 

夫にも母にも過干渉にされて、幼い子どももいて逃げ場がない。

 

死んでしまうか、家族に黙って子どもと2人で遠いところに逃げるか

それくらい追い詰められているのに、まだ畳みかける母と夫。

 

今の私が求めているのは、応援だけ。

干渉も手出しも口出しも、まして批判やダメ出しなんていらない。

受け入れられない。

必死だから。余裕がないから。

 

かわいい娘を母なき子にしたくないから

母と子2人でどこかに逃げよう。

 

今はそれしか思いつかない。