子の心親知らず

実の母親に家庭を壊された毒親育ちのシングルマザーが親子のあり方を考察するブログ。

両親に伝えたい私の決意(草稿)

両親へ伝えたいこと:

 

私は、2017年に1回死んだんだよ。

 

もちろん肉体は死んでないんだけどね

心が死んだの。

 

それ以前の私は、もうこの世に存在していない。

 

両親を、妹を、夫を、夫の両親を、その家族親族を

バカみたいに心から信頼して愛情を持っていた

無垢な私。

 

過干渉が毒親の中でももっとも危険で悪質なタイプで

あることなど知る由もなく、

 

過保護に育てられてまあまあ幸せ者だと思い込んでいた

思わされていた?

親にとって「いい子」だった私。

 

何年も「親孝行」を座右の銘にして

どうしたら親が喜んでくれるか、

どうしたら親に恩を返せるか

 

それが人生の指針になってしまっていた

他人軸で生きていた自分。

 

母の正体。

それは38歳で私が妊娠した時に突然姿を現しはじめた。

 

「お母さん、子どもができた。」

「・・・・そう。T(旦那のこと)仕事どうするつもりや。」

「それやったらもう離婚してもいいよ。」

 

妊娠報告をした私に母が放った一言は

「離婚してもいい」という信じられない言葉だった。

 

その時幸せいっぱいだった私には

妊娠と離婚という単語が結びつかなくて

ただ母の言葉がショックだった。

 

母の本当の望みは、

娘と孫が自分のところに戻ってくることだった。

 

娘が新しい家庭を築いて離れた場所で

自立して幸せに生きることは、母がもっとも

望んでいないことだった。

 

新婚当時私が離婚したいと訴えた時は

世間体を理由に反対した。

 

精神錯乱状態になることが多くなった夫から

赤ん坊を抱えて逃げてきた時には

 

婿の両親の手前

「あの子だけ放っておいたら可哀想やろ。

ご両親になんて思われるか」と

実家に呼び寄せた。

 

私はその時、ただただ距離を置きたかったのに。

夫にも冷静になる時間を与えたかったのに。

 

母は、婿の両親にひどい親だと思われたくないが

ために

事情を知っているにも関わらず、婿を招き入れた。

 

案の定、実家で私たちは大げんかして

そうしたら今度は隣近所に聞こえる、と

婿を追い出した。

 

夫が実家に私を呼びに来た時

近所の公園で私たちは冷静に話していた。

 

だけどそこへ父がやってきて

「もうええやろ」と強引に打ち切ろうと

したため、夫も冷静じゃなくなって

結局、その場で私たちは終わった。

 

父もやはり、ご近所の目を気にしていた。

 

私の両親にとって一番大事なのは

娘の感情や安全より、世間体なのだと

嫌という程見せられた。

 

人様にどう見られるか。

人様に聞かれたら。

 

この離婚に関して

私には1つも悪いところがなかった。

 

客観視できる誰に聞いても

何をどう自己卑下してみても

どうしても私に悪い点は見つけられない。

 

離婚原因は

夫の精神病悪化、服薬拒否、暴行暴言

ギャンブル、浪費、生活費を渡さない

 

そうなったのは

妊娠判明から始まった母の婿いじめ、

子供の誕生という大きな環境変化に対する

不適応、父の役割という重荷に彼の

精神が耐えられなかった。

 

それだけだ。

 

その間、私はただ両親に孫を見せたくて

里帰り出産をして

そのあとは夫の行きたい場所に付いて行き

どこにおいても、ただひたすら懸命に

初めての育児に奮闘していただけだ。

 

ただ、母親になった。

ただ、育児をしていた。

 

それだけなのになぜか私は家族から

責められた。

 

俺をみろ。

お母さんの気持ちはどうなるの。

 

挙句の果てに実の妹に

母子家庭の人って面倒臭そう、とか

なんとかで離婚直後に絶縁を言い渡された。

 

家族をバカみたいに信頼していた

味方だと信じていた

 

そんなものが、まさに木っ端微塵に

ぶっ壊れた2017年から2018年。

 

母が丹念に作り上げた防空壕のような

私を覆っていた殻が粉砕し

私はようやく脱皮できたのかもしれない。

 

今みている世界こそが、自分の真の目で

見えている世界なのか。

 

それまで

 

親の愛は無償の愛。

親孝行こそ人生の目的。

家族は何があっても味方。

 

そんな、親が見せたい色をつけられた

殻の中にいたんだろう。

 

 

子どもや孫の幸せよりお金を選んだ

元夫とその家族。

 

子どもや孫の幸せより世間体と自分の

存在価値を選んだ私の家族。

 

どっちも、本物の家族愛なんかでは

なかった。

 

こんな人たちに私の人生の舵を

取られたままではいられない。

 

取り返す。

 

あなたたちが都合のいいように

作り上げた娘は、もうこの世にいないんだよ。

 

離婚と同時に、その子は死んだの。

 

これからは、自分がどう思うか、感じるか

わたし自身の魂が望んでいることだけを

やって生きていく。

 

親不孝者〜って布団をかじりたいなら

そうしてればいい。

 

老後の世話はしない。

 

だってさ、あなたわたしの言うこと全然聞かないじゃん。

信じないじゃん。

 

子供は、親に大切なことを教えるために

生まれたきたんだよ。

 

子供の方が賢くて、いろんなことを分かってる。

子供に学ぶ、子供に成長させてもらってる。

 

生き物が進化するものならば

後から生まれた方が進化しているって考える方が

自然でしょ?

 

一度でも、そんな目で子供をみたことある?

だから失敗したんじゃない?

 

親が絶対正しい。

子供は知らなくていい。

お前は黙って親の言う通りにしろ。

 

そんな考えを持っている親は

必ず成人した子に仕返しされることになっている。

 

若者の話を真剣に聞いて学ぼうとしない

年寄りの世話なんか、

誰がするよ。

 

年をとったら、赤ん坊と同じで

可愛げが必要よ。

 

 

だから、世話なんかできないよ。

 

お母さんが望んでいるように

離婚出戻り、からの親の介護人生になったとしたら

翼をもがれた私は、きっと殺意を抱くでしょう。

 

だから最悪の結末を避けるためにも

別々に生きるのが一番いいんだよ。

 

私はあの時一回死んだから

遺書のようなものだと思って聞いてください。

 

子供がそれくらいの決意を見せたら

親だって真剣に受け止めて

変わらなきゃいけないよ。

 

お母さんはもっとお父さんを信頼して

自分たちで人生のゴールを用意しなくちゃ

いけない。

 

子供の人生に乗っかることで

子供に幸せにしてもらおうと言う考えは

もう捨ててね。

 

青森の神様木村藤子先生も言っていたよ。

 

子どもが本当に辛い時

家族全員一丸となって支えてあげましたか?

経済的にとかそう言うことじゃないですよ。

心の支えになってあげましたか?

辛い気持ちに寄り添ってあげましたか?

絶対の味方でいてあげましたか?

 

そうしなかったから、今頃仕返しされているんです。

老後の面倒はみないけど遺産は全部寄こせなんて

言っているんです。

 

あの時、家族全員で支えになってくれなかったことが

よほど辛かったはずですよ。

 

  

 

生きるか死ぬかの辛い時の

「応援してほしい」って

そういう意味だよ。

 

分からなかったんだね。

それなら仕方ない。

 

私は私で幸せになります。

 

 

 

この中から言葉を選んで

新しい門出のメッセージを作成したい。