子の心親知らず

実の母親に家庭を壊された毒親育ちのシングルマザーが親子のあり方を考察するブログ。

他者との親密な関係構築から逃げていると安定した幸福感は得られない

心理学基礎理論を学んでいます。

 

自分の経験と考えが、理論を学ぶことで

ピタッとピースがハマる感じ。

 

今の私にとって心理学の勉強は

イコール癒しです。

 

さて、今日のテーマは

「大人の発達段階」

 

子供は各年齢ごとに発達段階というのがあり、

1歳には1歳の、5歳には5歳の時にクリアしておくべき

課題があるということは多くの人が

知っているでしょう。

 

実は大人にも、発達段階が存在します。

 

成人期(20代〜30代)は他者との親密な関係を求め

それによって幸福の基盤を見つける時期です。

 

だからこの時期は恋愛や結婚が一番盛んなんですね。

 

この年齢の時に他者との”親密な関係”を求めるのは

人間の自然な発達ということになります。

 

そしてそれが成功すると、共感力と自己開示力を

高めることができ、安定した幸福感を得ることができます。

 

よってこの時期に傷つくことを恐れて

親密な対人関係を築く努力をしなかった場合

 

共感力がなくて自己開示もうまくできない

コミュニケーション能力の低い大人になってしまいます。

 

40代で既婚の人と未婚の人(恋愛もほぼしていないような人)

とでは、会話力や物腰が全然違いますよね。

 

「私はお一人様が好きなの!」とか

「人と深く付き合うのは面倒」だとか

 

お一人様はいろんな言い訳をしますが

人間の自然な発達段階に反しているので

何を言っても嘘だとわかります。

 

人間みんな大元の魂は繋がっているので

魂が求めていないことを

「求めているんです!」と口で言っても

みんなそうじゃないと自然とわかってしまう。

 

それは価値観とかの低次元の話ではありません。

 

かわいそうな人だな、とか

何か大きく傷ついたことがあって怖いんだな、とか

強がってるな、とか

思うだけ。

 

だから素直になった方がいい。

 

「過去の失恋経験から立ち直れなくて勇気が出ない」とか

「いい人に出会いたいんですけど何がいけないんでしょうか」

とか素直に欲しいけど手に入らないと言った方が

協力者が現れます。

 

私は図らずもバツイチになってしまいましたが

それでもやっぱり一度は結婚はした方がいいと

断言できます。

 

一度するとしないでは大違い!

 

結婚って本当に魂の修行。

人間力を磨くにはこれ以上の人間関係はないからです。

 

相手の気持ちをわかろうとする心。

自分のことをわかってもらおうとする心。

 

人の痛みがわかる。

いろんな人がいると体感でわかる。

自分の育った家庭が当たり前じゃないことがわかる。

相手のペースに合わせることを学ぶ。

 

これほど人間と真摯に向き合うことって

結婚以外にあるでしょうか?

 

一度も結婚したことがない人は

自分が親に洗脳されていることに気づかない。

 

自分の育った家庭のようじゃない家があることに

気づかない。

 

共感力と自己開示力は

どんな対人関係でも必須の力です。

 

これが高い人は

誰とでも仲良くなれる。

 

心地よい距離感の人付き合いを

することができる。

 

みんな違ってみんないい、と

他者を受け入れられる。

 

成人期にこの力を身につけるかつけないかは

老後の孤独に密接に繋がっています。

 

他人に心を開けない、

自分の価値観以外は拒絶する頑固な老人って

なんて惨めでしょう・・・・。

 

年をとったら誰でも心細くなって

人と繋がりたくなるのに。

 

だから

 

20代30代は

怖がらずに恋愛しよう!

結婚してみよう!

 

豊かな人間関係に恵まれた老後はこの時に

かかっていますよ!