子の心親知らず

出産後2年で離婚した毒親育ちのシングルマザーが親子のあり方を考察するブログ。

アンガーマネジメントができなくなっている日本人ママたち

アンガーマネジメント=怒りの感情を管理すること

 

最近、アンガーマネジメントやアンガーコントロール

必要性が叫ばれている。

 

 


アンガーマネジメント入門 (朝日文庫)

 

 


叱らないでOK! な子育て (クーヨンBOOKS)

 

私が出産後日本に戻ってきて一番びっくりしたこと。

 

日本人が外で怒りを抑えられなくなってる!!!

 

特にママと中高年!!!

 

友達親子と動物園に行った時のこと。

 

熊のえさやりが見られるコーナーに

私たちは10分ほど前から並んで場所を取っていた。

 

えさやりが始まって楽しく見ていると

後からドタドタドタ〜っと小走りにやってきた

2組の母子グループ。

 

私たちは子供が1歳と2歳なので

ベビーカーに乗せて見せていた。

 

後からやってきた親子は子供はいずれも小学生。

 

私たちがベビーカーで最前列にいるから

子供が一番前で見られないのが不満だったらしく

 

1人のママが大きなトゲトゲの声で

友人らしきママに言った。

 

「ちょっとこんな人多いとこでベビーカーなんか

非常識ちゃう!普通たたむやろ。うちの子見られへんやん!」

 

私の子が乗っているベビーカーを覗き込んで

「なに〜そんで寝てるやん!」

 

それを、私に面と向かって言ったのではなく

あくまで連れの友人に向かって言っているのだ。

 

最初自分たちのことを言われていると思わなかったくらい

友達同士の会話みたいにその連れの顔を見て言っていたけど

ベビーカーを覗かれたから

「え?うちらに言ってるの?」と思い

カッチーンときた。

 

私たちは開始前から並んで場所を取ったのであり

その時その人たちはいなくて

始まってから慌ててやってきた。

 

それに人が多いと言ったけど

見ているのは私たち親子とその親子連れ以外には

大人2人だけだった。

 

その人たちが来るまで私たちの後ろには誰もいなかった

のだから、ベビーカーたたまないととは思わない。

 

私たちの子供の方が小さいのに

小さい子に譲ろうね、と我が子に教えていないのか。

 

母親が大声で他人に怒りをぶつけているその尖った声は

普通に自分の娘を傷つけていた。

 

あの時の、その人の娘の歪んだ表情。

子供の楽しい気分をぶち壊している。

もちろん、母親は気づいていない。

 

聞いている友人らしき人は何も言わず

ただふんふんうなづいていた。

 

だから一言言ってやろうと思った瞬間

私の友人が不穏な空気に気づいて

「なんか、もう出ましょうか?」と言った。

 

だから私は「おお〜こわ!」とだけ聞こえるように

言ってその場を離れた。

 

その後別のエリアでその人の小学生の娘らしき子が

友達とふざけながら歩いていてたまたま近くを

通った私のベビーカーにぶつかってきた。

 

するとちらっと私とベビーカーをみたその母親が

またしても連れに

「あれ、またあの人ちゃうん」

と言った。

 

小学生の子がベビーカーにぶつかってきたのに

謝ることもなかった。

 

他人のことを「非常識やわ!」と外で大声で

しかも、面と向かってではなく自分の連れに向かって

言うのが、その人こそが非常識であることと、

面と向かっては文句を言えない小心者であることを

語っている。

 

だけど私は、日本人がこんなにも公共の場で

怒りをあらわにしてしまうことに心底驚いた。

 

あれ?日本人って腹がたってもその場では抑えて

悶々と自分の中で処理する民族じゃなかったっけ・・・?

 

控えめ謙虚おしとやかな日本人は

もう消えてしまったの?

 

また別の日。

 

ショッピングセンターのフードコートで

7歳くらいの男の子を人目も憚らず叱り飛ばしている

ママがいた。

 

偶然隣に座ったのでまる聞こえだったのだけど

どうやら息子が「ポテトが食べたい」と言ったのが

ママの逆鱗に触れたようだった。

 

その言葉遣いがひどかった。

 

「お前家で食べる言うたやろ!ポテト

食べたいってどう言うつもりや!アホか。

ええ?うっざい男やの〜!!」

 

20分くらいは息子を「うざい男」と罵っていた。

 

それも、ただ、フライドポテトが食べたいと

言っただけで。

 

そこへパパがやってきて

一度は「じゃあええやん。ここで食べよか。」

と言ったら

 

ママは「あかん!今日は家で食べるって朝言うた。

ポテトなんか体に悪いもん食べんな。

家でそうめんする言うたやろ!!帰るで。」

 

とプリプリしながら立ち上がり歩き始めた。

 

かわいそうなその男の子は

悲しげな表情で私の娘が食べているフライドポテトを

見つめながらしょんぼり歩いて行った。

 

その人たちの隣で

私たちは2歳の娘と一緒に

「ポテトおいしいね〜」

「おいしいね〜」とニコニコ笑いながら食事をした。

 

さあ、どちらの子供の心が健全に育つでしょうか?

 

日曜日のお昼にフライドポテトを食べたら

取り返しのつかない不健康になるでしょうか?

 

この母親はポテトがどうと言うより

前言撤回されたことが許せなかったのでしょう。

 

この母親の怒り方は

子供の心を取り返しのつかない不健康なものにします。

 

小さな子供がフードコートを通りかかって

ポテトやアイスやらを食べている子を見て

自分も食べたいと思うのは当たり前。

 

ダメならダメで言い方がある。

 

お前うっざい男やの〜、には

親としての愛は少しも感じられません。

 

息子に言っているのか旦那への不満なのか?

 

それに、全体的に挨拶をしないママも多いなと

思う。

 

園の送り迎えで一瞬会うときでも

こちらが笑顔で「こんにちは〜」と言っても

話したことのない人の場合はぺこっと頭下げるだけだったり。

 

道を歩いている時も

ママ友と道いっぱいに広がって歩いて

知り合いと距離を取ることに必死で

通りすがりの人にぶつかったりする。

 

余裕がない。

 

知り合いに気を使うのに必死で

よく知らない人、通りすがりの人が

見えていないような人がすごく多い。

 

まあ、通りすがりの人に怒りをぶつけてしまっても

「なにあの人。」と一時期不快に思われて終わるけど

 

我が子に感情のままに人前で怒りをぶつけるのは

本当にダメです!

 

家でも怒り方は気をつけたほうがいいけど

誰でも他の人の前で怒鳴り飛ばされたら

自尊心がボコボコに凹みます。

 

フライドポテトを食べたことによる

体への影響より

母親に人前で罵られることによる

心への影響を考慮しなければいけません。

 

余裕のない母親たち。

母親に傷つけられる子供たち。

 

人類の未来を考えたら

次世代の幸せを考えたら

 

夫や義母実母への不満を子どもや通りすがりの他人に

ぶつけるんじゃなく、

正々堂々本人にぶつけなさいよ!

 

夫婦の不仲を子どもに背負わせて

円満家庭を装う時代は終わりました。

 

夫婦仲をぶっ壊しても何とでもなるけど

子どもの心ぶっ壊したら取り返しつかないよ!

 

心が不健全に育ってしまったその子が

大人になってまた人を傷つけまくることになる。

 

歳を取ってから自立できない子どもに

すねをしゃぶられ尽くすことになる。

 

日本人よ。

どうせ怒りを隠しきれないなら

本当は誰に怒っているのか自分の潜在意識を

掘ってきちんとその相手に正面から

怒りをぶつけましょう。

 

(怒りについての記事を書いたら怒りが滲む文章になってしまった

ことをお許しください。私も修行中の身です。)