子の心親知らず

実の母親に家庭を壊された毒親育ちのシングルマザーが親子のあり方を考察するブログ。

若くして亡くなるのは人間転生が終わりの方の徳の高い魂

nozomi-movie.jp

 

『望み』という家族の物語をAmazonプライムでみた。

 

人間は誰でも死ぬから

残された者はそれでも日常を諦めずに送っていかなきゃ

いけない。

 

だけど、旅立った人が若ければ若いほど

残された家族の苦しみは大きい。

 

最近インスタでみた

占い師ゲッターズ飯田さんの言葉。

 

人間は10万回転生する。

早く亡くなる人ほど9万回以上人間をやっている

徳のある人

死して周囲に学ばせる立場を選ぶ 

 

わたしはこれまでいろいろな親子をみてきて

自分も親になって出産と離婚と死別を経験して

子どもの死がやっぱり一番辛いんじゃないかと思う。

 

それが何歳だとしても

親にとって自分がこの世に送り出した子を

生きて見送ることほど辛いことはないんじゃないか

と思う。

 

それほどの苦しみを与えられたとすれば

それは何か大きな学びを与えられたということで

気づかなければいけない”何か”があるということだ。

 

変えなければいけない”生き方””考え方”があるはずだ。

 

わたしの元夫の母親の家族は

子どもを先に亡くしている人が多い。

 

夫の母は6人姉妹(うち兄が一人)だが

そのうち3人が息子を40歳前に亡くしている。

 

一人は26歳で交通事故

一人は30歳でバイク事故

そして夫、38歳で転落事故

 

多くないか?

 

わたしの夫が亡くなる6年前に

30歳の息子を亡くした夫の母の妹は

元夫が亡くなった時義母に

「あんたんとこは結婚して子どもまで

もうけてから死んだんだからまだマシだよ。

うちの息子はまだ何も、してなかった。」

 

そう慰めたそうだ。

 

わたしは母親の立場として

離婚した嫁の立場として

義母のことを想うと涙が出そうになる。

 

長く精神病を患い

家族を振り回して

親のお金を使うだけ使って

心配事の絶えない

大変な息子だっただろうけど

 

それでも母親なら

どんなでも生きていて欲しいと

願っていたと思う。

 

自分より長く、生きていて欲しいと

当然のように思っていたはずだ。

 

去年義母と離婚以来初めて電話で

話した時

 

彼女は

「運命だよ・・・」

とため息をついただけで

 

泣き言やわたしを責めるようなことは

一言も言わなかった。

 

子供が先に事故で死んで

「運命だよ」と

割り切れる強さに

正直驚いた。

 

その時まだ一回忌も過ぎていなかった

のだから。

 

かなり波乱万丈な人生を送ってきた

義母だけど

兄弟姉妹が若くして息子を亡くしているのを

そばで見てきたのもあるのか

 

すでに受け入れているような感じを受けた。

 

だけど、彼女たちは若い息子の死から

何かを学んだだろうか?

 

天は自分に何を伝えようとしているんだろう?

と考えて向き合って悩めば

それはとても苦しい。

 

何が起きても

「運命だよ」と

割り切って変わらぬ日々を淡々と送れば

それは案外楽なのかもしれない。

 

でも転生の終わりのほうで

死して周囲に学びを与えることが早く旅立った魂の

目的なら

やはりきちんと”気付き”を得る努力を

しないと報われないのではないかと思う。

 

木村藤子さんも”気付き”の大切さを

散々説いていらっしゃるし。

 

 

 

 

義母の家系は

なかなか誰も気付こうとしないから

こんなに若い人の事故死が続いているんじゃないかなあ、

子どもの心よりお金を重視し過ぎているからじゃないかなあ、

 

わたしはそう思っているが

彼らはいつ気づくのだろう。

 

確かに夫は徳の高い魂だったと思う。

 

転生の終わりの方の徳の高い魂は

早く亡くなる以外に何か障害を持っていることも

多いそうだけど

 

実際夫は統合失調症という非常に難しい

精神障害を持っていた。

 

それを障害というのか才能というのかは

別にして。

 

周囲の普通の人々にとって理解が難しい

存在として学びを与える。

 

そばにいる人間は、そばにいたいと願う人間は

理解できないからこそ必死に学ぶ。

 

少なくとも、わたしは必死に学んだ。

今も、学びは続いている。

 

夫は

アカシックレコーディングをしてもらった時

過去生で即身成仏している魂だと言われたし、

亡くなってからわたしの瞑想中に現れた姿は

観音様だったから

 

もう人間は終わったんだろう。

 

彼の、人間として最後の人生の

最後の1ページのパートナーに

わたしが選ばれた。

 

そして彼が人間として最後に残した

子どもを育てる義務を与えられた。

 

この子は、どんな人間になるんだろう。

 

学びつつ

楽しまないとな。

 

最近つまらないのは

感謝を忘れているからだろうか。